Doll of Deserting

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キャラソンCD感想。

2005-12-27 20:49:49 | 過去作品(BLEACH)
 いや、書かずにはいられなかった…。友人に「市丸ギンに1000円使うべきか否か」と真剣に質問したところ、「買っとけよ☆」とにこやかに言われたので、すぐさまCDショップへGO!(笑)…したところまでは良かったんです。うん。自室で初めて聴くまではな。



…。



 いや、もう市丸隊長某ゴリエと一緒に紅白出ようぜ!!!(笑)
 や、遊佐さんお疲れ様です。マジで。(笑)



 つうかあたしの1000円…!いやそれはいい。ジャケットと歌声(あくまで声。笑)だけで1155円(税込み)だ!そう思え自分!!


 とりあえず順を追って…。


1曲目:世界は既に欺きの上に


 何つーか、歌詞だけは存じておりましたが、


おォこら怖いわ あァこらいかんわ
こらしゃあないわ さすがに酷いわ


 …せめてもうちょっと声が明るければまだいいのに、やたらシリアス声で歌われると「呪いの呪文か!」と思います。(笑)


 某所様で言われていたように、確かにちょっとガクトっぽい。(笑)そして微妙にラルクっぽくもあり。あ、あの皆さん私勝手にラルクとか言ってますけどそのつもりでお聞きにならないで下さいね!(笑)


 つうかアレですよ。最後の方、「バイバーイ」って何度も途中途中に入れるのやめて下さいよ!
 それ以前に、サビに入った時点で私の中枢神経は既にヤバかったです。(『喜びの歌』とかとテンション同じやないか!とね)
 喜びの歌っつーとアレです。CMとかでよく流れてるクラシック。(ありすぎて分かんねえよ)いやアレはハレルヤとかと並ぶYO!(笑)
 市丸隊長そろそろオペラ座デビューっスかね!(えっそれならイヅルはクリスティーnッゴフゥ!)
 

 いや、サビのところの台詞「よく頑張ったねもう大丈夫だ」って…藍染隊長の…それともアレか?やっぱ市丸さんも密かにイヅルに対してそう思っていたというこt(黙れ)



2曲目:冬の花火


 ウワーア!松谷さん(乱菊さんの声優さん)上手ー!!(笑)


 ていうかね、全体的にね、悪い男に捨てられた感がヒシヒシとします。
 何かこう…市丸さんがいかにも口の上手い男って感じがするYO!!いや間違ってないけど何かこう…乱菊さん騙されちゃった!みたいな感じが。(笑)


棄て猫拾い また捨てて


 ってコレは乱菊さんのことですよね?そうですよね?じゃあダメだよ!「捨てて」の後に「拾い」とか書かなきゃダメだよ!!


 日番谷の坊に拾われた事実を省くなYO!!(そっちー!?)


 えー…勝手な女で申し訳ございません。(ホントにな)


 全体的に市丸さんというか遊佐さんのお声が高くて少年っぽいです。(笑)ていうか「愛されることが怖いだけ?」って…!もしそうならイヅルの襟を猫掴みして捧げてやって下さい乱菊さん。(コラ)

乱「ホラ、愛されることが怖いとか言ってんじゃないわよ!ここに可哀想なくらいアンタのこと好きな子がいるんだから!」
市「ら、乱菊!分かったから放したり!!ちゅうかイヅルをそない持ち方するんやない…!!
イ「た、たいちょ…。」

 みたいなうちのギンイヅ。とうとうへタレと言われた(友人談。笑)うちの市丸さん。え?いやそれは元からだよマイフレンド(爆)
 
 まず自分よりちょっとでも長身なイヅルを猫掴み出来るうちの乱菊さんが謎じゃよ。(ホントにな)

 多分乱菊さんは、この後日番谷隊長から「女が軽々しく男を持ち上げるんじゃねえ!俺の夢が壊れる!!」というような理不尽な叱責を受けると思います。(ぇえ)



3曲目:表裏Hyo-ri


 アハハハハハハハハ!!!!!(大変失礼)


 えー…心臓に悪いので、突然ランララーラララララとか本当やめてくれよ!!おや?普通の曲じゃないのvと前奏部分で思った期待はどこへ…!いや、歌は普通に良かったけどさ!!!


