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時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

『アメイジング・スパイダーマン』

2013-07-12 00:24:17 | 映画・海外ドラマ

前シリーズの一作目スパイダーマンからまだ10年しか経っていない。

リメイクにはチト早すぎる感がある。

それに、前作の面々は私のお気に入りばかり。

監督サム・ライミも主役のトビー・マグワイアもヒロインのキルスティン・ダンストも。

別に見なくてもよかったがWOWOWでやっているなら見てもいいだろう。

と、思い見たが、意外にもよかった。

正直、前作より好き。

サム・ライミには悪いが監督の力量は本作の方が上回っている。

役者の生かし方、無駄の無さ、見せ場の盛り上げ方、いずれも前作を上回っている。

さて、肝心のスパイダーマン役はというと、これは甲乙つけがたいところ。

前作のトビーは実力もあるし、華もあるし、顔もいい。

非のつけどころのないスパイダーマンだったが、本作のアンドリューも異彩を放っている。

顔は地味で老け顔でとても美形とはいいがたいがなにかしら惹きつけるものがある。

近所の兄ちゃん的な親近感がある。

演技もしっかりしている。

見続けるほどに味わい深さを増していく。

彼の演じるスパイダーマンはマスクをかぶっていても人間味にあふれている。

アメコミヒーローらしからぬ泥臭さと庶民性がある。

アンドリュー・ガーフィールド。

よくぞこんな奇特な役者をキャスティングをしたものだ。

ハリウッドの眼力の高さには感服する。

★★★☆

ところで、彼。

『サイコ』のアンソニー・パーキンスによく似ている。

左アンソニー、右アンドリュー。

笑うととくに似ている。