明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

友だちのために出来ること

2015-04-09 | ひとりごと

季節外れの寒さに驚いた昨日のこと、
横浜の友だちからもっと驚くメールが届いた。

昨年の秋に体調を崩し、肺癌が見つかったこと、
ここ数年、X線で影があり要経過観察レベルだったものが
癌化したらしいこと、
手術できないタイプのもので、
3月に3週間入院して化学療法を受けていたこと、
髪がウィッグになった以外にたいした副作用もないこと、
現在は通院治療で、食事に気を付けていること…etc.

彼女らしいユーモアをまぶした文体で綴ってあった。
ようやく気持ちも落ち着いたので、メールしたと。

娘の同級生のお母さんで同じマンション、
もう20年以上の付き合いになる彼女は
子どもたちが巣立った後も時々集まっては機関銃トークする仲間のひとりだ。

離婚のことで私が悩んでいた時もよく相談に乗ってもらった。
人一倍、健康には気を付けている人なのに…。

そんなこととはつゆ知らず、先日は
「5月に(娘の結婚式で)そっちに行くから、○日は空けといて。ランチしよう」
なんて、ノーテンキなメールを送ってしまった。

入院治療中の辛い時に彼女は
「△ちゃんおめでとう。一年ぶりの再会を楽しみに待ってるよ~」
と返事をくれたのだった。


こんな時、どんな言葉を掛ければいいのだろう。
頑張って!なんて言えないし、きっと大丈夫、なんて無責任に言えないし。

「私に出来ること、何があるかとさっきから考えてる」
と正直な気持ちのまま返信したら、

折に触れてメールをくれと。
どこに行った、こんなことがあった、何でもいいから
大阪芸人バリのオモロイメールをよこせと。

了解、ネタ探しとくわ~。
うんと笑えるヤツをね。


前向きな彼女だから、きっと病気にも打ち勝つと信じている。
ファイティン!







(You tubeよりお借りしましたm(__)m )

4 コメント

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明るく愉しく (デ某)
2015-04-09 23:40:13
がんは、かつては限りなく死に近い不治の病でした。
その頃は事実を「伏せる」か「告げる」か、家族を悩ませました。
私は3年半前に腎がんを告げられましたが、
今は余程のことがない限り医師は即!事実を告げます。
「治る」「長く生きられる」ことが格段に多くなりましたから・・・。
私の場合、術後の細胞診で最悪の(悪性度)「G3」がありました。
その時、ネットで検索すると「5年生存率5%未満」。
しかし10年以上前のデータに拠るものでした。
治療法(薬・放射線等)が格段のスピードで進んでいます。

ご友人の場合、文面からはわかりませんが、肺野部の腺がんでしょうか・・・。
絶対に治るがんというものがないように、絶対に治らないがんもありません。
ご友人の明るさは、繕ったものではありますまい。
ご遠慮なく明るく愉しく語り合われればと存じます。

Carol.King 「You 've got a friend」 とってもいい曲ですね。
Neil.Sedaka が恋人だったCarol.Kingに贈った「Oh! Carol」、
懐かしい!と思いませんか?(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=e72tG80LmsU
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そうなんですか (pukariko)
2015-04-10 00:43:18
>デ某さん

私はほとんど癌に対する知識がないので
いまだに不治の病のイメージでおりますが、今はそうなんですか。
ちょっと安心しました。
そうは言っても、やっぱり髪が抜けただけでも相当ショックですわね。
もし自分だったら、治療に耐えられるだけのパワーがあるだろうか…
と思ってしまいます。

昨年はペットのワンちゃんの看病に加え、親の介護に忙しくしていた彼女、
自分の身体のことは後回しになっていたのかな~。
いろいろと病気をしてきているので
健康にはずいぶん留意していたはずなんですが。

>Neil.Sedaka が恋人だったCarol.Kingに贈った「Oh! Carol」、

そうなんですか、知りませんでした。
二ール・セダカとキャロル・キング、活躍した時代が違うので
結びつかないけど、そうなんだ~。
なんか古き良きアメリカ、ビートルズ出現前のロックンロール、
なつかしい! 
といってもリアルタイムでは聴いてませんよ。まだ小学校低学年(^-^)


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Unknown (にゃんころりん)
2015-04-10 21:17:47
こんばんは。

元ガン患者です。(20年前のことなので卒業したつもり。)
経験から、病気に対する気持ちは入院中にガン友ができるので、その方達と本音で語っていると思います。
私も退院してから5~6年くらいは同窓会を開いていたくらいです。

pukarikoさんは、今まで通り普通に接してあげるのが一番かと思います。
笑わせてあげると、免疫力があがってグー(^-^)g""ですよ。

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ガン友ですか (pukariko)
2015-04-10 23:25:39
>にゃんころりんさん

こんばんは。
にゃんころりんさんも癌の経験ありですか。
無事に生還されたんですね、よかった(^-^)

そうですね、同病者とは気兼ねなく話せますね。
彼女のメールによると、本人よりも家族がテンパってしまってて
あらゆる食事療法をやるべき、ぐらいな勢いだったそうですが
極端は長続きしないということで、
やっとほどほどの協力体制に落ち着いたそうです。

私も今度会う時には普通に接することが出来るように
オモローネタを仕込んでおきたいと思います(^-^)

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