菜園日誌

自給自足の野菜作り

山芋掘り

2007年11月30日 | 家庭菜園

今年初めて山芋を掘った、




短めのは、折らずに掘れたけれど、長いものは・・・・
ま、折れても味は変わらない・・と言いながら・・・
さっそく今日のお昼の、とろろご飯にして食べた、
ご飯がいくらでもあっという間におなかにはいっていく。

ニンニク、ショウガ、ごぼう、

2007年11月28日 | 家庭菜園

大量に消費するメイン野菜ではないが、なくて困るのが、
ニンニク、ショウガ、ごぼう、である。
ニンニクは中国産の安いのが四季を通してスーパーで手にいるので、
買ったほうが断然経済的なのだが、毎年少量でも作りつづけている。

左から、ショウガ(1.5m)、ニンニク(2m)、ごぼう(2.5m)





これは別の畑のニンニク、9月末植え付け(3.5m)収穫は来年6月。
今年は例年より多く植えた、それでも数にして全部で70ほど。

ニンニク一個あたり6かけら程あるとして、
ひとつの種球根で6倍の収穫にしかならない、
そして収穫した中の1~2割程は来年の種用に必要なので、
一株あたりの収穫率が非常に低い野菜とも言える。






一ヶ月以上も雨が降ってないので葉先も変色してなんだか元気がない。

落花生堀り& 天道虫

2007年11月27日 | 家庭菜園

落花生は掘りたてを塩茹でして少しずつ食べていたが、
枝葉が枯れるまで畑に置いておくと、枝と殻が分離して収穫しずらくなるので、
その前に掘ってしまわなければいけない。




掘ったあとは逆さまにしてしばらく天日で乾燥させる。





実つきは、株により出来不出来があって、
良いものでは、100個前後ついているのもある。





落花生を掘った後、テントウムシをたくさん見つけた。

テントウムシは漢字で天道虫と書く、
飛ぶとき、必ず枝や葉の一番高い天辺に登ってから飛び立つ。





七星テントウムシは、菜園でアブラムシやハダニを食べて駆除してくれる。





冬になっても死ぬことなく、成虫のまま冬越しするので、
春まで飼育して、防虫ネットの中に入れて、
アブラムシ退治をしてもらうことにする。

さつまいも堀り

2007年11月25日 | 家庭菜園

さつまいもが、まだまだたくさん畑に、掘られるのを待っているので・・・





ジャジャジャ、ジャ~ン~♪
今日は助っ人が来た、妹とその息子の秀ちゃん登場!

私と父親も入れて4人
がんばるゾゥ!!














畝の始めと終わりの、端と端には大きな芋が埋まっていることが多い、
片方に芋が植えてなので、栄養の吸収がその分多いから。











一本の蔓に大きな芋が10個もついたのがあった。








予想以上に大収穫。








秀ちゃんは、小学生ながら自分のMy家庭菜園をもっている、
上の写真は、その秀ちゃんの菜園。

今植えてあるのは、いちご、白菜、サラダナ、レタス、ブロッコリー、
春菊、ターサイ、チンゲンサイ、里芋、ネギ、ニラ、大根、落花生、
と少しずつだが13種類も植えてある、今年の夏はスイカも作ったのだ。

にんじん

2007年11月23日 | 家庭菜園

来年4月~5月取りのにんじんの種をまく、
にんじんの種は非常に発芽が悪い、
発芽率が50~60%と言うから、
二つに一つは発芽しない、だから厚蒔きする必要がある、
しかし厚蒔きしすぎると間引くときやっかいだ。

写真は種にコーティングを施したペレット種子というもの、
まきやすく発芽しやすい。




10cmおきに3粒ずつ点まきする、3列、2m程。
発芽をよくするには、ふるいにかけた細かな土をできるだけ薄く、
種の厚みぐらい1~2mmほど覆土するのがこつ。
当然この時期はトンネル栽培しないと発芽しない。





