菜園日誌

自給自足の野菜作り

夏野菜の植え付け 

2020年04月29日 | 家庭菜園

ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、スイカ、スイートコーン、インゲンなど

夏野菜を植え付ける

 

以前はほとんどすべての夏野菜を

種から蒔いて育苗していたが

ここ最近は周りの近しい人達が

何人も遠くへ旅立って、作る量も減ったので

ほとんどの苗で植え付ける夏野菜は

購入苗を植えている

 

こちらは10日ほど前に店に売り出し直後の苗を

ひとまわり大きめのスリット鉢に植え替えて

畝の準備を整え

気温がもっと上がるまで

ビニールの温室内で育苗しておいたもの

 

10日の間に

今ではトマトは一段目の花が咲き

ナスも蕾をつけるほど大きくなっている

 

こちらは4/4日に種をまいたスイートコーン

20㎝程に大きくなっている

 

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・ナスとトマト

 

右がナスやピーマンの畝で、左がトマトの畝

両方ともナス科の野菜なのだが 

生態はまるで正反対

 

ナスの原産はインド東部の熱帯雨林で

蒸し暑く雨が多いところで

日本の夏、とくに梅雨時が大好きな野菜

 

一方、トマトの原産地は南米のアンデスの

高原地帯で雨が非常に少なく

昼夜の温度差がはげしく、涼しいところで

日本の夏の高温多雨が

大嫌いな野菜なのだ

 

だから畝も

トマトは山のように高畝にして

梅雨時までには雨よけをする

 

ナスはM字にして降った雨が

畝の中に流れるようにしている

 

ナス農家などは、夏場は

畝の周りを、お堀のようにして

水をためて栽培しているほど

ナスは水が大好物

 

 

 

ナスは、定番の丸ナスで千両2号×6 、長ナスの黒陽×2 

ピーマン×2 カラーピーマン×1  万願寺唐辛子×1 

ナスの畝にはまだ余裕があるので

後ほどヤーコンを植える予定

 

トマトは

大玉、桃太郎×4 中玉、レッドオーレ×2 ミニトマト×3

 

ナスもトマトもピーマンも

すべて一苗55円で買った苗だが

レッドオーレだけは3倍の152円

トマトの中でも群を抜いて甘いので

ブランド品で高くてもレッドオーレは毎年植えている

 

 

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・キュウリとスイートコーンとインゲン

 

 

こちらは

右は、キュウリやゴーヤ、インゲンなど

すべてツル性の野菜を植えるので

ネットを張る予定の畝

 

左がスイートコーンの畝

両方とも平畝で同じように見えるが

スイートコーンは草丈が2mにもなるので

成長したときにたおれないよう

畝を固く踏み固めている

 

 

 

キュウリ×4 (この後5月中旬にキュウリの2作目を植える予定)

 

スイートコーン×20

 

スイートコーンの畝には

2作目も直播しておく×18

 

3作目は、5月10日ごろに

やはり直播する予定

 

 

 

 

一方、キュウリの畝には

モロッコインゲンを直播する

 

ツル性インゲンは

一苗でも、十分食べきれない程の実がつくので

4苗しか作らない

 

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・スイカ

 

こちらはスイカの畝

スイカの原産は

熱帯アフリカの乾燥した砂漠地帯なので

過湿にすごく弱い

 

高畝にした後

植え付け部分をさらに高く盛り上げて

マルチをしている

 

どんなに夏場に雨が降らなくても

カラカラ天気がつづいても

けっして株元に水やりしてはいけない

一日で枯れてしまう

 

手前が 接ぎ木の大玉×2 

奥が 接ぎ木の小玉×2

 

本葉5~6枚で摘心し

子ヅルを4本伸ばす

 

4/4日にポット蒔きした2作、これから蒔く3作スイカは

別の畑に植えるのだが

まだ畝の準備が全然できてない

 

 

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・藤

 

 

家の目の前

川の対岸の

野生の藤の花が満開

 

 

鴨のカップルもお花見を・・・

してなくて、食事に夢中でした。。。

 

 

 

 

部屋の中から見た景色

 

 

 

”桃源郷”ならぬ

ここは

”籐源郷”

 

 

 

 

 


りんご・ブルーベリー・ベリーの花  イチゴ

2020年04月25日 | 家庭菜園

・りんごの花が満開に

 

手前のは、最近では珍しくなり

幻のと言われるようになった、”インドりんご”

40年前には一番大好きなりんごだった

今全盛期の王林の交配元となった

香り豊かななつかしいりんご

 

奥のは、”はるか”という品種

 

こちらは、奥が”王林”で

手前が、”もりのかがやき”という品種

 

”インドりんご”が作られなくなったのは

その香りと風味をうけついで

さらに甘さもそなえた

その子供である、この”王林”が登場したからだ

 

 

こちらは、 ”トキ”という品種

はじめて食べたとき

普通りんごは一個たべれば

それで満足なのだが

あまりのおいしさに2個3個と平らげてしまった

すぐ苗を注文し、育てて5年目

 

