A級順位戦、羽生三冠が高橋九段を下した。
これで羽生三冠は今季順位戦6勝0敗となった。
そして、なんとA級順位戦は現在21連勝中である。
A級棋士相手に21連勝は驚異としかいいようがない。
ちなみに早指しのNHK杯も現在21連勝中である。
40歳を超えて衰えるどころか活気づく羽生ちゃんであった。
A級順位戦、羽生三冠が高橋九段を下した。
これで羽生三冠は今季順位戦6勝0敗となった。
そして、なんとA級順位戦は現在21連勝中である。
A級棋士相手に21連勝は驚異としかいいようがない。
ちなみに早指しのNHK杯も現在21連勝中である。
40歳を超えて衰えるどころか活気づく羽生ちゃんであった。
渡辺竜王終盤の激戦を制し9度目の防衛に成功。
終盤の激戦というのはあくまでも森下九段の弁による。
もしかするとハッキリした終盤だったのかもしれない。
今日の聞き手は山田久美女流三段。
ひさしぶりに見たらだいぶお年を召されていた。
美形なんだろうけど、私はどうもこの方の聞き手は好きになれない。
な~んか、しゃしゃり出るんだよな。
しったかぶりというか。
負けん気が強いというか。
そういえば女流棋士にもうひとりいたな。
もっと尊大な人。
千葉涼子四段。
この人、解説者と対等のような気でいるんだよな。
いつも分かったような顔してああだこうだいうのよ。
そこまで分かるんだったら奨励会行けよといいたくなる。
その点、矢内理絵子四段は謙虚だよね。
実力は山田、千葉女流より上なのに、ぜんぜん出しゃばらない。
常に解説の棋士に花を持たせる。
それでいて凛としていて気品がある。
やっぱ矢内さんはいいよねぇ~♪
丸ちゃん、竜王に一矢を報いる。
これまでの負けが嘘のような快勝。
これで一勝三敗。
崖っぷちで踏みとどまる。
竜王戦はまだ続く。
解説は森内名人。
この方、意外と面白い人だった。
羽生ちゃんよりぜんぜんユーモラス。
渡辺竜王ギリギリの戦いをしのぎ、三連勝。
丸ちゃん終盤に勝ちがあったかもしれない。
加藤九段は竜王の大逆転勝ちと評していた。
こういうとき解説に羽生ちゃんがいたらと思う。
中村八段の解説ではいまひとつ謎だった。
竜王戦、このまま渡辺竜王が押し切るんだろうな。
なんか丸ちゃん可哀想~
な~んて同情してはいけません。
丸ちゃん、仮にこのまま負けても賞金1550万円が貰える。
くわえて、挑戦者決定戦の対局料が440万円もある。
ふたつを合わせて1990万円も貰えるんだからね。
ぜんぜん悲しむことではないんだよ。
<渡辺ブログより>
先日の広瀬七段戦(棋王戦)に続いて▲46銀型の定跡形。
予定通りの進行でしたが研究に大きな穴が空いていて、
簡単に負けてしまいました。
予想外の手が出てから時間を使うつもりでしたが、
その時点で既に敗勢というお粗末な将棋。
結局、時間を使うところがなく持時間6時間を半分以上余しての投了。
こういうことが減るように研究精度を高めないといけません。
申し訳ない内容でした。
◆
渡辺竜王にも研究の穴があったとは。
それにしても、おそろしや近代将棋。
近代将棋はただ強いだけでは勝てない。
データーをいっぱいためこんだ頭脳でないと負けてしまうのだ。
いよいよもってコンピーター将棋の独壇場になっていくのだな~
第62回 NHK杯テレビ将棋トーナメント
10月28日 2回戦 第12局
羽生 善治 NHK杯 VS 橋本 崇載 八段
橋本八段の意気込み。
http://www.youtube.com/watch?v=UNLgA-B7_sE&feature=player_embedded
で、結果は橋本八段の惨敗。
2008年に中原十六世名人が引退した。
61歳だった。
その年の中原名人の戦績は以下の通り。(不戦敗は除く)
○ 先 佐藤康光 第21期竜王戦 1組 5位決定戦 2回戦
● 後 羽生善治 第21期竜王戦 1組 5位決定戦 決勝
○ 先 山崎隆之 第16期銀河戦 Hブロック 10回戦
○ 後 羽生善治 第16期銀河戦 Hブロック 11回戦
○ 後 畠山鎮 第34期棋王戦 本戦 2回戦
● 後 横山泰明 第16期銀河戦 決勝T 1回戦
○ 先 木村一基 第58期王将戦 二次予選 2回戦
そうそうたる棋士を相手に、勝率7割1分4厘。
なんと早指し最強の羽生名人(当時)に早指しで勝っている。
恐るべき61歳。
大山十五世名人に次ぐ、昭和の大巨人である。
私が将棋を指していた頃によく見かけた将棋。
古い戦型だけに羽生ちゃんの方が指し慣れていそう。
その後指し手は進み、現在羽生ちゃんがやや優勢の模様。
今日も羽生ちゃんが伸び伸びと指している感がある。
よほど調子が良いのだろう。
◆
その後、羽生二冠が勝勢になり、それを渡辺竜王が逆転し、
渡辺竜王があと数手で勝ちの場面で、羽生二冠があっと驚く妙手を指し、
詰めろ逃れの詰めろになり、やむなく渡辺竜王は唯一の打開策、千日手に持ち込んだ。
いやはやすごい戦いであった。
◆
指し直し局。
午前二時、羽生二冠が死闘を制する。
王座は俺のタイトルだ、といわんばかりの気迫の勝利。
解説の浦野八段もたいへん面白かった。
12時間も将棋を見続けたのは初めてだ。
それだけ見ごたえのある名局だったといえよう。
やはり横綱対決は面白い。
終局まじかの写真。
立ち合いの大内先生はほとんど寝ていた。
◆
羽生二冠の勝因。
やはり私が推奨した振り飛車で2局戦ったことだろう。
ぐふっ。
プロ棋士の引退時期の目安。
武者野勝巳七段に負けたとき。
昨日、ひふみんがその地雷を踏んだ。
神武以来の天才、加藤一二三九段も
ついに焼きが回られたようだ。