にんじんは年間5回ほどの作形で、畝長2~4m、数にして一作100本前後つくる。
これは、7月中旬蒔きで、10月下旬から今収穫中のもの。





こちらは8月下旬蒔きで来年の1~2月取り、3.5m、
真ん中より奥はニンニク。




ここのところ一ヶ月以上も雨が降ってないので、畝が乾いてひび割れている、
こうなると、にんじんも外気にあたって割れてしまう。

赤玉ねぎの植え付け

2007年11月20日 | 家庭菜園

玉ねぎは春になって苗が成長しすぎていると、とう立ちする、
早植えしたり、30cm以上の大苗を植えないよう注意しなければいけない。
また極端に暖冬だったりすると、
冬場に予想以上に成長するためとう立ちしてしまうこともある。
もちろん、逆に苗が小さすぎると大きな玉にならない。

今年は暖冬と予想して平年より5日遅く植えつける、
しかし異常な暖かさなので10日位遅くしてもよかったかもしれない。



真っ白な根がいっぱいの、20~25cm程のいい苗ができた。



甘さとほどよい辛味の、生でこそおいしい赤玉ねぎは、
夏場サラダにかかせない、大好きなので毎年たくさんつくる、
ただ甘くておいしい反面、欠点は長期貯蔵ができないこと、
保存性の良い晩生の玉ねぎは、長いもので9~10ヶ月貯蔵できるのにたいして、
赤玉ねぎは、4ヶ月ほどしかもたない、それで残念だが6月に収穫後,
10月までに食べきれる数しか作れない、280ほど植えつける。

白木山に登山

2007年11月19日 | 家庭菜園

白木山は広島市近郊で一番高い山、
900m弱の山だが、沿岸部に近い山なので、
上り口の標高が非常に低い、
つまり800m程まるまる登らねばならない。
しかも最初から最後まで急な登りがつづく。

今年一番の冷え込みだったが、
頂上に着いたときには汗びっしょり。




左下の山の尾根を登ってきた、広島市の東方面。





広島市を流れる大田川上流の方向。




広島市内、広島湾の方向、中央の地平線ににうっすらとみえる島が宮島。
私が住んでいるのは写真の一番左の一番奥の山裾あたり。





いつも山登りに誘ってくれる妹の旦那さん。
山頂あたりは、今が紅葉まっさかり、例年よりずいぶん遅れている。








白木山から尾根ずたいに少し縦走してから下山したとき、霧雨が降って、虹があらわれた。






山登りのおみやげは、クヌギの木の倒木に自生していた椎茸、
さっそくシチューにいれて食べたが、栽培ものとはぜんぜん違ってすごく濃厚な味。

ラッキョウ

2007年11月17日 | 家庭菜園




散った柿の枯葉の中に埋もれて咲いてる薄紫のラッキョウの花。




6月中旬に収穫したあと、
日陰に吊るしておいた種球根を9月初頭に植えつけた、
こちらは、小指ほどの小粒種の玉ラッキョウ100株、
中3列がラッキョウで両端はニラ。




これは、親指大ほどの粒になるラクダという種類、
花は咲いていない、120株
6月ごろ店先に甘酢漬け用として出まわるほとんどがこの種類。
ラクダという名は、江戸時代の喩えで、
見かけだけは大きくりっぱという悪い意味あいらしい。
たしかに甘酢漬けでは漬ける期間が短かいと、
小粒のほうがラッキョウ生臭くなくおいしい、
しかし長く漬けたものはどちらも変わらない。





今年6月に漬けたラッキョウの甘酢漬け、
毎年一年間分を自家漬けしている、
そろそろ酢になじんで食べごろだが、
一年ぐらい漬けこむと味がまろやかになり、
ラッキョウ数粒でご飯一杯食べれてしまうほど非常に美味。

ハヤトウリ

2007年11月15日 | 家庭菜園

ひとつの種からこんなに繁殖する、蔓は長いもので6mぐらいになって、
この時期になってもまだぐんぐん伸びている、
またの名を、千成ウリと言われるほどたくさん実をつける。

5月に植えたのだが、夏場はあまり成長せず、
9月になってから蔓がどんどん伸びて花が咲くのだが、
今年は10月下旬にになってから花が咲き、実ができたのは11月に入ってから、
冬がそこまできているのに、ずいぶんスローな植物である。