 とか思っていたら何と口笛が来たよ。
 あれも遊佐さんが吹いてるんですか。(笑)


 というか、


ボクはたやすう 剣は抜かへん
だから滅多に 笑顔以外になれへん

 って本当ですか。

その場 その時 いつも本音や
せやけど それは心の底と 裏腹

 って本当ですか。何か間違うてへんか。


 まあ、「えっ?もしかしてうちの市丸さんの認識って結構間違ってなかったんじゃねえの!?」と少しでもときめいたのは確かですよ。確かですけど(帰れ)


 しかし、市丸さんの言ってきたことが全て心の底と裏腹だということは、「ついておいで」とか「ご免な」とかも裏腹ってことですか。そう思うとムカつきますね☆(爽やかに)
 けれども明らかに「ご免な」は本心だったので抜かすとして、「嘘」とか「ボクとキミの仲やないの」とかそういう…!!
 ていうかまあ「ついておいで」はどう考えても裏腹とかそういうのには出来ないと思うのですが、ああもしかして心の中では「危ない目に合わされへん」って思ってたってことかな!(大変都合の良い解釈)


 まあ、「裏腹」が「浦原」に聴こえるというのは今更な事実として(笑)やっぱ「本音」はどう聴いても「本気」に聴こえますよ。間違い…?


 最後になりましたが、買ったことを後悔はしておりません。(笑)というか、都合の良い感想でごめんなさいorz(いつもそんなんだろ)

手のひらの破片(日乱。奈々嘉様より頂きましたv)

2005-12-27 20:48:49 | 前サイトでの頂き物
市丸が藍染達と去って現世へ行くまでの間の出来事だった。

しばらく気丈に振舞っていた松本もある日それが元で少し体調を崩した。

あいつは弱い自分をさらけ出すのを最も嫌う。だから強がる。

特に今回は過去から繋がりのある市丸が関わっているとあれば内心かなり滅茶苦茶だと思う。

俺はそんな松本を正直見ている事が出来なかった・・・



「すまねぇが俺もまだ本調子じゃねぇし、今日は松本も体調崩して休んでる。後は任せる。」

体調の状態から俺は今日も執務を早目に切り上げ、後の事を第三席に任せることにした。

その足で松本に何か持って行ってやろうと思って果物屋で林檎を2つ買って行った。

そして・・・

「松本居るか?」

と松本の部屋へ辿り着き松本を呼んでみる。とにかくこの林檎だけ渡したら帰ろうと思っていた。

「隊長・・・わざわざどうしたんですか?」

「ただの見舞いだ。滅多に倒れねぇお前が倒れたんだ、少しは心配してやんねぇとな」

「それはどう言う意味ですか?あたしの事人間と思っていませんね?」

元気そうに受け答えはしているもののやはりいつもの表情とは少し違っていた。

「せっかく来てくれたんですから上がってくださいvv」

「あっ・・ああ。」

そんな表情の松本をほっておくことが出来ず部屋へ上がった。

「松本、お前体調良くねぇんだろ?林檎剥いてやるから大人しく横になってろ。」

「でも・・・」

「隊長命令だ!」

「・・・大人しく聞きます。」

あまり良いとは思わなかったが、そうでもしねぇと松本は無理するだろうし・・・。

しばらくして何とか林檎を剥き終わり松本の元へ持って行く。

「隊長・・・あまり上手な剥き方とは・・・」

「うるせぇ・・・とっとと食え。」

俺が言うと渋々松本が林檎を食べ始めた。


「隊長、この林檎の形何だかガラスの破片みたいな形していません?」

「言われてみればそうかもな。」

「あたし・・・今回の事で心が砕け散った感じがしたんです。そして、その散った心の破片はまだ全部元には戻ってくれないんです。戻って来ない一部の破片はきっと何処かへ行ってしまったのね・・・」

松本は林檎を見つめ話し始める。

「隊長・・・あたし本当は怖いんです。このまま破片が全部見つからなくってあたしがあたしじゃなくなったら・・・」

「しっかりしろ松本!!何があろうとお前はお前何者でもねぇ、十番隊副隊長松本乱菊だろう?破片はどれだけ時間が掛かっても一緒に探してやる。」

「隊長・・・・」

松本はうつむいて静かに涙を流し始めていた。

「ほら、今日は思い切り泣け。俺が付いてる。」

俺は松本を抱き締めてやった。そして泣きやむまでその頭を撫で続けた。

「だから、強がるな。辛くなったら俺に寄りかかっていいんだぞ。」


俺は松本が元気になるならそれでいい。


松本が笑ってくれるならそれでいい。


今は大泣きしてもいい。


例え破片が全部見付かって俺を見てくれなくても


松本が居てくれれば俺はそれでいいんだ・・・







 いつもお世話になっております「stripped-diva-girl」の奈々嘉様より、相互記念リクで素敵な日乱小説を頂きましたv「男らしい日番谷君と少し弱い乱菊さん」ということでリクエストをさせて頂いたのですが、正にリクエスト通りに仕上げて下さいまして感激です…!
 傷心の乱菊さんを慰める日番谷君と、可愛らしい乱菊さんに心奪われました。(笑)
 奈々嘉さん、お忙しい中このように素敵な小説を下さいまして、本当にありがとうございました!私も頑張りますね…!!