おぼえがき。

日々思ったり感じたりしたことを失念しないためのもの。

今自分がここにあるのは

2006-03-28 10:59:42 | Weblog
今まで出会ってきた人達のおかげで、だから彼らに感謝する。
というようなのは、もうない。
謙虚じゃないんだ。私は。

感謝されたら心がゆるむ。あったかい気持ちになる。
人のために役に立ったと思う。うれしいと思う。

「出会った人達」がすべて好印象をもって迎えられるとは
限らない。

好印象でないものを好印象にするのには時間がかかるのだ。
好き嫌いの基準が中心にある私に、謙虚など無理だ。永遠に。

そういう風に考えようと無理に感謝をしていたこともあった。
刷り込ませれば自分に馴染むかと。
結局は歪みが生じるのだ。抗体反応のように。

こんな感覚をもてるのはあと何度あるのか

2006-03-27 18:23:13 | Weblog
この時期特有の、乖離した感覚。
どっちつかずでどっちにも行ける浮遊感。
あでやかに。つややかに。

この時期は特別だ。随分長く気づかなかった。
何も起こらなくても特別なのがこの時期で、
普通の日々に色がさす。

重い自分を感じながら、地面が足下にない。
溶けるような視界。輪郭のない世界。
漠然と在るモノやヒト。受け取った刺激が流れ出る。
終わりと始まりのつなぎ目。入れ替わる暦。


病んだ健康は、これからしばらく続く。

人の凝集するところは疲れる

2006-03-27 11:14:57 | Weblog
あるひとつの方向性をもって人の集まるところは、
その方向を向いているがためにこぼれ出たものが
目立つのか、ぐったりしてしまう。
せっかく美しい演奏を聴きに行ったつもりだったが、
それにまつわる、いやむしろまとわりつくものが
かえって見えてしまい、すっかり疲れてしまった。
余計な気配を感じ取ろうとせず、何も考えずに
楽しめればいい。でもしばらくは無理だ。
中途半端に近すぎる。

このタイミングをはかったかのように

2006-03-24 14:29:08 | Weblog
つながりにくくなる。途絶える。双方向のやりとりが
ばらばらになる。何かを避けている。何かが妨げている。



少しがっくり。
やはりその程度のところにとどまっているか。
そこに身を置くことを許しているのは自分でもあるが。



その手段だった理由は直接関係ないかも知れないが、
その手段だったという事実自体は私を十分に凹ませる。

変なこと言った

2006-03-24 11:12:17 | Weblog
ついうっかり、昨日の夜友人と話していたモードで
発言をして、場と相手にそぐわなかったと反省。
半分無意識に口をついて出たことだったが、無意識の
割に結構いたいところを突くようなことだったらしい。
このどよんとした雰囲気をつくったのは私です。
ごめんなさい。

これみよがしに書いた内容は

2006-03-23 18:42:09 | Weblog
これみよがしに伝えるためであって、そこから想像だの
憶測だの確かめられてもめんどくさいだけだ。
わかるように書いていることは、それだけでしかない。

深い話をしていて浅いと思う。
深い話をしていて理解度が低いと思う。
深い話をしていて伝わらないだろうとたかを括る。



だから、深い話をしているからと言って必ずしも相手を
信じていたり尊重していたりするとは限らない。



些細な日常会話に本性や素性が見え隠れする。
それがしんどいと思うこともある。見えすぎて。
全部受け止めていたらキリがない。目を背けて保身に入る。
ストレスに感じ始めたらややこしい。




めんどくさい。

真っ黒

2006-03-23 10:45:26 | Weblog
新たな変化があって、その様子を眺めながらどこかで
怯えて近寄れなかったが、ふと気がつくと真っ黒に
なっていた。
真っっっっっっ黒。
びっくりするくらい黒いので、触れたら炭のように手が
黒くなるのではないかと思うくらいだ。

背後から光が射す。
オレンジ色の、濃い太陽のような光。
おかげで余計に真っ黒で、目鼻の位置もわからない。



逞しくなったなぁとしみじみする。
そして微弱なびりびりが復活したのを意識する。

たっぷり時間がかかるのだ

2006-03-22 13:49:55 | Weblog
こわれる気持ちやその臨界点が、以前よりもずっと
わかるようになった。その潜在性を自らはらんでいる
ことへの認識が高くなったということだろう。
きっかけはいつでもどこにでも。絶えず流動的で
絶対ではないがために、危険度も確率も上がる。

子どもの生傷のように、明日明後日でかさぶたになり
はがれ落ちるものではない。時間がかかるのだ。
完治したと思っても、あれこれ不安を抱え思い煩うのだ。


まだ大丈夫だと臨界点を横目に見ながら、脆弱な基盤に
動揺する。それを結局は楽しんでいるんだろうか。

ふと気づくとうなされている

2006-03-22 10:50:16 | Weblog
毎朝。
現実問題は、無意識にも浸透しているらしい。

こうやって浸蝕されていきながら、どこかある点で
すとんと本気で墜ちるんだろうと思う。
思いながらうなされるような夢を見ている間は、
まだこちら側にいるんだろうと思う。

追い詰められるのが自分だけならば。