想い事 家族の記録

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こいにこい。

2013-04-24 16:54:00 | 日記

一握りの美談に、評価を下される僕たちの…

〔少女は恋をする〕

考えてみたら、娘だって立派に恋をしていた。
二次元の。
今は読む本がないので、
娘が夢中になっている「D,グレ…」を借りて読んでいる。
娘が好きなラビという少年をを見て、
思わず、「この子、カカシ先生のパクリ…ゴボエ」
娘は最近少し狂暴化している。ストマックブローをかましてくる。
「違うもん! ラビはラビさ!」
言葉まで感化されている。
「そうですかい」と私は呆れて、
「歳とると、キャラの見分けもつかなくなるんだな。
アイドルの顔もみんな同じに見えるし」
姪っ子は嵐が好きらしいが、話題についていけないので黙っている。
猿山のサルたちの顔が、全部違って見えるか?
などと云ったら、スピンキックが飛ぶのだろう。

一生で一番おバカになる中学生だからね。
本当、バカだなあと、よく想うのだが、
自分の中学時代を思い返すと、似たようなものだった。
やたら走り、戦い、友人と無邪気に戯れていた。
やたら走る、制服姿で全力疾走する。…バカだよなあ。
サンデー読んで、面白かったな。

娘はずっとラビ君を描き、
「きゃああ、うまく描けた! 母さん、これどう? うまく描けた!」
興奮しているので、私は静かに云う。
「ああ、上手に描けたよねえ…」

母さんも二次元の恋なら腐るほどしたさ。
現実の男は、そんなにきれいでもなかったよ。
でも、なかにはいい男もいるだろうから、
まあ、頑張りなさい。

美しい風景に辿り着きたいならば、泥にまみれる必要もある。
泥に汚れて、汗と、涙と、血を流して、
少女は大人になるんさ。

〔中学生は学ぶ〕

慎重に学校での勉強をサポートしている。
長い時間生きていると、
この章で重大なことはなにかとか、自然にわかるようになる。
私のどんどん死んでゆく脳細胞で、また中学から復習だ。
かわいいノートにミニテストを描いて、
楽しく…今のところは、楽しく学んでいる。

中学校の図書館を密かに狙っている。
新刊の目録をもらってきたんで奪うようにして眼を通すと、
わあい、読みたい本がいっぱいだあ。
「借りてきて! とりあえず、母さんに読ませなさいよ」とはっぱをかける。
図書館戦争シリーズと、12国記シリーズはずっと読みたいと思っていた。
人気のシリーズは中々貸出で読めないというが、

毎日通いなさい!!

脅迫する。そして、スルーされる。
今日は「プラチナデータ」が売れていった。
映画の原作本はくまなくチェックしたい。
映画に行けなくとも原作本は文句なしのにおもしろく、
またすぐに売れて半分以上の換金がある。

オンライン本屋さんはできれば続けたいのだが、
しばらく閉店になる。
でも、活字のない日常なんて、考えられない。
娘の図書室を利用させてもらうしかない。

〔夕飯〕

メンチカツ、たことエビとレタスのマリネ、
豆腐とわかめの味噌汁。メカブ。

明日も楽しき一日となりますように。


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