明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

安達太良山と会津鶴ヶ城へ

2015-09-14 | 旅行

昨年の沖縄旅行も台風とニアミスでヒヤヒヤしたが、
今年の旅行も…

浜松が洪水との情報で息子家族を心配し、
大丈夫とのことでホッとしたものの、
鬼怒川決壊の映像に驚き、心を痛めつつも、
翌朝の飛行機が無事飛ぶのか、道路が通行止めになっていないかと
自分のことが気にかかる。
こんな時に暢気に…と申し訳なく思いながらの一泊旅行となった。





(画像加工しています)

安達太良山頂からの眺め。

『 智恵子抄 』 に出てくるほんとうの空は
霧雨が降ったかと思えば時たま晴れたりする曇天だったが、
雨粒のおかげか、虹が出た。
あっという間に消えてしまったけれど。




風が強く、ロープウェイ(ゴンドラリフト)が揺れる揺れる^^;





いろいろな高山植物が見られる遊歩道。
ゆっくり歩きたいところだが足元悪く、
強風で飛ばされそうなので早々に下山する。

もう少しすれば山全体が紅葉に染まり、綺麗だろう。
その頃に来ればよかったが、ベストシーズンは料金が高い^^;

ナナカマドがもう赤い実をつけていた。





宿泊したホテルの前の猪苗代ハーブ園。

コスモス畑が圧巻、とのことだが、
あいにくまだ時期が早く、咲いているのはチラホラ^^;
ベストシーズンに来ればよかったが(以下同上)



(ハーブ園HPよりお借りしましたm(__)m )

10月には↑こうなるはず。







それでもダリアなど、台風の風に倒れることなく
まだまだ綺麗に咲いている。

ダリア、久しぶりに見た気がする。
私が子どものころは、夏といえばダリアとカンナだったが、
最近はあまり見かけない。



2日目は会津若松へ。
一転、真夏のような晴天
暑い暑い!


白虎隊自刃の地、飯盛山へ上る。



現地ガイドさんが名調子で白虎隊の悲話を聴かせてくれる。
16、17歳で命を散らした若者たち…。

剣舞を披露してくれたお兄さんは、そのあと売店の売り子さんに変身していた (^0^)







会津鶴ヶ城。
赤い瓦のせいか、優雅で優しい印象を受ける。
ここで激しい戦があったようには到底思えない。


「幕末の戊辰戦争では1ヶ月に及ぶ戦いが鶴ヶ城を中心に行われ、
 城は砲弾にさらされ、傷つき荒れ果てた。
 天守閣は政府の命令により取り壊された。
 市民の願いが叶い、天守閣が復元されたのは昭和40年のことである」
(パンフレットより)

今年は復元50周年ということで、
さまざまな記念の催しが計画されているようだ。






地元の宮泉酒造。
酒蔵見学のあと、数種のお酒が試飲できる  待ってました! 
甘口、辛口、にごり酒…だんだん味がわからなくなってきたので、もう一杯ずつ(爆)

にごり酒をおみやげに買わせていただきました。
ほどよく酔いも回り、帰りのバスではみんなうとうと…



それにしても、9人グループのオバチャンたち、うるさかったな~。
朝からお菓子の袋をバリバリ、キャッキャッ、
そのうちスルメやお煎餅の匂いがバス内に充満する。

「人の振り見て我が振り直せ」

集団になると声がつい大きくなるから。私も気をつけよう。







会津の空はもうすっかり秋の気配だね。