おいしさの秘密は、さもあらん

”王林”と”富士”という黄金の交配から生まれた

サラブレットなのだ

 

けれど上には上がいるのもので

今一番好きなのは

去年植えたばかりで

今年はまだ花も咲いていないが

”ぐんま名月”という品種で

”トキ”の甘さに、さらに風味や香りや

ほどよい酸味がある

 

今から何十年か後で

”王林”や”富士”や”津軽”が

いまはめずらしい幻のりんごと

呼ばれる時がくるのかもしれない

 

 

 

 

しかし

リンゴの花は

なんでこんなに

きよきよしいのだろう

 

漢字が読めないのではありません

しぶのひなこ節です

ただし、出元の本田圭祐は読めなかったみたいですが(笑)

 

 

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・ブルーベリ

 

ブルーベリーも満開

10年前に植え付けたもの

 

 

 

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・ベリー

 

こちらは、ポイズンベリー

 

 

え、poison

毒イチゴ

いえいえ、アメリカの

ルドルフ・ボイズンさんの農場で発見されたので

その名前がつけられた

なんともまぎらわしい

 

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・イチゴ

 

イチゴもたくさん色づいてきた

10年ぐらい作りつづけている

カレンベリー

”可憐”から取られた名前ではなく

枯れないほど丈夫なイチゴという意味でつけられた

こちらも紛らわしい名前

 

ハウス栽培用の高級イチゴのように

手をかけなくても

露地栽培で、ほったらかしでよく育つ

 

 

 

こちらは

”おおきみ”という品種

名前そのもので大きいという意味

全くまぎらわしくない(笑)

 

一口ではたべれないほど大きくなり

おおきいだけではない、すごく甘い

露地栽培でもハウス栽培と同じような

大きくて甘いイチゴがつくれる

一押しの家庭栽培品種だ

 

 

右が”カレンベリー”、左が”おおきみ”

 

イチゴさんたくさんなってくれて

おおきに。。。

 


ゴーヤと白梨ウリの種まき  イタチ・・・ふたたび

2020年04月10日 | 家庭菜園

ゴーヤも白梨ウリも

昨年自家採種したものを蒔く

 

ゴーヤは

白ゴーヤとあばしゴーヤを一緒に栽培していたら

偶然掛け合わされた自家品種を

10年ぐらい作っている

 

大きさや肉厚であることや苦みが少ないのは

白ゴーヤと同じであるが

色は真っ白でなく薄緑をしている

 

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白梨ウリ

ソフトボールを一回り大きくしたような大きさで

白色で洋ナシのような形

甘く、食感がシャキシャキとして

夏場に食べるなら高級なマスクメロンより

こちらの方が断然おいしい

 

そんな甘くおいしいのに

市場にでることはない

販売されているのを見たこともない

 

その理由は外皮が非常に薄くやわらかいので

すぐに腐りやすく

輸送には全くむいていないからだ

 

栽培するにしても

少しの雨で裂果する

雨よけをして育てても

完熟したらすぐ収穫しないと

地面と接地しているところから

ウリ自身の重さで腐敗してくる

 

非常に栽培がむずかしいが

自家栽培でしか味わえないおいしさなので

失敗しながらも作りつづけている

 

真ん中のエッグメロンの種は

昨年ホームセンターで見つけたのだが

白梨ウリを交配させて、

小さな実がなるよう品種改良されたものだと思う

 

卵というよりもテニスボールぐらいの大きさで

白梨ウリより

甘さはすこし劣るが

腐るリスクは減ったようだ

 

今後どちらを作るか迷うところなので

今年は両方植えてみることにした

 

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先日、イタチが罠にかかったあと

もうしばらく役場から捕獲器を借りることができたので

仕掛けてを置いたら、2匹目をゲット

 

前のより一回り大きい

 

前回のがおとなしく、かわいかったのだが

今回のは,

近づくと

非常に大きく

鋭く叫ぶようなような声をあげて

歯をむき出して襲いかかろうとしてくる

少しはなれていても恐怖を感じるほど

 

まったく前回のとは正反対

まさに猛禽類そのもの

また

興奮するとおしりから臭いを出すのだが

その匂いが、なんともいえないほど嫌な臭いなのだ

 

今がイタチの繁殖期だそうで

一度に4~10匹は産むというから

いったこのへんには何匹イタチがいるのだろうか

 

役場から、もうしばらく

捕獲器を借りることができたので

 

イタチごっこは

づづく。。。

 

追記

世の中にはこんな穏やかなイタチもいる

 

 

 


スイカとスイートコーンの種まき  ジャガイモ

2020年04月04日 | 家庭菜園

もし、あらゆる野菜と果物の中で

”何がいちばん好きか”と聞かれれば

文句なく

”カンカン照りの真夏に食べる、よ~く冷えたスイカ”

だと答えるだろう

カンカン照り  スイカ食べたくなりましたか? (笑)

 

そんな大好きなスイカだから

6月中下旬から8月下旬まで長期間食べたいので

時期をずらして3作型栽培する

 

と言っても、6月中下旬に収穫となると

2月下旬ごろには、温床で種まきして

ハウス内で育苗をする必要があるのだが

いくら好きとはいえ、そこまでしたくないので

1作型は苗を購入して、4月中旬に植え付ける

 

だから今回蒔くのは7月中旬ごろから収穫する

2作目になる

 

 

スイカの発芽温度は、25℃~30℃と

野菜の中でも最も高く

この時期でも温床ヒーターを使って

発芽させる必要がある

 

品種はカメハメハという種をまく

カメハメハと言えば

ハワイの王様とか、ドラゴンボールを連想するが

ユニークな名前をつけて売り上げを

伸ばそうとする意図だろうが

そんな安易な根端にのるものか!

