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図書館の自由

2022-11-04 | ひとりごと

文科省、図書館に異例の要請 拉致関連本の充実依頼(共同通信) - Yahoo!ニュース

 文部科学省が8月、北朝鮮拉致問題に関する図書館の蔵書を充実させるよう協力を依頼する事務連絡を、各都道府県の教育委員会などに宛てて出したことが20日、分かった。文科...

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怖い怖い。

北朝鮮拉致問題に関する本をたくさん置きなさい、
と文科省が公立図書館や学校図書館宛てに依頼文を出したと。

世論の一層の喚起のため、若者の啓発のため、
「内閣官房拉致問題対策本部から頼まれたから」
「図書館の自由を侵害する趣旨ではない。撤回の予定はない」と
文科省地域学習推進課。
拉致問題対策本部も「お願いにすぎず問題があるとは考えていない」
(朝日新聞記事より抜粋)


図書館には図書館としての立ち位置がある。
権力とは無縁の自由。
図書館は誰のもの?


何が問題なの?撤回するつもりないよ。という文科省職員の感覚がこれまた怖い。



強制ではなくお願い、義務ではなく任意、と言いながら
事実上強制、事実上義務なこと、ありますね。
今、話題のマイナンバーカード然り。
気がついたらあれもこれも、国の思うがままにコントロールされ、
いつか来た道を歩いているかも。

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