航海blog090118 えるそろを油壺に回航

1月18日は大修繕のため、‘えるそろ’を油壺のＹＢＳに回航しました。
＜乗船クルー＞
kawamura艦長・ノザワ航海長・オギパパ先任伍長・バクテン・つっちー・風海庵
＜ゲスト＞
siraishiさん

薄曇。北西の風、3～5ｍぐらい。海況はさざ波程度でうねりなし。
気温をのぞけばコンディションは悪くないのですが、この日はどういうわけかクルーのリズムが悪い。

・同じことをみんなでやろうとしてセールやシート類の準備にもたつく
・リーフロープのかけ方を間違える
・洋上でのジェネカーのセットにバカみたいに時間がかかる
・洋上でのクルーの動きがイマイチ...etc

これはですね、今回は往路だけの航海、行きっぱなし...というのが、どこかに影響した結果だと思いますね。

ともあれ、バクテンが久々に舵を持つジェネカーセーリングで、諸磯湾沖に到着。

　

航海長の舵で湾内に機走進入開始です。
左（西）から入ってきて右の係船場所が目的地。

進入してすぐ、東大臨海実験所を左に見ながら油壺港を目指します。
高台にあるのが油壺観光ホテル。そのほぼ真下を水路は右にドッグレッグするのですが、この写真の位置からでは全くわかりません。


水路沿いに舵を切って見えてくるのが、油壺港。
湾奥にひっそり...って感じです。
過去に来たような記憶があったのですが、どうやら勘違いだったようです。風海庵は初めての入港でした。

ＹＢＳさんの指示で、港奥のベネトウ38ftに横抱き。
回航は無事終了です。

そのまま‘えるそろ’上で、『お名残惜しみ』の軽く一杯をやってから、バスで三崎口へ向かいました。


以下、kawamura理事長の会員宛メールです。
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お早うございます。 えるそろヨット倶楽部理事長のkawamuraです。
昨日(1/18[日])えるそろは化粧直しのため、油壺へ回航されました。

これからリギン(静策)類のチェックを含めてマスト外し、チークデッキの剥がしと続き、2月にはいって本格的に大工さんがチーク貼りを実施します。

現状では3月下旬の完成を目指しています。
小さなボートサービスなので日々の進行状況の報告は出来ませんが、土日を使って委員会のメンバーがチェックに通いますので、その都度連絡を差し上げます。

ところで、油壺が初めてのクルーがたくさんいたので、皆興味を持って雰囲気を味わいました。

・あまりにも静かなので艇上で大声での冗談が出来ない。
　なぜかひそひそ話風。
・あまりにも交通の便が悪いので改めて葉山港の良さを実感したようです。
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とはいうものの、油壺港が醸し出す、北欧のフィヨルドのような雰囲気は得がたいものである...というのがクルーの一致した感想です。


これでしばらく‘えるそろ’とはお別れですなぁ。
綺麗になって帰ってくる彼女を待ちますか。
さくら咲く、その頃まで...。
みなさん、素敵になった‘えるそろ’でお会いしましょう。