１試合１回打てば終わりな人

本当に理解してますか？

西武・中島「苦しい投球させている」(サンケイスポーツ) - goo ニュース

　（交流戦、西武１－１広島＝延長十二回引き分け、４回戦、西武２勝１分１敗、１０日、西武ドーム）九回先頭の中島が、広島の抑え・サファテから値千金の９号ソロ。土壇場で同点に追いついたが、延長十回、二死満塁のサヨナラ機は空振り三振に倒れた。「いつも牧田の時は点が取れないから、苦しい投球をさせてしまっている」。毎回好投しているサブマリンを援護できていないことに反省しきりだった。

９回の同点ホームランは見事だったよ。
でも、もっと大事な延長１０回、２アウト満塁で抜けた変化球に空振り三振っていったいなんなのさ。
中島は、１試合に１度、良い仕事をしたらもうダメなんだよね。
「あぁ、また中島だ…」って相手チームをどん底に突き落とすような活躍を、ここ数年はしていないと思う。
それじゃダメなんだよ。

あの打席は、ヒットさえ出ればサヨナラという場面なのに、変化球をフルスイングで迎えてしまっていた。
初めから内野を越すことさえ想定していれば、空振りした球はすべてボール球だったので見逃すことも出来ただろう。
押し出しの可能性があったくらい、ストライクゾーンには来ていなかったぞ。

最近は、２ストライク後の「合わせる」バッティングもなりを潜めている気がする。
去年まではそれが出来ていたからこそ、打率が良かったというのに…。


しかしその１０回の攻撃は、広島側の「作戦勝ち」といったことになるのかな。
一向に調子が上がらず、昨日の試合も１本も打っていなかった片岡を敬遠して栗山・中島勝負に出るなんて、普通に考えたら正気の沙汰じゃないな。
それでも、結果的には二人とも三振で仕留めたんだからなぁ。
いやぁ、言葉に詰まる。

「エース」とはなんぞや

そりゃ、連敗はいつか止まるものだが…。

広島、連敗止める＝プロ野球・西武―広島 （時事通信） - Yahoo!ニュース

　広島が効率よく得点し、連敗を10で止めた。二回に石原の中前打で先制。四回は石原、東出の適時打で2点を加え、六回に松山の初本塁打となる2ランで突き放した。バリントンは7回1失点で5勝目。西武は涌井が制球難から崩れて4連敗。

ダルビッシュが３試合連続完封しているかと思えば、涌井は１０連敗中の絶不調広島に６回５失点という体たらくで負けるという情けなさ。
契約更新時にあちこちでダルビッシュと比べている「にわか」が多くいたが、これがダルビッシュとの大きな差だよ。
2.5億の年俸だって高いわ！

まぁ、涌井ばかりを責めるのもどうかと思うんだけどね。
相変わらず、打撃陣がひどすぎ。
交流戦に入って少し上向きになって安心しちゃったのかね。
４月の頃に戻ってしまったかのようだ。

片岡と中島は本気でなにか手を打たないと、今シーズンずっとこのままだぞ。
ちょっと調子が上向いたと思ったらすぐにダメになる。
重傷だよ。

片岡は、どうにかして打ち上げる癖を直させないと、飛ばない球を使っている限り上向くことはないだろう。
中島も、バカの一つ覚えの上段に構えてのフルスイングは止めろ。
どちらも球が飛ばないから躍起になって振っている感じがするんだよね。
二人とも、中村みたいに「飛ばす才能」があるわけじゃないんだから、どうしたらヒットになるかを考えるべき。

渡辺の采配もまた悪くなってきたな。
なぜ平尾がスタメン？
石井義の外野起用もいつまで続ける？

代打起用もちょっと違うと思う。
７回、秋山にたいして斉藤を代打に使ったが、そこは後藤じゃないのか？
というか、後藤に何を期待する？
ここぞってときに出てきて打てるような人材じゃないよ。
代打要員に困るのならば、石井を控えに残して後藤をスタメン起用しておくべきだ。
後藤は４打席使わないと結果を残せないタイプだよ。
それも低い確率でね…。orz

