不条理み○きー

当面、きまぐれ一言法師です

「男の料理」 ~ ポトフ ~

2005年12月11日 23時58分47秒 | Foods

 「えーっ?ポトフごときで『男の料理』?」
 と言う無かれ、その理由はこれ。

 某楽天のオークションで競り落とした「ベーコン塊 4kg強」である。
 横に置いたパスタの袋からも、その大きさが判るというものだ。

 と言うわけで、まずは解体作業から。
 真空パックの袋を開いて肉塊を取り出し、まず半分にカットする。
 このままだと、3週間しか持たないので、更にそれぞれを4つにカットしてほぼ500gの肉塊8つにした。

 で、今日、使わない分は、さっさと冷凍に。
 これで、3ヶ月持つそうな。

 ベーコンを使う料理は結構作るが、なかなかこんな塊を使う料理は、思いつかない。
 で、まあ、今日は「ポトフ」にしようと思い立ったのだが、それは良いとして、折角美味そうなベーコン、味見をしない手はない。

 と言うことで、作ったのがこれ。
 厚めに切って串に刺しただけの串焼き。
 これを金網の上で軽く炙って食べてみた。
 もちろん、塩味が利いているので味付けは不要。

「ん!んまぁい!!」
 絶品である。
 炙ったことで、ほどよく脂が抜けて肉も軟らかい。
 何より、脂身が甘くておいしい。
 子供達も、あっという間にたいらげて、お代わりをねだってきたのだが、これはあくまで味見である。

 早速、今日の料理に取りかかる。

 でも、あとは簡単。
 鍋に水を張り、少し大きめにカットしたベーコン塊を入れる。
 今回は、奮発して500gほど入れた。

 鍋を火にかけて、温める。
 沸騰してきたら、弱火にしてアクを取る。

 そこに、適当な大きさにカットした、にんじん、じゃがいも、タマネギ、キャベツを入れて、後はひたすら煮込む。
 根菜は、一旦下ゆでしてから入れても良い。

 ある程度、煮込んだら味見をして塩を加えて味を調えれば、出来上がりである。



 後は、皿に盛り、粒マスタードでも、ケチャップでも、あるいはそのままでも、お好みでわしわしと喰らうだけである。
 今回は、うちのおちびちゃんがベーコンを食べるかどうか、不安だったので「フランクフルト」も入れたが結果的には、不要であった。

 こつは、あまり味付けを濃くしないで、タマネギ、キャベツの甘味が出るようにする事。
 キャベツがあまり、しんなりし過ぎるのが嫌いな人は、最後の方にキャベツを入れても良い。

 ベーコンの脂身がフワフワのゼラチン質になり、肉からも余分な塩気が出汁として抜けているので、美味い。
 白ワインでも添えて食せば、もう、最高!である。

 まあ、こんなにでかいベーコンは不要だが、たまにはベーコンを贅沢に使った料理はどうでしょう?


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