風海庵TopPage                                               
        
 



西新宿の十二社熊野神社で、同僚と花見をした。 本殿左側、お手水場の空を蓋うような大桜が、見事、満開である。 < 願はくは 花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ > 23歳で出家し、旅に生きた西行の歌だ。 この“花”とは、もちろん桜である。 出家後は吉野の山で庵を結び、さぞかし彼の地の桜を愛でたと思う。 陸奥や四国、高野と歩き、終には富田林の弘川寺で永遠へと旅立った。 如月の望月のこ . . . 本文を読む

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