紫微の乱読部屋 at blog

活字中毒患者の乱読っぷりを披露。主にミステリーを中心に紹介します。

「おとなを休もう」石川文子編

2004年11月30日 | その他
小学3・4年生の国語の教科書に掲載された作品
すべての中から、掲載回数の多いものを中心に収録。
帯に椎名誠の言葉もあって、なかなかそそるんですけどね。
残念なことに、「ごんぎつね」以外まったく記憶がない(笑)。
「てぶくろをかいに」が、かろうじて記憶にあるくらい。
もちろん「もちもちの木」という作品は知ってますが、
それは図書館で絵本を見たか、NHKで見たか(笑)。
私の記憶にないだけなのか、やっぱり田舎が迫害されていたのか(違)。

「チワンのにしき」「サーカスのライオン」「青銅のライオン」
などは、タイトルは知ってます。なんとなく内容も知ってます。
やっぱりどれも、良い作品ですよ。小さい頃に触れるべき
作品だと思いますが、でも、やっぱり、大きくなってから
再度触れるべき作品だと、強く思いました。
子供心に“何か”を感じても、それって案外長続きしません(笑)。
折に触れ、何度か触れているうちに、しっかりと心に
“何か”が残るのではないかと。…私だけ?(^^;)

一つ残念なのは、添えられた絵がどうにも下手すぎ(笑)。
せっかくいい作品なのに、心得のない人が仕方なく描きました、
という挿し絵なんですよね。もうちょっとましな絵はなかったんかい。


おとなを休もう
石川文子編

出版社 フロネーシス桜蔭社
発売日 2003.08
価格  ¥ 1,470(¥ 1,400)
ISBN  4896107349

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