まだ5月だというのに広島は梅雨に入ってしまった、先日の記録的な5月の大雨や、昨日の季節はずれの大型の台風2号の到来など、地震を含めてかつてない気候変動が起こっている。
●タカキビ、赤ぶんどう
山手に植えた赤ぶんどうを収穫して、タカキビを蒔く、両方とも昨年の種の交換会でいただいたもの。
赤ぶんどうは、生では甘みがなくすぐに硬くなってしまったので完熟するまでおいて置いた。お赤飯のような色の豆ご飯が炊けるかもしれない。
タカキビの種、先日蒔いた金ゴマと同様、「たねの森」さんから一穂いただいたもの。
赤ぶんどうを収穫したあとに筋蒔きしておく。
赤ぶんどうを片付けていると、山鳩さんがやって来て、こぼれ落ちたぶんどう豆を拾って食べはじめた。
まったく警戒心のない無垢な瞳で遠慮なくすぐそばまで近づいてくる。
●小麦
その山手に植えた「しろがね小麦」だが、大雨や昨日の台風の強風にもまったく倒伏しなかった。
実も葉も茎もすべてが小麦色にそまり、後は好天が1週間ほど続いてくれれば収穫できるのだが・・・・今年は驚くほど早く梅雨に入ってしまい、雨がつづけば収穫ができないだけでなくカビの発生も心配される。小麦は寒くて乾燥している日本の冬場の気候に合った作物なのだが、ただ収穫時期が梅雨とかさなることが唯一問題。
非常に実入りがよく大粒の小麦ができた。
こちらは、今日蒔いたタカキビの横の硬質(強力)小麦、しろがね小麦より一ヶ月遅れて蒔いたので葉茎はまだ青黄色く、しろがねと違って穂はこげ茶色をしている。試みに少し蒔いただけだが、白がね小麦とくらべるてブンゲツが劣っている、たぶん来年は作らないかもしれない。
●サツマイモの苗床
こちらは、その小麦の後作に植えるサツマイモの苗床、3種類あるのだが境界がわからないほど繁殖して植え付けを待っている。