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松坂手術へ

2011-06-04 14:51:11 | 褒めることの少ない野球話
うーん、ここで手術かぁ。

松坂が手術へ、今季絶望か=故障の右肘靱帯を再建―米大リーグ(時事通信) - goo ニュース

 右肘痛で戦列を離れている米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手(30)が、靱帯(じんたい)の再建手術を来週にも受けることが3日、決まった。フランコナ監督が同日の試合後に明らかにした。
 靱帯再建手術を受けると、一般的に復帰までに12~18カ月かかるとされており、今季中の登板は絶望的。来季前半戦の登板も危ぶまれる。
 松坂はチームドクターの検査で右肘靱帯の損傷が見つかり、5月31日に肘や肩の名医であるルイス・ヨーカム氏の診察を受けた。フランコナ監督はこれまで、手術をせずに回復させる方針を示していたが、3日の試合前には「手術の必要性が高くなっている」と話していた。手術ではヨーカム氏が執刀する。
 今季で米国5年目の松坂は、右肘痛で5月中旬に離脱するまで3勝3敗、防御率5.30。通算成績は49勝30敗、防御率4.25。レッドソックスとの6年契約は来季で終了する。


ボストンは、来季いっぱい松坂の面倒を見るって決めたってことですかね。
でも、来季でリリースはほぼ間違いないだろう。
契約更新するにしても、1年契約で年俸の大幅ダウン必至だな。

松坂自身、そこまでする必要性を感じているのだろうか。
選手側から契約破棄の申し出は出来ないのだろうか。
メジャーでの移籍はしないことを条件に。

結局、よく言われる向こうの「硬いマウンド」には合わないんだろうな。
先日、上原の投球を久々に見たが、彼もますます「立ち投げ」になってきている。
上原の場合、巨人時代から太ももを痛めていたりしたこともあり、下半身にしっかり体重をのせるような投球はメジャーでは出来ないことを痛感したのだろう。
先発の夢も捨て、なるべく連投をしない条件であれば、ベテラン中継ぎ投手として一定の仕事をこなすことは可能。
そう思ったのではないだろうか。

松坂の場合は、確か下半身には故障はないはず。
でも、硬いマウンドでしっかり重心を落として投げることに不安を持っているのではないだろうか。
下半身がうまく使えない以上、どうにかして上半身でごまかさなければならない。
で、あんなバランスの悪い投げ方になっているように見える。

太っているように見えるが、ユニフォームを脱ぎトレーニングウェア姿などを見ると、腹回りには贅肉が付いているようには見えない。
実は下半身強化の結果、太ももとおしりが大きくなったことにより相対的に太って見えるのではないだろうか。
また最近のメジャー流行なのか、全体的にゆったりとした大きめのユニフォームを着ていることも要因の一つだろう。

日本時代、おそらくは「投げ込み」によって下半身の強化をしていたのではないだろうか。
それが出来ない以上、イメージ的な話だが、向こうの場合は走り込みではなくウェイトトレーニングでの強化となるだろう。
筋肉的には大きく、そして力は増すことになるとは思うが、それがイコール野球に活きてくるかと言えばそうでもない。
不振の原因は、そういったところにあるのではないかと、遠い日本の片隅の一ド素人の考えなんですがね。

で、結構前の言葉に戻りますが、メジャーでの活躍を諦めて日本に帰ってきた方が彼のためのような気がする。
2013年シーズンにかけるなら、日本に戻るべきだ。
それでも実は遅いくらい。
取り返しの付かない時間を過ごしかねないよ。