審判のなり手がいない！

まぁ、そりゃそうだろうなぁ。

高校野球：審判の高齢化進む　高校生に講習会も - 毎日ｊｐ毎日新聞

　高校球児の白熱したプレーを裁く審判員の高齢化が進み、人手不足を心配する声が全国的に上がり始めている。
(中略)
　宮城県で高校野球の試合を担当する県高野連付属審判団は１４６人。平均年齢は４８．７歳だが、６１歳以上が約３割を占める。社会人野球担当の県野球協会では、夏の公式戦で６０代の審判員が体調不良で交代するケースがあったという。
(中略)
　審判員の高齢化、人手不足は全国共通の悩みになりつつある。審判員になるには高校、大学、社会人などの野球団体にある審判団に入って経験を積む必要がある。選手の属性によってそれぞれの審判団に分かれている県が多く、実態把握が難しい。
(以下略)

もうね、何度も言っていることなんだけど、結局は日本の野球組織というのがまとまっていないことが一番の原因なんですよ。
組織を一本化し、その団体に全ての審判員を属させ、そこから審判員を派遣することにより解消する、というのが筋じゃないですかね。
また大会の規模にもよりますが、わずかであっても「手当」の支給をすべき。
現状では、組織がばらばらで統一された規定・規約が作れないこともあり、アマチュアの試合の大半は「ボランティア」で審判をしてもらっているのです。
高校野球なんて、甲子園大会はスポンサーも全国中継もあるっていうのに…。
こんな状況で新たに審判員になろうとする人はごくわずかでしょうね。

選手・監督（コーチ）・オーナーだけでは試合はできません。
また、クソの役にも立たない団体の役員なんてのはますます持って不要。
選手・監督同様、審判だってステップアップできるような仕組みも必要でしょう。
少年野球の審判から始まって、将来的にプロ野球の審判になる道があったっていいと思うんですけどね。

サッカーは、日本サッカー協会が依頼した場合、基本的には日当が出るようです。（参考サイト）
こういうのって大事だと思うだけどなぁ。