菜園日誌

自給自足の野菜作り

ハヤトウリ、ネギ、ニンジン 、サヤエンドウと大根の花

2009年03月31日 | 家庭菜園
●ハヤトウリ、ネギ


ハヤトウリをプランターに半分ほど埋めて温室の中で芽だしをする、緑と白の2種類あって、白のほうが少し柔らかい。



九条太ネギをトロ箱に蒔く。




●ニンジン


トウが立つ前に残っていたニンジンをすべて収穫する、去年の秋蒔きが4月下旬から収穫できるので、それまで軽く茹で冷凍保存して使う。


なかには、こんな2又、3又のニンジンも・・・




●サヤエンドウと大根の花





春野菜の花の中でも、ひときわあでやかなのがサヤエンドウの花。





こちらは、種取りに3株ほど残しておいた大根の花。




他の同じアブラナ科の黄色い花と違って清楚な白い花を咲かせる。

夏野菜の発芽、お花畑の菜園

2009年03月27日 | 家庭菜園
●夏野菜の育苗


3月初旬に蒔いた夏野菜を発芽育苗している電熱発芽ハウス。







左がナス科、右がウリ科の苗、早いものでは、F1のトマトやF1のスイートコーン(すでに畑に植え付けた)は種を蒔いて4日で発芽した、キュウリやメロンは5日、カボチャ、スイカは6日で発芽、ピーマン唐辛子類は1週間で発芽、発芽に一番日数がかかったのはゴーヤと冬瓜で10日。




これは、ナスとトマト。




ウリ科の苗は、あっという間に大きくなって葉と葉が重なって日当たりが悪いので育苗温室の方へ移動しなければいけないのだが、ここ数日寒さが戻ったので、この寒波が去ってからにする。上から、スイカ、カボチャ、キュウリ、タイガーメロン、ゴーヤ、冬瓜。




これは、スイカ、12蒔いて11発芽。





●まるでお花畑のような菜園は、夏野菜の畝の用意をするので、種を取るもの以外はもうしばらくで見納めになる。




























ホウレンソウ、大根、インゲン、エダマメ、イチゴ

2009年03月26日 | 家庭菜園
●ホウレンソウ、大根


5~6月取りのホウレンソウ(2.5m)、大根(12本)を蒔く、春蒔きはトウ立ちが早いので少量ずつ作る、本葉が出るまではトンネルをする、左のトンネル内は2月中旬蒔き。



その2月中旬蒔きホウレンソウ、収穫は4月中旬から。




同じ畝の同時に蒔いた大根、収穫は4月下旬ごろから。




●インゲン、エダマメ


一作目のインゲン(左)、エダマメ(右)をポットに蒔く、インゲンは年3作、エダマメは少量ずつだが夏蒔きの丹波黒豆を含めると4~6作蒔く予定。




●イチゴの敷き藁


イチゴに雨で跳ねた泥がつかないように敷き藁をする(右)、左の畝にはビニールマルチを試みる(ビニールマルチの方が地温が上がるので収穫時期が少しでも早まってくれれば長期間収穫できるかもしれないので)。

ニンジン、空豆、イクリ

2009年03月23日 | 家庭菜園
●ニンジン

夏取りのニンジンを蒔く(奥は2月初旬蒔き、6月~取りのニンジン)





●空豆

去年の10月中旬に蒔いた空豆は、1mほどに成長して花ざかり。




花にはたくさん蜜があり、空豆畑の甘い香りの中にいると、子供のころよく花の蜜を吸って遊んだ思い出がよみがえる・・・





●イクリ

イクリ(日本スモモの一種)の木が、まるで雪化粧したように、真っ白な花を満開に咲かせている。



毎年6月に、花の数ほどのたくさんの赤い甘酸っぱい実をつける。

スイートコーン、イチゴ、アスパラガス

2009年03月21日 | 家庭菜園
●スイートコーン


2週間前にポットに蒔いたスイートコーンが、本葉3~4枚になったので定植する。




成長したとき倒伏しないように、植え付け前に畝をよく鎮圧しておく、またできるだけ浅植えにするとよい、これは3月~4月に定植する夏野菜全般に言えることで、春先のこの時期では地温が暖まるのは地表の数センチ程なので深植えすればするほど根の成育は悪くなる、24苗定植。



