怖い怖い。
北朝鮮拉致問題に関する本をたくさん置きなさい、
と文科省が公立図書館や学校図書館宛てに依頼文を出したと。
世論の一層の喚起のため、若者の啓発のため、
「内閣官房拉致問題対策本部から頼まれたから」
「図書館の自由を侵害する趣旨ではない。撤回の予定はない」と
文科省地域学習推進課。
拉致問題対策本部も「お願いにすぎず問題があるとは考えていない」
(朝日新聞記事より抜粋)
図書館には図書館としての立ち位置がある。
権力とは無縁の自由。
図書館は誰のもの?
何が問題なの?撤回するつもりないよ。という文科省職員の感覚がこれまた怖い。
強制ではなくお願い、義務ではなく任意、と言いながら
事実上強制、事実上義務なこと、ありますね。
今、話題のマイナンバーカード然り。
気がついたらあれもこれも、国の思うがままにコントロールされ、
いつか来た道を歩いているかも。
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