何処でも一緒

血は繋がってないが姉然とした人が
世界一周から生還してきた。

うっかり死んじまう可能性があるから
あながち冗談でもない表現。

およそ一年半ぶりに顔をあわせても
世界の影響など何処吹く風でいつも通り。
そーいうトコがやっぱり偉大。

普通の人なら外国にかぶれて
日本を卑下したりしそうなものだ。
そういうハッピーな奴も幾らか知っている。

ところがしれっとした顔で
「やっぱり日本が楽で良い」ってさ（笑）
根本的に隔たりがないんだろうな。何処にも。

何処へ行こうが自分の立っている場所は此処でしかない。
そういうのが普通のヤツには出来ないんだわ。

ブームの爪痕

ブームはそれがブームだと認識された時には
本質を失っている。
大衆が受けいれられることを
大前提とするのだから
均一化され簡略化されるのは
悲しい宿命なのでしょう。

ピークは過ぎてもまだまだお笑いブーム。
やはり質は落ちた気がします。

今更ですがR-1見ました。
みんなこなれていたけれど
頭一つ抜けてた人はいなかった気がする。
バカリズムは相変わらず面白かったけど地味過ぎました。
とはいえ中山功太に負けてるとは思えない。

かつてのR-1が好きなので
あべこうじのネタには好感が持てました。
やっぱりしゃべり一本の芸人が好きです。

ジャックバウアーとかゴルゴとか
反則だと思うんだよな～。
借り物はダメです。

まだ、とりいみゆきの方が
正々堂々としてた。
意外とまとまってて１番驚きました。

徳井の棄権がとても残念です。

R-1もぬるくなったけど
来月から始まるS-1はひどいですね。

どこかの社長はお笑いは芸術だと言ってますが
賞金主導で権威のない件の企画は
確実に笑いを商業的にする。

典型的なアホの金持ちの発想です。
自分で芸術性を壊してるわけですから…

R-1の敗者復活も酷かったですが
審査を一般ユーザーがするのだから
人気先行の結果になる気がします。

ブームってそういうもんですけど。

それで腕の良い芸人が
残っていくのならそれでも
良い気がします。
結局、是か非かどっちなんだ（笑）

ブームといえば
個人的にはホラーブーム以降の
ホラー作品の不作具合が悲しいです。
10年前に戻して欲しい。
大好きな篠田節子に出会ったのも
当時のホラー短編がきっかけだったなぁ。

これじゃ
まるで古き良き日を思い返す
オッサンですね…あわわ。

空の向こうから

世界一周をしていた姉（血の繋がりはない）が2月頭に帰ってきた。
連絡よこさないので気づくのに数日かかった（笑）

なんとも拍子抜けする自由人。

で、その姉の最後の絵葉書が今頃になって届いた。
最後の消印はベトナム。
2週間前のベトナムからの便りは
さながらリアルタイムスリップ。といった塩梅。
なんかね、中々に粋な感じがしたよ。

最後のあて先が坊主様宛てになってるという気の利かせようで
いやーホントに自由人。
（郵便局の人は本名だと思っただろうか…）

悔しいので嬉しかったです。
生きて戻ってきて何よりだった。


お互い、中々死にそうもないけど
いつ死んでもおかしくないという属性が付いているのでね（笑）

ブラインドネス

あら目が見えないの？大変ねぇ

先天的に目が見えない青年に対して
それを知ったおばさんは同情の声をかける


その滑稽さに素早く気がつく人は彼と気が合うのだろうなと思いました。
先日読んだ、チルドレンの話。

それについては親切にその後に解説的なセンテンスが続きますが
元々、目が見えない人にとって「見えないこと」は
ただ普段どおりのなんでもないことなんですよね。

タイトルと同様の映画が先日までやってましたが
そっちは後天的に目が見えなくというお話で
その意味合いは全く違ってきますが観てみたいです。


起き抜けに「チルドレン」の映画版を見ました。
構成上カットされるエピソードは出てきますが
件の盲目の青年とのシークエンスはカットされていました。
作者らしさの一番象徴的な部分なだけに残念でした。
メインの話も万引きの方で残念でした。
奇跡を起こす方を映像化して欲しかったんですけどね…

ちなみに、陣内役は大森南朋は違う気がした。
陣内孝則だろー（笑）
最低限タッパはもっとあったほうが良かったです。
言葉の喋り方もイメージと違ったなぁ。
決して大森南朋は悪い役者じゃないんですけどね。

粗悪な未来像

書くことねぇっつか
書けることねぇっつか

基本、ろくでもない事を書くブログだから
それで良いんだよって思わなくもないんだけど

こうも愚痴ばかり出るようじゃ流石にね

たまには良い事あったぜ的な事を書きたいじゃないか！
書かせろってんだこのやろう。

胸のすくような出来事は驚くほどない。
年始一ヶ月にして今年は絶望的だわさ。