4月上旬ごろまではトンネルをしておく、ただ天気がよいとトンネル内は急激に温度が上がるので、必ず風下側のトンネルのビニールの裾を開けておく必要がある。(左のトンネルは先日伏せこんだサツマイモ床で、右に見えるのはイチゴの畝)




●イチゴ


そのイチゴの畝、去年の10月中旬に72苗植えつけた。




すでにたくさん花をつけているので、敷き藁をしなければいけない。




●アスパラガスを初収穫。





山芋の植え付け

2009年03月18日 | 家庭菜園
山芋はとろろご飯のほかお好み焼きにも欠かせないので、毎年ムカゴから種芋を育てて2年ものにしてから収穫している。







これは去年ムカゴから育てた山芋の種芋、すでに白い芽が先端に付いている、長さ20cm~40cm。




短形の自然薯の種芋が売っていたので試しに植えてみる、芋のお尻が丸く膨らむ形から「とっくり芋」とも言われている、深く掘らなくても楽に収穫ができそうなので、成育に問題なければ来年からこの種に切り替えようかとも思う、長さ15cm~20cm。



山芋x15、とっくり芋x10




ツルが伸びてきたら右側のネットに誘引する。

サツマイモ、サトイモ、ヤーコン

2009年03月17日 | 家庭菜園


サツマイモの種芋(紅あずま、紅乙女、隼人、コガネセンガン)をトンネルに伏せ込む。





ついでにサトイモも同じトンネル内に伏せ込んで芽だしする、去年までサトイモは唐の芋、京芋、石川早生、土垂と4種類ほど作ってきた、それぞれ一長一短あり、今年はその中で一番おいしい唐の芋だけを作付けすることにした。






ヤーコンの芽塊ははポットに植えて温室内で発芽させる。





日当たりの良いところにサツマイモが少し見えるぐらいに浅く伏せ込んで、その上に藁をかぶせた後、乾燥防止のためビニールをベタがけしてさらにトンネルで覆って保温する、苗ツルが出でくるまで一ヵ月ほどかかる。

エンドウの支柱、菜の花畑

2009年03月16日 | 家庭菜園
●エンドウの支柱


昨年11月に蒔いたエンドウの畝10m、手前から鞘エンドウ、スナップエンドウ、グリンピース。




鞘エンドウには、すでに花が咲いたツルもある、奥側のスナップエンドウ、グリンピースは冬場ヒヨドリに新芽を食べられて成育が悪い。





支柱とネットを張る。




一方その隣の畝のシンシアジャガイモは葉茎が15cm程にも成長、一ヶ月前に種芋を植えつけた後、先日までビニールマルチをベタ掛けしておいたので、この時期としてはあまりに成育が良すぎる。





●菜の花畑


例年になく暖かい春なので、菜園はすでにお花畑。




菜花は満開。




こちらは、背丈ほどにもなった小松菜の花。




ブリッコリーの花。

育苗温室の自作

2009年03月14日 | 家庭菜園

5年ほど前に自作した、発芽した苗を定植できるまで置いておく育苗温室(120cmx180cmx70cm)を作り変えることにした。高さがわすか70cmしかないので温室と言えるようなものでもなく、天気が良いと短時間で急激に温度が上昇して、換気に気を配らないと苗を枯らしてしまうし、逆に天気が悪いと保温力があまりないからだ。