まだ4cmほどだが、成長すると12cmぐらいの、
ウリとは思えないトゲのある洋ナシのような形になる、
味はくせがなく、漬物にして食べる。

堆肥作り

2007年11月13日 | 家庭菜園

白いシートのが被せてあるのが堆肥箱。




ただの底のない鉄の枠、80×150×80cm位





落ち葉、雑草、収穫後の葉、茎などの堆肥の材料を置く場所、
右隣には完成した堆肥を置く。





これは、家の庭においてある生ごみ容器、毎日出る家庭の野菜くず、鶏の糞、
を入れ、腐らないように毎回米ぬかをかけて水分調整をする。









上記の生ごみ箱は2週間ぐらいでいっぱいになるので、
それを堆肥箱に草や落ち葉など堆肥の材料といっしょに入れて、
米ぬかをふりかけながらよく混ぜる、
このとき一番大事なのは水分量、水分が少ないと発酵菌が活動しないし、
水分が多すぎると腐ってしまう、水分量50%ぐらいがいいというのだが、
計るわけにはいかない、経験と感に頼る以外ない。





最後に足でしっかり踏み固めてできあがり、
1週間ぐらいたつと湯煙がでるほど発酵して熱くなるので、
また混ぜてやると、酸素が入って発酵が早く進む、
もちろん、毎日のように混ぜれば混ぜるだけ早く発酵する。





4~5回このような作業で上に重ねていくと、
堆肥箱がいっぱいになるので、堆肥置き場に移して
さらに2ヶ月程おいて完熟させる、写真の白いのは発酵した菌。





左が今回移した半熟堆肥、ここでさらに2ヶ月おいて完熟させる、
右は前回2ヶ月まえここに移したもの、作り初めてからだと3~4ヶ月経過した完成完熟堆肥。

ヤーコン

2007年11月11日 | 家庭菜園

南米アンデス原産の植物で、近年栽培されはじめた、
まだ広く一般に販売されている野菜ではないが、
どこの園芸店でも春に苗を売っているので、
自家栽培している人は多いと思う。

一昨年から作り始めたので、3年目である、14株+改良品種1株。
一番奥が新品種、いままでの品種にくらべて、
地上部はより成長してく葉も良く茂っている。





地上の葉も大きく、茎も人の背丈ほどになるが、
食べるのは地下にできた芋である、
生でたべられ、味はよく梨にたとえられる、
甘くシャキシャキしてサラダにいい、
ヤーコンの一番の売りは、オリゴ糖が非常に多く、整腸作用がある。
葉も煎じてお茶として飲むこともできるそうだがまだ試してない。





アンデス原産なので、内陸の涼しい高地がむいていて、
暖地の平地であるこの辺ではあまり大きくならず、
大きくなったらなったで亀裂がいる。
それで栽培をやめようかとも思っていたのだが、
今年の春、品種改良された苗がでていたので、1株植えて試してみることにした。
写真のはいままでの品種の試し掘り。





ヤーコンは芋を植えても芽が出ない、
芋とは別に根の間に薄紫色の芽塊があって、
それをとっておいて来年春に植える。

ブロッコリーを初収穫

2007年11月09日 | 家庭菜園

例年より早くブロッコリーを初収穫、
9・10月の猛烈な残暑で成長がはやく、
まだモンシロチョウが飛び回っているのに、
防虫ネットを押し上げでしまった、
その頃産みつけた卵がかえって青虫がたくさんいる,
写真の人差し指の先。
青虫は午前中朝早く葉っぱの表面にでて食事中のをつかまえる、
日が照ると葉の奥に隠れてしまう。





青虫が少しぐらい食べても大丈夫なほど、
いままでになく葉も茎も異常なほどおおきくなった、
しかし隣に植えている育苗中の玉ねぎの苗が、
午後になると日陰になるので、成長が危ぶまれる。






