まあ、そのまんまのタイトルですが。^^;
始まりました。
フジテレビ 月9の新ドラマ「のだめカンタービレ」
誰しもそうだと思うのだが、意外と面と向かってクラシックと対峙する時間というのはない。
もちろん、趣味や生業にしている人は除いてであるが、学校を出てしまうと意外と聞く機会がない。
中には胎教に良いと聞いて、懸命に聞こうと頑張ったものの、ついつい断念したというお母さんもいらっしゃるのでは、と思う。
馴染みが少ないもう一つの理由も簡単で、我々がもっとも接する機会の多いメディアであるTVでの放送が少ない。
テレビ朝日の古典的番組である「題名のない音楽会」は、数少ないクラシック・バラエティであるが、如何せんまだまだ堅い。
NHK教育のコンサートは、やはり「中継」あるいは「録画」であって、「バライティ」とは呼べないだろう。
そんな中にあって、この「のだめ」は、テーマにもBGMにもふんだんにクラシックを取り込み、初の「クラシック・バラエティ」としても成功していると思う。
原作をしってはいるが、今ひとつ音楽のイメージがピンと来なかった人には、なるほど、そうなのかとクラシックに出会える楽しみがあるし、もともとクラシックに詳しくて、自分でも嗜むことの出来る人にとっては、さて、漫画では文字や絵で表現される音楽を、ドラマではどう演奏するのだ?という、ちょっと意地悪な視点でも楽しめると思うからだ。
今回、実際にドラマを見たが、原作をしらない人でも、その世界にすっと入っていけるような切り口になっていたので、ドラマを見て面白いと感じた人は、是非、漫画も読んでみることをお勧めする。
楽しみながらドラマを見ているうちに、クラシックにも詳しくなれる。
そんな「美味しい通信教育」みたいな事を、現実に引き起こしてくれそうなドラマである。
ちなみ、ドラマを見て居るだけでクラシックに精通できる、という主張には、個人的に論拠がある。
私が有名どころのクラシックの大半の曲を憶えたのが、やはり同じように、有る番組を見ていて自然に憶えた物だったからだ。
因みに、その番組名は「トムとジェリー」
永遠の名作である。
【TB】これはすごい♪ 三日でひとまわり
日頃からクラシックに親しんでいる人の、ちゃんとしたレビューが読みたい方は、こちらへ
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なんかこう、もったいないような恥ずかしいようなご紹介まで頂きまして…。
ちゃんとしたレビューかどうかは怪しいものですが^^;
インパクトのある映像とセットになっていると、音楽もすっと入ってきて、印象に残りますよね。
こういう番組は確かに、クラシックファンの裾野を広げてくれそうですよね。
かく言うわたしも、のだめで、新しく曲と出会っているところです^^
亀レスごめんなさい^^;
この類のドラマの中には、回を重ねる毎に最初の勢いが無くなる物もあるのですが、やっぱり、元が面白いし配役が、みんなはまり役なので、毎回楽しみにしています。
私もなんだか、勢いでクラシックのCDまで買う始末。^^;
音楽の裾野が広がることに貢献できたかどうかは不明ですが、こういうドラマが、もう少し増えてほしいモノだと想います。