秋山は何であんなに打てないかなぁ。
２軍じゃ無双状態なのにねぇ。
打者版の「俺達」か？

松坂手術へ

うーん、ここで手術かぁ。

松坂が手術へ、今季絶望か＝故障の右肘靱帯を再建―米大リーグ(時事通信) - goo ニュース

　右肘痛で戦列を離れている米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手（３０）が、靱帯（じんたい）の再建手術を来週にも受けることが３日、決まった。フランコナ監督が同日の試合後に明らかにした。
　靱帯再建手術を受けると、一般的に復帰までに１２～１８カ月かかるとされており、今季中の登板は絶望的。来季前半戦の登板も危ぶまれる。
　松坂はチームドクターの検査で右肘靱帯の損傷が見つかり、５月３１日に肘や肩の名医であるルイス・ヨーカム氏の診察を受けた。フランコナ監督はこれまで、手術をせずに回復させる方針を示していたが、３日の試合前には「手術の必要性が高くなっている」と話していた。手術ではヨーカム氏が執刀する。
　今季で米国５年目の松坂は、右肘痛で５月中旬に離脱するまで３勝３敗、防御率５．３０。通算成績は４９勝３０敗、防御率４．２５。レッドソックスとの６年契約は来季で終了する。

ボストンは、来季いっぱい松坂の面倒を見るって決めたってことですかね。
でも、来季でリリースはほぼ間違いないだろう。
契約更新するにしても、１年契約で年俸の大幅ダウン必至だな。

松坂自身、そこまでする必要性を感じているのだろうか。
選手側から契約破棄の申し出は出来ないのだろうか。
メジャーでの移籍はしないことを条件に。

結局、よく言われる向こうの「硬いマウンド」には合わないんだろうな。
先日、上原の投球を久々に見たが、彼もますます「立ち投げ」になってきている。
上原の場合、巨人時代から太ももを痛めていたりしたこともあり、下半身にしっかり体重をのせるような投球はメジャーでは出来ないことを痛感したのだろう。
先発の夢も捨て、なるべく連投をしない条件であれば、ベテラン中継ぎ投手として一定の仕事をこなすことは可能。
そう思ったのではないだろうか。

松坂の場合は、確か下半身には故障はないはず。
でも、硬いマウンドでしっかり重心を落として投げることに不安を持っているのではないだろうか。
下半身がうまく使えない以上、どうにかして上半身でごまかさなければならない。
で、あんなバランスの悪い投げ方になっているように見える。

太っているように見えるが、ユニフォームを脱ぎトレーニングウェア姿などを見ると、腹回りには贅肉が付いているようには見えない。
実は下半身強化の結果、太ももとおしりが大きくなったことにより相対的に太って見えるのではないだろうか。
また最近のメジャー流行なのか、全体的にゆったりとした大きめのユニフォームを着ていることも要因の一つだろう。

日本時代、おそらくは「投げ込み」によって下半身の強化をしていたのではないだろうか。
それが出来ない以上、イメージ的な話だが、向こうの場合は走り込みではなくウェイトトレーニングでの強化となるだろう。
筋肉的には大きく、そして力は増すことになるとは思うが、それがイコール野球に活きてくるかと言えばそうでもない。
不振の原因は、そういったところにあるのではないかと、遠い日本の片隅の一ド素人の考えなんですがね。

で、結構前の言葉に戻りますが、メジャーでの活躍を諦めて日本に帰ってきた方が彼のためのような気がする。
2013年シーズンにかけるなら、日本に戻るべきだ。
それでも実は遅いくらい。
取り返しの付かない時間を過ごしかねないよ。

結局、大差で否決

なんじゃい、そりゃ。ｗ

内閣不信任決議案、反対多数で否決(読売新聞) - goo ニュース

　自民、公明、たちあがれ日本の３党が提出した菅内閣不信任決議案は２日午後の衆院本会議で採決され、民主、国民新の与党の反対多数で否決された。
　採決結果は、投票総数４４５票、反対２９３票、賛成１５２票だった。

小沢が欠席した、ってことで、小沢が描いていた自分の地位向上だけのための行動かと思ってた。
なんか、ちょっと違うようですな。

小沢氏激怒、菅・鳩山会談の詳細知らされず(読売新聞) - goo ニュース

　だが、首相と鳩山前首相が２日午前に会談し、首相が同日昼の民主党代議士会で退陣を示唆すると、雰囲気は一変した。
　両氏の会談の詳細を知らされていなかった元代表は激怒した。造反を決意していた議員ははしごを外された格好となり、「具体的な辞任時期を示しておらず、これは造反組に対する分断作戦だ」「訳が分からない。“世紀の談合”だ」と怒りをあらわにした。

ある派閥領袖「顔に泥、何もかもぶちこわしだ」(読売新聞) - goo ニュース

　民主党との連携が誤算となり、怒りが収まらないのが、自民党の派閥領袖やベテラン議員らだ。伊吹文明元幹事長は記者団に「この醜態、民主党のゴタゴタを見れば、国民が不信任を突きつけるべきだ」とぶちまけた。
　伊吹氏や森元首相らは、小沢元代表の周辺や鳩山前首相と接触を重ね、４月中旬以降、谷垣氏に「不信任可決に必要な数がそろっている」との見通しを繰り返し伝えた。こうした長老議員の間では、不信任案が可決されれば小沢元代表らとの連携も視野に政権を奪還する、というシナリオも検討されたが、あては外れた。
　ある派閥領袖は、「何もかもぶちこわしだ。こっちの顔にも泥を塗られた。小沢氏も怒っているだろう」と吐き捨てた。

