アオクジラ-Bluepain-

日々徒然に思ったことを書き記します。ワッショイ!

イツワリノウタヒメ

2009年12月28日 20時43分29秒 | 映画
本年、映画館納めとして
「マクロスF-イツワリノウタヒメ-」観てきました。

マクロス全部入りとも評されるように
テレビシリーズ第一作目から蓄積されてきた
これぞマクロスというエッセンスがこれでもかというほど詰め込まれていて
この世界観が好きな自分としてはシナリオそっちのけでも楽しめる作品でした。

以下、意味不明な内容が続きます(笑)

VF-25がカタパルトから飛び立つとことか
船団のロングショットとか
或いは、巨人族と人の混在する町並みとか
仮想的に作られた空とか
挙げたらきりがないわけですが
かつて、マクロスプラスで再現された作中のライブシーンや
市街地での戦闘シーンなどなど
どれもこれも現在の表現技術を結集してビルドアップされていて惚れ惚れしました。

内容はテレビシリーズの素材やシナリオを再構成したものですが
7割くらい新規で作成されたらしく新鮮な感覚で楽しめます。
2部構成の前編としては後編に期待感の高まる出来で非常に楽しみです。

最近観た映画

2009年12月28日 20時41分52秒 | 映画
◆フィッシュストーリー
アヒルと鴨のスタッフが再結集して作成されたそうなんですが
前作にあった流れるようなストーリーテリングが
すっかりなりを潜めてしまったように感じて残念でした。
シチュエーションは変えても登場事物の佇まいは踏襲してたほうが良かった気がする。

◆グラントリノ
クリント・イーストウッドは安定感のある作品を作るなぁという印象。
ここ最近、ハズレる作品は作ってない気がします。
小さな町で愚かで臆病な人たちが巻き起こし、巻き込まれる事件を背景に
命の使い方について考える作品。
日本の政治家は必ず見たほうが良いと思う。

◆ぬくぬく
ぬっくんこと温水洋一と猫のなんともまったりした作品。
ただほのぼのとした物語が続くのかと油断してると
ラストでうっかり持っていかれちゃうので素敵です。
基本猫好きはニヤニヤして見たら良いです。

◆釣りキチ三平
タイトルどおり。釣りを主軸にした映画です。
同名の漫画をご存知の方も多いかと思います。
釣り好きとしてはもう少し色んな魚を釣ってほしかったなぁと思います。
フライフィッシングをするシーンでリバーランズスルーイットを思い出した。
仕草の美しさでは後者の方が上だったと思います。

M-1

2009年12月21日 01時02分09秒 | 日記
今年もM-1が終わりました。
優勝は初出場のパンクブーブー。記録としてはね。

でも、今回は記録より記憶じゃない?って思いが強いです。
ルール上、最終決戦での3組では優勝者はそうなのかもしれないけれど
全てのネタの中で明らかに突出してたのは笑い飯の一本目でした。

久しぶりにM-1のパンチ力を味わえたと感じたのはあの一本だったなぁ。
初めて笑い飯がM-1の舞台に現れたときの衝撃を思い出しました。

紳助が100点をつけたという事実の意味は
たぶんM-1史上でも伝説とされても良いと思う。鳥肌立ちました。
奇しくも鳥ネタでしたけれどもね。

審査の時に松本、紳助に次のネタはないといういじられる場面があって
冗談のように進行は移っていったけれど
たぶんもうわかってたんだろうなという気がしました。

優勝こそしていないけれど、常に決勝に顔を出していた
彼らの実力は誰も疑わないし
来年以降、笑い飯がいたM-1おもろかったなぁって思う気がする。

鳥人面白かったなぁ、アホみたいに笑った。最高でした。

ONE PIECE STRONG WORLD

2009年12月20日 16時53分09秒 | 映画
タイトルどん!ってことで観てきました。

まだ公開2週目ということで21時の回でも超満員。

人でぎっしりな劇場を見て
尾田栄一郎っていう一人間のネームバリューの
凄まじさを改めて認識しました。

アニメ映画で動員数の大きなジブリ作品や最近ではエヴァでも
宮崎駿とか庵野秀明というネームバリューのほかに
スタジオとしての評価がプラスされているけれども
今回のそれはおそらく純粋な尾田栄一郎の評価ではなかろうか…
(とはいえ、映画は多くの素晴らしいスタッフが作っているのですが)
かく言う自分もまず見に行かないジャンプ映画を見に行ってきたわけで。
少々この現象は他のアニメ映画の人気とは別物に思われました。

で、実際どうだったかというと凄いスケールに仕上がってました。
世界観の自由度を存分に生かした舞台設定と
カッコ良さを追求した要所要所の決めシーン。
ただ、漫画で十分それらを追求している分
それを越えていくというハードルは高かった感じがしたし
仲間たちも増えてきて、それぞれを掘り下げるにも時間的な制約などあって
観客それぞれの中で見たいキャラが期待通りに活躍できたかで
満足度が変わるんだろうなということも感じました。

尾田栄一郎のこだわりはOPにあるということで
冒頭、それぞれのキャラが登場していく数分間は
これでもかというほど贅沢でした。

今作はシナリオはシンプルにってことで進められたそうなんですが
個人的にはシナリオに期待してたのでそこだけが残念でしたけど
映画館に足を運ぶ人の期待には十分に応えてる作品でした。

2012

2009年12月13日 15時53分24秒 | 映画
2012を見てきた。
もう素晴らしいバカ映画でした。賞賛に値する。
ダイハード4.0の時に感じた感覚に似てます。
とんでもない絶望的なシーンなのに
なんでこんなに笑えてしまうのだろうという妙。

ラストは広げた大風呂敷がきれいにたたみ切れたとは
ちょっと言いがたいものでしたけども
映画館でお金を払ってみるには十分な作品でした。
CMで一応、愛がどうしたとか大切な人がどうしたとかいってますけど
そんなの作品性にほとんど不要です。

もう、単純にエライこっちゃーって楽しみましょう。
ビールにポップコーンで最高ですよ。ええ。

無題

2009年12月07日 23時48分19秒 | 日記
途方もないその距離を測るのをやめたと同時に
踏み出していた足も止まる

眼前には未だ何も見えず
振り返っても街は遥か遠く
喉の渇きも忘れるくらい途方に暮れて

元気?
などと他愛のない文面の手紙をしたためる
無論、届ける宛もなければ、届ける手段もない

糞忌々しい青空を仰ぎながら
赤茶けた土の上に身を横たえて
何処かの誰かが車で潰してくれないかと願う

無論、人も車も動物さえも一向に通らないのだけれど

うらなり君

2009年12月04日 01時08分23秒 | 日記
素晴らしい仕事って何?
素晴らしい人って?

素晴らしい人生とは?

問うたところでどうとなるわけもなく
とはいえ問わずにはおられない。

その疑問符が浮かんだ時点で
少なくともその回答とは
一線を画したところに自分の身は置かれている。

不毛なロジック。