取り壊した後に、面積はそのままで、190cmほどに高くした温室を作る。



骨組みは太い鉄パイプを使って作ったのでけっこう頑丈。







虫除けネットを張った入り口のドアを取付けて完成。
ほとんどあり合わせの材料を使ったのでかかった費用はわずか1500円。



内部に、育苗容器を置くための3段の棚を作る。

桜、発芽いろいろ、ニワニハニハ・・・

2009年03月10日 | 家庭菜園
●桜

今日は、雲一つない晴天に恵まれた、植えて5年目になる桜が満開。




サクランボの実る桜なので普通の桜より早く咲くのだが、それでも例年より10日~2週間ほど早い(後ろに見えるのは背の高いシュロの木)。


●発芽いろいろ・・・

日差しの強い晴天の中、発芽ハウスの換気をするのを忘れて温度を40℃以上に上げてしまい(地中に挿した温度計が40℃だったので、ひょとすると空気温度は50℃近かったかもしれない(ーー;)、発芽したばかりの千果とフルティカを萎らしてしまった。3~4日程で発芽するので今から蒔きなおしてもまだ間に合う。まだ発芽してない地中の大玉トマト、ナス、ピーマンの種にもどう影響したか心配だ・・・。




一方、そんな高温のなかでも3日前に蒔いて今朝発芽したばかりのキュウリとタイガーメロンは無事だった。





2月初旬にトンネルに蒔いたニンジンは本葉2~3枚に成長。




こちらは2月中旬に蒔いたホウレンソウ。



同じく2月中旬蒔きの春大根。



2月中旬植え付けのシンシアジャガイモは、ベタ掛けしたビニールマルチを押し上げるほど芽が成長した。




寒の戻りがあるかもしれなので、中ほどに支えをしてもう一週間ほどマルチをしておくことにする。



●ニワニハニハ・・・

ニワニハニワニワトリガ春の暖かな日差しの中、玄関先で気持ちよさそうに日向ぼっこ。

夏野菜の種蒔き (スイートコーン)、レタス

2009年03月08日 | 家庭菜園
●スイートコーン、レタス


7月初旬取りのスイートコーン「キャンベラ90」と6月取りのレタス、サニーレタスを蒔く、スイートコーンは、毎回20株ほどずつ5月初旬までに4作形程蒔く、また秋作も3作ほど作る。生で食べれるほどの柔らかく甘いスイートコーンの種は、残念ながらF1種を蒔くしかない、ゴールデンバンタムという元祖スイートコーンの固定種もあるにはあるが、甘みも比較にならないほどなく実も硬いからだ。



スイートコーン30p、レタス、サニーレタスはセルトレイに各30蒔く。






●千果とフルティカが発芽




驚いたことに先日蒔いたばかりの、千果とフルティカの芽が出はじめた、発芽温度が適切だったこともあるが、発芽の良さはさすがにF1種だ。

夏野菜の種蒔き(ウリ科)

2009年03月07日 | 家庭菜園
●ウリ科の夏野菜、スイカ、カボチャ、キュウリ、メロン、ゴーヤ、冬瓜を蒔く。これまでウリ科はナス科にくらべ発芽温度(25℃~30℃)が高いので3月中旬頃に蒔いていたが、今年は例年より暖かく発芽器も用意できたので早めに蒔く。




スイカは去年蒔いたスイカクリムゾンスィートは糖度も収量もイマイチの出来だったので、今年は日本の固定種「新大和2号」を蒔く、カボチャも固定種の黒皮甘栗南京と赤皮甘栗南京、赤皮は去年初めて作ったが、ホクホクの黒皮とまた違って日本カボチャに近いしっとりした味わいなので今年も作ってみる、ただ時期をずらして3月下旬ごろに蒔く予定。キュウリは自家採種の奥武蔵地這胡瓜という固定種、タイガーメロンは今年初めて蒔いてみる品種。去年ゴーヤは、長さが40cmにもなる「大長れいし」という品種を植えて収量もすこぶるよかったが、今年は長さも一番短く苦味の少ないアバシゴーヤを蒔いてみる、冬瓜の種は去年自家採種したものを蒔く。




