おぼえがき。

日々思ったり感じたりしたことを失念しないためのもの。

可能性

2006-03-10 16:45:51 | Weblog
この収入だと生活できないから転職したいけど、
年齢制限にそろそろ引っかかるからなぁとぼやいたら、
「可能性は無限だから」
と言ってくれる人がいた。
その前向きな姿勢と励ましに脱帽。そして感謝。

可能性は無限で、
同時に限界も存在して、
そのはざまを行ったり来たり。
折衷案をすぐに見いだせるほど技術があるわけでなく、
折衷案をすぐに受け容れられるほど勇気があるわけでなく。

ここで生きるということは、ひとつの職場で一生勤めると
いうことなのだと、説かれたことがまたすぐよみがえる。
正論に反発し、抑圧に反発し。
言葉を放り投げて心をすくい上げないことに本気で腹を立て。

そんな状態でも可能性はあるのか。
それを探せるほどの器用さがあったなら。

待つ

2006-03-10 13:51:48 | Weblog
「期待する」ことの中には、何かいいことが起こることを
望む気持ちが入っているが、文字だけを見ると、タイミング
を待つだけのことのように見える。今気づいた。
今は待ちの状態。連絡待ち。作業待ち。出発待ち。
この中途半端を持て余す。このピースを寄せ集めたら
何かまとまったことができるのにと思うが、実現すること
でもない。まとまった時間を有効活用できたためしがない。


待つ。
負の言葉。
身動きがとれず意思が伝わらず、意志を脆くする行為。


持て余すだけで心を失うことが減ったような気がするのは
まだまだ甘いか。

隔てる

2006-03-10 12:56:06 | Weblog
ひとつのブログでおさまらないのは、書いている内容を
ブログごとに線引きするからと同時に、読者の線引きを
しているから。
自分をどこまで人に見せるかどうか。どこまで気を許せるか。
伝えても伝わらないことを分かっててあえて見せる罠。
伝えようとしなくても伝わることを分かっててあえて見せる罠。

ブログを知られることによって読者の線引きに乱れが生じれば、
そこは閉鎖する。読者の排除とも言えるこの行為は、傲慢と
保身の両側面を持つ。



それでも私は線引きをする。きっと隔てる行為を繰り返す。