ハッハッハッハ・・・

 

え、すでに乗っからされている(笑)

 

ま、というよりも

このスイカの大きさが3~3.5kgというから

大玉と小玉という範疇しかないスイカも

トマトのようにミニ、中玉、大玉と3種類分けされるなら

これは中玉スイカの部類になるので

そこに惹かれてしまったからだ

 

10㎏もの大玉では

冷蔵庫がいっぱいいっぱいになってしまうし

2㎏程の小玉では少しもの足りない

 

種苗メーカーも名前で人目をひくのでなく

”中玉スイカ”を強調して売り出せば

売り上げを伸ばすかもしれないのに

次の3作目は4月下旬に蒔く予定

 

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スイートコーンはキャンベラ90という品種

スイカと同じく発芽温度が高いので

やはり温床ヒーターで発芽させる

 

スイートコーンの本当に甘い収穫期間は短かいので

こちらも蒔く時期をずらして、3作で50程栽培する

 

昨年も50程植えたのだが

収穫前にアナグマにすべて食べられてしまった

その後アナグマは捕獲機で一匹だけだが捕らえた

 

まだアナグマはこの辺に2~3匹いるのだが

今年はスイートコーンを植える畑の周囲を

1m以上のフェンスで囲ったのでたぶん大丈夫だろう

と思う。。。

 

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この畝は、2月15日にジャガイモを植えつけ

地温を上げて早く萌芽させるため

透明マルチで覆っておいた

 

すでにマルチの中で出た芽が

あっという間に成長し

葉がマルチで圧迫されている

 

もしこれが黒マルチだったら

ここまで成長せずに

もやしのようになっていただろう

 

マルチを破くと

圧迫されていたとは思えないほど

元気な葉が飛びだしてきたので

一安心

 

 

88個の種芋を植えて

すべて萌芽していた

品種はアンデス赤

 

名前にアンデスとついているが

南米のアンデスとは関係なく

隣県の岡山でずっと作られ続けられていた在来種

 

外観が赤く、中は黄色で

ホクホクで男爵よりもおいしく収量も多い

 

おいしいだけでなく一番の特徴は

休眠期間が短いので

春と秋の二期作ができること

 

もうかれこれ十数年

種芋は自家採種したものを使い続けているが

病気になったことがない

もちろん連作障害を出さないように

3年以上は同じ場所で連作しないようにしている

 

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そのジャガイモの奥にあるこの菜の花は

食べきれなくて残ったカブの花

 

ナバナの菜の花は

すでに散ってしまったが

こちらは今が満開

 

もし、いちばん好きな花は

何かと聞かれれば

畑に咲いた

早春の菜の花

と答えるだろう

 

 


イタチの捕獲作戦・・・ついに

2020年04月01日 | 家庭菜園

昨夜から

雨が強く降って

普段なら、畑には当然いかないのだけれど

 

5日前に雨が一日中降ったとき

畑に行かなかったがために

捕まったイタチを逃がしてしまったので

全く期待してなかったが

いってみた

 

入っていた

 

細長い胴体に

短い脚と

長い尾

 

かわいく

猛禽類というイメージではない

 

一晩中雨にうたれて

おなかもすいて居るだろうから

ウインナーを持ってきてあげる

 

雨除けをしてあげて

明日、役場に捕獲器ごともっていくことにする

 

一度逃げられれば

二度と罠にはかからないだろうと

半分あきらめていた

 

イタチが雨の日を狙ってやってくるのは

雨が苦手な猫は、雨がふっていると出歩かないので

唯一の天敵である野良猫との

遭遇を回避するためかもしれない

 

たぶん捕まったのは

警戒心の強いイタチといえども

一度味をしめた、チーズとウインナーとちくわの

おいしさに負けたのでは

”花より団子” いや

”罠より団子” の誘惑に

勝てなかったのではないだろうか

 

 

畑からの帰り

家のすぐ前を流れる川に

鴨の夫婦が来ていた

もう、7~8年前から

毎年この時期にやってくるようになった

川の左上には大きな貯水池があり

そこで卵を産んで子育てしているのだろう

 

ここのところ、菜園日誌というよりも

動物日誌になってしまったが

”志村どうぶつえん”で

プリンちゃんや、パンくんと遊んでいる

志村園長の姿は、もうテレビで見ることができないんだね・・・