想い事 家族の記録

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七回忌。

2014-03-01 11:50:25 | 日記

もう六年も経ってしまったのか…

埼玉はあいにく小雨で寒く、
昨日とは気温差が大きかった。

30分くらいの間に、
お墓の前でお坊さんがお経を唱えたり、
お焼香などして終わり、

その後は場所を移動して会食。

会食ですすめられてビールをコップ半分程飲んだけど、
おいしくなかった。
昨夜の寝不足で、
頭はクラクラするし、
もう眠くてたまらない。

でも、解散した後、
おかーさんが「行こう行こう」と誘うので、
アウトレットに行き、
興味のないブランド品を、ボケラっと眺めていた。
物欲をかきたてるものが、何一つない。
もっと痩せてたら洋服にも興味がわいたろうに、
全く、何一つない…

おかーさんは私をコストコに連れて行きたかったらしく、
コストコも行った。
雑穀米、玄米、乾蕎麦、を買ってもらった。
あと、ずっと食べたかったベーグルパン。
本当は肉の塊とか欲しかったけどね、
持って帰れないし、
玉葱とか、
パスタソースとか、
入用なもの沢山あったけど。

コストコが近かったらなあ…


もうそれで本日はおしまいだと思っていたら、
おばがまたパチンコ行きたいと云いだし、
夜、私と、おじの奥さんだけ残って皆さんパチンコに…

残された私は非常に困惑した。
おじの奥さんとは初対面で、
相手は酒を飲んでいるし、
どう接するのがいいか悩んだ。
「それ、焼酎ですか」と云ったら「貴女も飲む?」と云われて、
お酒には問題があるんです…と、自然に話す体制になった。
以前、彼女はこの家で、
私の元旦那が、やくざにお金を借りて返済できなくなり、
おかーさんに泣きついてきた現場を目撃していた。
その時、おじは激昂して、
全くお前はいくつになっても治らないと怒鳴りつけたそうだ。
その治らん男の嫁さんは一体どういう人だろうと思っていたのだそう。
今は離れて暮らしていて、田舎で子供を育てながら、
寝たきりの父親の介護をしていると聞き、
「色んなもの背負った子がおるわ」と思って見ていたらしいのだ。
それで、元旦那の話になり、
なんでああいう大人に育ったのかと二人で二時間くらい話していた。
もう過去のことは笑い話だが、
昔の事を離すと、
あの頃の恐怖感がリアルによみがえってきて、
過呼吸になりかけた。

…怖かった。
でも、今は怖くない。
彼が、父親の7回忌に来ずに、
本当に何かの資格を取りに行っているなんて話は、
頭から信じてなかったし、
どうでもいい話だった。

その夜はまた一番風呂をいただいて、
疲れのあまり、よく眠った。

色々話せて、
良かった。

七回忌も終わり、
私の中で、ひとつの節目が終わったようだった。









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