「天地の間(はざま)を動くもの」 2006年03月22日 23時57分34秒 | Life 私が高校生のときの話だから、随分と昔の事である。 季節は、「梅雨の終盤」 激しい雨の合い間に、ぽっかりと晴れの日がある、そんな頃。 その日も、昨日までの雨が嘘のように、すっかり晴れ上がり、私は、学校からの帰り道、地元の町の真ん中を流れる川の土手に寝転んで、ボーっと空を見ていた。 別に何をしていたわけでもない。 部活はその日は休みで、他の用事も特に無く、だからと言ってさっさと家に . . . 本文を読む