鳩・菅が小沢の裏をかいたっていうのか？
原口のあの強気発言はなんだったんだ？
ここまで一斉に、否決票を投じるのはいくらなんでもおかしいだろ。

小沢に力が無くなったってことなのかな。
自民党も、普段であれば小沢の言うことなんかに左右されないのだろうが、民主党からの造反が可決される見込みの数字まであり得るという揺るぎない自信が小沢にはあったのだろう。
菅の退陣発言だけでそんなに簡単にひっくり返るモノなのか？

小沢欠席で小沢首相誕生か、って昨日書いたが、なんかこの感じだと求心力を一気に失いそうだな。
とりあえず混乱の大本となった小沢は、この「負け」を素直に認めて下野すべきだろう。

内閣不信任案

さてさて、どうなることやら。

内閣不信任決議案を提出　自・公・たちあがれ　２日採決(朝日新聞) - goo ニュース

　自民、公明、たちあがれ日本の３党は１日夕、菅政権への内閣不信任決議案を横路孝弘衆院議長に提出した。２日午後の衆院本会議で採決される。
　提出理由は「菅総理に指導者としての資質がない以上、難局にあたって、菅内閣とともに政策体系を積み上げていくことは到底できない。被災地の復興と被災者の生活再建を実現していくためにも、菅総理は一刻も早く退陣すべきだ」などとしている。

個人的に勝手に考えるシナリオ。

１．可決された場合
1-1：菅総理が「衆議院の解散→総選挙」を選ぶ
　とりあえずは自民党と、小沢新党（または菅などを排除した民主党）で票を分けるって感じかな？
　で、自・公・小沢の連立内閣樹立かな。
　総理は谷垣自民党総裁。
　その先どうなるか。
　今と変わらずグダグダ。小沢暗躍で復興資金が闇へ葬り去られることでしょう。
　ただ、今みたいなくだらない論争は一時的に納まるかも。
1-2：菅総理が「内閣総辞職」を選ぶ
　可決されたとしても自民・小沢一派が恐れているのがこのパターンだろう。
　おそらくは、小沢とその直属の一味のみ（鳩山も賛成に回ったら鳩山も）除名処分とし、衆議院第一党として引き続き政権与党となるだろう。
　a)小沢を出したことにより、民・自の連立政権樹立
　　これは考えられる。
　　そのときの首班指名は谷垣になるか、あらたな民主党代表になるかはまったくもって不透明。
　　小沢の力が弱くなり、案外うまくいったりして。
　b)民・公の連立政権
　　あまり考えられないが、とりあえず。
　　この場合は、新民主党代表が総理だな。
　　これはいったいどうなるんだろうか。多くは語るまい。
　c)民・自・公の大連立
　　あってはならない最悪のパターンだな。
　　この場合は、谷垣総理になるかねぇ。
　　ただ、口うるさく言う人がすべて野党という、ある意味わかりやすい政府かな。
　d)民・国、その他ぼちぼちでの今とあまり変わらない政権
　　またすぐに、解散だなんだと騒ぐだけで今と変わらないだろう。
　　総理は新民主党代表だろうからな。
　e)民主も自民も空中分解で群雄割拠状態に
　　ホントはこうなるべきなんだけどなぁ。
　　ただ、ミニ政党ばかり増え、小沢がキャスティングボートを握る事態だけは避けて欲しいところ。

２．否決された場合
2-1：菅総理続投、小沢処分
　まぁ、否決されたら基本的にはこれしかないわな。
　ただ、これでまた自民党があーでもないこーでもない、なんてやってたら、それこそ自民党はそっぽ向かれるだろう。
　今のグダグダ感を払拭するような国政になればいいのだが…。ならねーな。
2-2：否決されたが、早々に菅退陣
　ありえねーｗ
　でも、形はおかしくてもとりあえずの道筋を付けて辞めたら、菅の評価は上がるかもね。
　小沢に引導を渡すためだけに総理に居座っていたとしたら…。
　ありえねーｗｗｗ
2-3：結局は小沢が欠席、もしくは反対票を投じたら
　小沢総理誕生か？


他にもいろいろシナリオはあるかもしれないが、ともかくそろそろ政治が機能しようぜ。
小沢みたいな「政治屋」はそろそろ引退してもらわにゃね。