菜園日誌

自給自足の野菜作り

はじめてのキムチ作り

2008年02月28日 | 家庭菜園

去年の秋収穫した、キムチトウガラシのヘタと種をとったもの。





ミルサーで粉末にする。








材料は、白菜2個、大根(大1個)、ニラ、ネギ、生姜、ニンニク、
白菜は、4つ割りにして一晩塩水に漬けたものを、
水洗いしてからよく搾って水気をきっておく。






大根は千切りに、ニラ、ネギは細かく、生姜、ニンニクはでみじん切りにする。
キムチ唐辛子120g、塩80g 、砂糖60g 、昆布だし20g(重さは今回使ったおよその量)

本場のキムチはアミエビとか、イカの塩辛など海産物を入れるようだが、
魚貝類臭さが大嫌いなので使わない、そのかわり昆布だしの調味料を使って和風キムチにする。









キムチ唐辛子と調味料を合わせ、さらに切った野菜をいれてまぜて、キムチのタレのできあがり。






白菜を3cmぐらいに切った後、さらによく水分を絞っておく。






キムチのタレと白菜を混ぜれば完成、
重量にして5.5Kg。

甘味とコクがあって、
はじめて作ったとは思えないほどのおいしさ。







夏野菜、ナス科の種まき

2008年02月26日 | 家庭菜園

トマト、なす、とうがらし類・・などのナス科の夏野菜と、
6.7月取りキャベツとミニ白菜のの種をまく。

ナス科の夏野菜の発芽温度はいずれも20度以上なので、
発芽には電熱などで地温を上げることが必要なのだが、
そんな装置も設備もないので、毎年、日当たりの良い場所に、
種まき1週間ほど前から、発芽専用の長いトンネルを造り、
ビニールを2重にして温度を上げたところに種をまく。






トンネルはできるだけ長いほど良い、
その方が温度も上がりやすく保温力もすぐれる。
昼間は太陽が出ていれば20度以上になる、
しかし夜間は温度が下がってしまうので、
当然だが発芽までの日数は電熱温床にくらべると長くかかってしまう。

発芽後、本葉が数枚出たころポットに移植して育苗する。









こちらは10日前にまいた、トンネル栽培の春ホウレンソウ(上)と春大根(下)、無事発芽。

フキノトウ

2008年02月25日 | 家庭菜園

家横の南向きの斜面に生えてきたフキノトウを収穫、
トウとは、花になる茎や蕾を言うのであるが、
先日紹介したナバナをはじめアブラナ科の野菜などは、
すべてトウを食べることができる。






トウのおいしさは蕾や新芽の甘苦い味覚であり、
そしてなんといっても、その鮮やかな黄緑色、
早春の色を味わう野菜でもある。

夕食に天ぷらにして食べる。

2008年02月24日 | 家庭菜園

昨日は、春一番がふいた、今日は朝からぼたん雪、
春一番の強風にも散らされることなく、家のすぐ横の梅の花が満開、
すぐそばを通るときは美しい花もさておいて、
その香りに・・目を閉じて立ち止まる・・・






梅の木は、鑑賞や梅の実を収穫しやすいようにと、
たいていの木は、低く剪定されてしまうのだが、
この梅は、自然のままの枝が4~5mも高く空に伸びている。






たくさんの花をつけて、遠目、山桜のようにもみえなくもない。






六本あって、ひとつは紅梅。


















花は撮れても、香りは・・・・・・伝えようがない。

ホウレンソウと春大根

2008年02月16日 | 家庭菜園

今季五度目であり、4月取りのホウレンソウと5月取りの春大根の種をまく。
手前ホウレンソウ3.5m 、奥側 春大根(品種:おしん)1.5m、12本








むろんこの時期なので、手間がかかるトンネル栽培であるが、
4月は冬野菜と春野菜のはざまで青菜が不足する時期でもあるので、
手間を惜しまず栽培している。

春大根はトウが出やすいので一か月ぐらいで食べきれる分しか作らない。






こちらは、11月下旬に植えた、4作目でトンネル栽培のホウレンソウ、3月から収穫予定。












これは現在収穫中の、3作目、10月下旬蒔きの露地植えのホウレンソウ。
トンネル栽培の、か細くスラットした立ち姿とは違って、
外見は、地面に這うように広がり、葉も茎も深緑で肉厚、
何度も霜に打たれたこの時期のホウレンソウは、
甘く柔らかく最高においしい。

もし八百屋で、ホウレンソウを買うときは迷わず、
見かけの悪い、葉っぱがごつごつした露地物のホウレンソウを選んでください、
おいしさも、栄養価も数倍!

春ジャガイモの芽出し

2008年02月14日 | 家庭菜園

春植えのジャガイモは、近年フランスで品種改良されたシンシア(左)と、
アンデス(右)の2種類である、一般的に作られている男爵とメークィーンとくらべても、収穫量は、変わらないかむしろ多いぐらい、だが味覚のほうはこちらのほうが断然おいしい。
なによりシンシアの最大の特徴は、収穫後の休眠期間が非常に長く、長期保存が可能なことである、写真(左)は去年の春植えのものであるが、収穫後8ヶ月以上経っているが、多少しわがあってもいまだにおいしく食べられる、また、それを翌年の種イモにも使えるという素晴らしいジャガイモだ。
アンデスは秋ジャガを植える時にも紹介したが、シンシアとは全く正反対、休眠期間が非常に短く、収穫後3か月もしないうちに芽が出てくる、それで春、秋の2期作が可能な品種である。






直接畑に植えてもいいのだが、トンネルで芽出ししてから植えると、
成長が早くその分収量もふえる。
また、普通は大きないもであれば、2~4等分に切って植えるのだが、卵大ぐらいかそれ以下の小さなイモを、毎年収穫した中から種イモ用に保存しておいて、それを切らずに丸ごと植える、そうすると切り口から細菌が入って腐って発芽に失敗するようなことも防げる。












軽く覆土したあと、わらをかけ、ビニールをベタ掛けし、さらにその上にトンネルをして二重に保温する、シンシア100個 アンデス100個。