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時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

羽生の頭脳

2012-12-07 01:23:53 | 将棋

A級順位戦、羽生三冠が高橋九段を下した。

これで羽生三冠は今季順位戦6勝0敗となった。

そして、なんとA級順位戦は現在21連勝中である。

A級棋士相手に21連勝は驚異としかいいようがない。

ちなみに早指しのNHK杯も現在21連勝中である。

40歳を超えて衰えるどころか活気づく羽生ちゃんであった。


竜王戦 第5局

2012-11-29 20:56:09 | 将棋

渡辺竜王終盤の激戦を制し9度目の防衛に成功。

終盤の激戦というのはあくまでも森下九段の弁による。

もしかするとハッキリした終盤だったのかもしれない。

今日の聞き手は山田久美女流三段。

ひさしぶりに見たらだいぶお年を召されていた。

美形なんだろうけど、私はどうもこの方の聞き手は好きになれない。

な~んか、しゃしゃり出るんだよな。

しったかぶりというか。

負けん気が強いというか。

そういえば女流棋士にもうひとりいたな。

もっと尊大な人。

千葉涼子四段。

この人、解説者と対等のような気でいるんだよな。

いつも分かったような顔してああだこうだいうのよ。

そこまで分かるんだったら奨励会行けよといいたくなる。

その点、矢内理絵子四段は謙虚だよね。

実力は山田、千葉女流より上なのに、ぜんぜん出しゃばらない。

常に解説の棋士に花を持たせる。

それでいて凛としていて気品がある。

やっぱ矢内さんはいいよねぇ~♪

 


竜王戦 第4局

2012-11-22 00:27:40 | 将棋

丸ちゃん、竜王に一矢を報いる。

これまでの負けが嘘のような快勝。

これで一勝三敗。

崖っぷちで踏みとどまる。

竜王戦はまだ続く。

解説は森内名人。

この方、意外と面白い人だった。

羽生ちゃんよりぜんぜんユーモラス。

 


竜王戦 第3局

2012-11-10 00:19:32 | 将棋

渡辺竜王ギリギリの戦いをしのぎ、三連勝。

丸ちゃん終盤に勝ちがあったかもしれない。

加藤九段は竜王の大逆転勝ちと評していた。

こういうとき解説に羽生ちゃんがいたらと思う。

中村八段の解説ではいまひとつ謎だった。

竜王戦、このまま渡辺竜王が押し切るんだろうな。

なんか丸ちゃん可哀想~

な~んて同情してはいけません。

丸ちゃん、仮にこのまま負けても賞金1550万円が貰える。

くわえて、挑戦者決定戦の対局料が440万円もある。

ふたつを合わせて1990万円も貰えるんだからね。

ぜんぜん悲しむことではないんだよ。


A級順位戦5回戦、渡辺明竜王対屋敷九段

2012-11-06 20:53:09 | 将棋

<渡辺ブログより>

先日の広瀬七段戦(棋王戦)に続いて▲46銀型の定跡形。

予定通りの進行でしたが研究に大きな穴が空いていて、

簡単に負けてしまいました。

予想外の手が出てから時間を使うつもりでしたが、

その時点で既に敗勢というお粗末な将棋。

結局、時間を使うところがなく持時間6時間を半分以上余しての投了。

こういうことが減るように研究精度を高めないといけません。

申し訳ない内容でした。

                  ◆

渡辺竜王にも研究の穴があったとは。

それにしても、おそろしや近代将棋。

近代将棋はただ強いだけでは勝てない。

データーをいっぱいためこんだ頭脳でないと負けてしまうのだ。

いよいよもってコンピーター将棋の独壇場になっていくのだな~


中原十六世名人

2012-10-21 00:02:14 | 将棋

2008年に中原十六世名人が引退した。
61歳だった。
その年の中原名人の戦績は以下の通り。(不戦敗は除く)

○ 先 佐藤康光 第21期竜王戦 1組 5位決定戦 2回戦
● 後 羽生善治 第21期竜王戦 1組 5位決定戦 決勝
○ 先 山崎隆之 第16期銀河戦 Hブロック 10回戦
○ 後 羽生善治 第16期銀河戦 Hブロック 11回戦
○ 後 畠山鎮 第34期棋王戦 本戦 2回戦
● 後 横山泰明 第16期銀河戦 決勝T 1回戦
○ 先 木村一基 第58期王将戦 二次予選 2回戦

そうそうたる棋士を相手に、勝率7割1分4厘。
なんと早指し最強の羽生名人(当時)に早指しで勝っている。
恐るべき61歳。
大山十五世名人に次ぐ、昭和の大巨人である。


王座戦 第四局

2012-10-04 02:14:26 | 将棋

私が将棋を指していた頃によく見かけた将棋。

古い戦型だけに羽生ちゃんの方が指し慣れていそう。

その後指し手は進み、現在羽生ちゃんがやや優勢の模様。

今日も羽生ちゃんが伸び伸びと指している感がある。

よほど調子が良いのだろう。

                  ◆

その後、羽生二冠が勝勢になり、それを渡辺竜王が逆転し、

渡辺竜王があと数手で勝ちの場面で、羽生二冠があっと驚く妙手を指し、

詰めろ逃れの詰めろになり、やむなく渡辺竜王は唯一の打開策、千日手に持ち込んだ。

いやはやすごい戦いであった。

                  ◆

指し直し局。

午前二時、羽生二冠が死闘を制する。

王座は俺のタイトルだ、といわんばかりの気迫の勝利。

解説の浦野八段もたいへん面白かった。

12時間も将棋を見続けたのは初めてだ。

それだけ見ごたえのある名局だったといえよう。

やはり横綱対決は面白い。

終局まじかの写真。

立ち合いの大内先生はほとんど寝ていた。

                    ◆

羽生二冠の勝因。

やはり私が推奨した振り飛車で2局戦ったことだろう。

ぐふっ。