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時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

塚田九段の涙

2013-04-14 14:07:37 | 将棋

電王戦第四局。

今日はいろいろあってまともに見る時間がなかった。

中盤あたりで昼寝して、起きたときには大差をつけられていた。

-2900。

終わっているに等しい。

解説の木村八段も負けを宣告。

一方的に差が開いてる上に、Puella αは大ゴマ四枚を所持。

ポイント的に待将棋に持ち込むのは相当困難。

投げるのは時間の問題と思われた。

塚田九段の懸命の粘りを尻目に食事に立つ。

食事を終えて盤面をのぞくと異変がおきていた。

不可能と思われていた塚田九段の駒数が引き分けポイント24に近づきつつある。

あと2ポイントで持将棋に持ち込める。

この待将棋模様にPuella αは明らかに手を焼いている。

入玉の攻防は理解していても、駒数の競い合いには対応しきれていない。

Puella αの唯一の弱点が露呈された。

塚田九段の強靭な粘りも大きい。

「投げない男」の異名をとるだけのことはある。

並みの棋士なら完全に投げているところ。

執念としかいいようがない。

刺し違えてでも敵を道連れにしてやろうという気迫を感じる。

その粘りが奇跡を生んだ。

まごつくPuella αを翻弄して駒数ポイント24を獲得した。

持将棋成立。

引き分け。

技術論を超えた魂の引き分けである。

これで分かったことは、人が鬼に勝つには刺し違えるしかない。

ほんとうにそうなのか。

それしかないのか。

その答えは、一週間後、三浦九段が証明してくれる。

ミウミウ。


電王戦 第四局予想

2013-04-11 11:42:58 | 将棋

塚田九段の対戦相手のPuella αを調べた。

将棋倶楽部24でレーティング3300を超え、過去最高記録を作った。

非公式だが現役タイトルホルダーや有望若手棋士らが大きく負け越した。

とのこと。

3300・・・

無理だな。

塚田九段では勝てない。

もし勝機があるとすれば、序盤でPuella αの弱点を突きまくる。

(弱点があればの話、弱点がわかればの話)

序盤で大きくリードすること。

金か銀一枚くらいの差をつけること。

そのくらい先行しないと勝ちきることはできないだろう。

それができずに塚田九段が序盤タイで進行した場合の勝率は2割とみる。

塚田九段が対Puella αの研究をどれだけしているかが大きなカギになる。

秘策なくして勝ちはなし、と予想する。


明日への伝言

2013-04-05 21:00:20 | 将棋

忘れそうなので伝言。

あしたは電王戦。

今年、よもや人間側が負け越すようなことがあれば、来年は菅井、

永瀬、糸谷、中村太地、豊島のスーパー若手布陣で挑みたい。

これで負け越すようだと先は短い。

そう長くない時期にB1の壁を破り、Aの壁も粉砕していくだろう。

あの二人が対戦したとしても・・・


無呼吸三手詰。解けたら一億円。

2013-04-04 00:50:18 | 将棋

まずは模擬試験。

息を止めてからスタート。

20秒あたりで早くも苦しくなる。

30秒あたりで自信をなくす。

駒がゴチャゴチャして難しい。

やばい。

死にそう。

40秒あたりでそれらしき筋を発見。

50秒まで再チェック。

よし解けた。

一億円獲得。

しかし、これがガチだったら恐怖で吐くぞ。


詰将棋を考えながら

2013-04-03 14:27:00 | 将棋

昼食後、リビングにて。

トイレを我慢しつつ、新聞の詰将棋に挑む。

手を読みながら頭の中でひとりごとが始まる。

私A 「今日の紳哉の詰将棋は難しか」

私A 「一見、詰みそうにない」

私A 「初手がわからん」

7分経過。

私A 「ははっー」

私A 「初手は3四桂やな」

私A 「ふふっ♪」

私A 「んーーー?」

私A 「王が1三に逃げられたときがわからん」

私A 「詰みそうにない」

私A 「わからん」

私B 「これが解けるまでトイレには行かせんけんね」

私A 「急になんばいいようと」

私B 「本気で行かせんけんね」

私A 「無理たい」

私B 「行かせん」

私A 「ぜんぜんわからん」

私B 「はよ解かんか」

私A 「ア゛ア゛ァァーもれる」

と、いうことでトイレに駆け込む。

ギリギリ間に合う。

詰将棋もトイレの中ですぐに解ける。

三手目、飛車で王手。

相手の合い駒を想定する。

その合い駒を飛車で取る。

龍を捨てて王を1一に落とす。

最後は先に取った合い駒で詰ます。

9手詰。

野暮ったい手順だけにかえって難しい。


不覚

2013-03-31 03:43:00 | 将棋

不覚にも電王戦第二局を忘れていた。

不覚にもプロ棋士がコンピューターに負けていた。

歴史的快挙と言われているが「快挙」で終わればまだいい。

残り3戦ともコンピューターが勝って、機械が勝つのが当たり前に

なったら日にはもう「快挙」ではなくなる。

人間が勝つ方が「快挙」になくなってしまうよ~


電王戦始まる!

2013-03-23 15:29:28 | 将棋

先鋒、阿部四段。

この局面から見だしたが、すでに人間側優勢。

コンピューター側やや指し切りの模様。

解説は阿久津七段と矢内ちゃん。

豪華な二人、惜しみない投入。

これも日本将棋連盟の気合いの現れ。

矢内ちゃん、NHK杯のときよりだいぶくだけている。

いい感じ。