スイカ12p、カボチャ12p、キュウリ12p、タイガ-メロン6p、ゴーヤ3p、冬瓜3p、全部で48ポット、ナス科に使ったのより一回り大きなポットに蒔く。




種まきに使う土は、特別に培養土など買わない、畑の水はけの良いところの土を5mm穴のふるいにかけて使う、種を蒔いた上にさらに1mm程のふるいにかけた細かい土で覆う。(市販されている培養土の中には未熟な腐葉土が混入していたり HPが強い酸性 の培養土もあるようなので注意が必要だ)




手前が今日植えたウリ科、奥が先日のナス科




日中は、日が射せばそれだけで温度が30度近く上がるので、サーマルの温度設定はナス科の設定(23℃)のままでよい。




夜間は節電のため2重にカバーをかぶせ、さらに下の写真の発泡ビニールで覆っている。



夏野菜の種蒔き(ナス科)

2009年03月05日 | 家庭菜園
●トマト、ナス、ピーマン、唐辛子などナス科の種を蒔く


今年の大玉トマトは、アロイトマトを蒔いてみる、これは伝統種や固定種が専門の野口種苗研究所が扱っている桃太郎系の固定種である。種もできるだけ自家採取したいので固定種、伝統種の中から選びたいのだが、中玉とミニトマトは、なにより糖度が高くて甘いことを最優先して、F1のフルティカと千果を蒔くことにした。






ナスは立石中長茄子、ピーマンは魁ピーマン、いずれも自家採取できる固定種。それと万願寺唐辛子と今年で3年目になるキムチ唐辛子は去年自家採種したものを蒔く。







アロイトマト15p、フルティカと千果を各10p、立石中長茄子15p、魁ピーマン5p、万願寺唐辛子7p、キムチ唐辛子7p蒔く(全部で69ポットだが予備も入れての数なので実際苗を植えるのはこのうちの半分ほど)。





発芽するまでは温度が下がるので水やりは厳禁、乾燥させないよう育苗容器にふたをして、温度管理用に土を入れたポットに温度計と温度センサーを挿して、設定温度を23度前後にする(ナス科の発芽適温は20℃~30℃)。ただ困ったことには昼間天気がよいと育苗ハウス内の温度が40度以上にあがってしまう、発芽器は温度を上げることはできても下げることはできないので、保温カバーを少し開けて換気をして温度が上がり過ぎないよう気をつける必要がある、夜間は、大型のヒーターを使って1.3x1m四方の小さなハウスを暖めるので発芽適温をずっと保って暖めてくれている。


春 、 発芽器

2009年03月01日 | 家庭菜園
●春


暦の上では今日から春だが、今年は春一番が吹いたのも梅の花が咲いたのも例年よりずっと早く、季節が2~3週間ほど前倒しになったみたいだ。




菜花も例年より咲くのが早い。




ブロッコリーも、今は側枝蕾を収穫しているが、種取り用に残しておいた頭頂蕾は咲き始めた。





2週間前20cmほどのブロッコリーだったものが、いまや60cm程にも花束のように膨らんで花咲きはじめた。






●発芽器

今まで夏野菜の発芽には、日当たりのよいところにビニールトンネルを2重3重にして地温をあげて種まきをしていたが、昼間は十分過ぎるほど温度はあがっても、夜間は当然下がってしまい、発芽にはけっこう日数がかかっていた、電熱発芽器を導入すればよいのだが、家庭菜園用の発芽器は値段が高い割には容積が小さくまったく用を足さない、それで稲の発芽などに使われていた大型の中古の発芽器を安く手に入れ、簡単な発芽室を作ることにした。



100cm×50cm、800W、家庭菜園では十分な大きさの電熱発芽器



青いのが温度センサー(サーモスター)で、土中に挿して0~35℃まで温度を設定できる。





断熱のためお風呂場に敷く保温マットの上にヒーターを置く、そのうえに70x45cmの育苗容器を2つ並べることができるので、小さな育苗ポットだと100個ほどは入る。



ビニールで作った保温のカバーを被せる。



さらに、節電もかねて2重にカバーを被せ保温する、夜間はこの上にさらに毛布を被せておけば電気代もかなり節約できるだろう。