玉ねぎは、手前の赤玉ねぎが2週間後、
奥の晩生の玉ねぎが、11月の末日に植え付ける予定、
現在15cmぐらい、植え付けまでに20cm程に成長してほしい。

毎年玉ねぎが、その年最後の野菜の植え付けになる。

落花生

2007年11月07日 | 家庭菜園

落花生は5月下旬に60株程植え付けた、
一度土寄せをしただけで、
その後はなにもせずほったらかし。




でもちゃんと実をつけていた、
他のすべてのマメ科と違い地中に豆ができるので、
地上の害虫にやられることはない。





花が咲いた後から、子房柄と言われる、
ひもの様なのが枯れた花と一緒に
地面に向かって落ちてゆき、
地下にもぐって実が生まれる、それで、落花生。


掘ってすぐの柔らかいのを殻のまま塩茹でして、熱々のを食べるのが、
知る人ぞ知る、落花生の一番おいしい食べ方、
しかし自分で栽培しなければ味わえない一品。

里芋

2007年11月06日 | 家庭菜園

里芋は4月下旬に芽だししたものを植えつけた、こちらは川横の10m。
夏場大きかった葉はすでにほとんど枯れている、
手前に少し残っている葉は、京芋という種類。
奥の土が盛り上がっているところから収穫してきている。
左側は、葉が全部落ちた丹波黒大豆。





こちらは、上下畑が隣接している場所の上段に植えた里芋、6m。
里芋は、石川早生、土垂、唐の芋、京芋、の4種類作っている。





写真は、今日掘った石川早生、芋は小さいが8月下旬からと極早く収穫できる、25株栽培。





これは土垂、一般にスーパーでよく売っている芋で収量が多い、25株



唐の芋は、大きな親芋と小芋の両方食べれ、赤い芋茎まで食べることができる、
食味は最高においしい、難点は収量が少ないこと、15株。




京芋は、別名たけのこ芋といわれる、たけのこのように太くて細長い1本芋、
皮も簡単にむけて見かけはいいのだが、アクがあるので、食味はいまいち、
来年は栽培をやめようかと思っている、10株。


里芋も熱帯の植物なので寒さに非常に弱い、
霜が降りる前12月中旬までに全部掘って、芋穴倉に入れておく。
ただサツマイモと違い連作障害があるので、
一度作ると3年は同じところで作れない。

さつまいも、空豆の定植

2007年11月04日 | 家庭菜園

写真の奥がさつまいも、手前は昨日さつまいもを一部収穫した後作に定植した空豆、50株、(ネットは狸とカラス除けのため)。

今年さつまいもは5月下旬から6月中旬に、自家栽培した芋ずるを300前後植えた、
さつまいも畑は細長く、2m~2.5mほどの短い畝が40ほどある。
種類は、紅あずま、紅おとめ、はやと、コガネセンガンの4種類。






これは、紅あずま、ホクホクで甘く収量も多いので市場でもっとも流通している種類のひとつ、欠点は長期間の保存にむかないことだ。




こちらは、紅おとめ、しっとり系で、掘ってすぐはそんなに甘くないが、長期保存でき、時間がたつほど甘さが増してくる。収量も多い。




ハヤト、写真ではよくわからないが、
外皮は薄橙色をしていて超やわらか系で非常に甘い、
別名カボチャ芋ともいわれるほどで、焼くと中はオレンジ色になる。





コガネセンガン、白系でホクホク系、甘さはそれほどでもない、
それで同じホクホク系の紅あずまのほうが断然おいしいので、
来年は栽培をやめようかと思っているのだが、
しかしコガネセンガンのよさは、非常に生命力が強く
栽培が容易で収量も非常に多いことだ。





さつまいもは、寒さに弱い、霜にあたると腐ってくる、
それで霜が降りる12月の中旬ぐらいまでに収穫して、
写真の深さ2m程ある芋穴蔵に入れておく、
そうすると、芋によっては来年の5月頃まで優に保存できる。








今年初の焚き火をしての焼き芋をつくる、
最もおいしいさつまいもの食べ方だ。
新聞紙にしっかりくるんで火の中にいれ、
火が消えた後の炭と灰をかぶせて2時間ほどほっておくと出来上がり。




母親が大好きな、甘く非常に柔らかくて、オレンジ色をした隼人芋(別名カボチャ芋とも言われる)、ホクホクの芋とは違った食感でおいしく、好きになる人もいると思うのだが、この辺では売っているのを見かけたことがない。