季節外れの寒さに驚いた昨日のこと、
横浜の友だちからもっと驚くメールが届いた。
昨年の秋に体調を崩し、肺癌が見つかったこと、
ここ数年、X線で影があり要経過観察レベルだったものが
癌化したらしいこと、
手術できないタイプのもので、
3月に3週間入院して化学療法を受けていたこと、
髪がウィッグになった以外にたいした副作用もないこと、
現在は通院治療で、食事に気を付けていること…etc.
彼女らしいユーモアをまぶした文体で綴ってあった。
ようやく気持ちも落ち着いたので、メールしたと。
娘の同級生のお母さんで同じマンション、
もう20年以上の付き合いになる彼女は
子どもたちが巣立った後も時々集まっては機関銃トークする仲間のひとりだ。
離婚のことで私が悩んでいた時もよく相談に乗ってもらった。
人一倍、健康には気を付けている人なのに…。
そんなこととはつゆ知らず、先日は
「5月に(娘の結婚式で)そっちに行くから、○日は空けといて。ランチしよう」
なんて、ノーテンキなメールを送ってしまった。
入院治療中の辛い時に彼女は
「△ちゃんおめでとう。一年ぶりの再会を楽しみに待ってるよ~」
と返事をくれたのだった。
こんな時、どんな言葉を掛ければいいのだろう。
頑張って!なんて言えないし、きっと大丈夫、なんて無責任に言えないし。
「私に出来ること、何があるかとさっきから考えてる」
と正直な気持ちのまま返信したら、
折に触れてメールをくれと。
どこに行った、こんなことがあった、何でもいいから
大阪芸人バリのオモロイメールをよこせと。
了解、ネタ探しとくわ~。
うんと笑えるヤツをね。
前向きな彼女だから、きっと病気にも打ち勝つと信じている。
ファイティン!
(You tubeよりお借りしましたm(__)m )