Doll of Deserting

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メルヒェン?第2弾(前編)

2005-12-05 21:26:31 | 過去作品(BLEACH)
 懲りずにシンデレラです。(涙)



 昔々あるところに、それはそれは綺麗な娘がいました。しかし娘は「シンデレラ(灰かぶり)」と呼ばれ、意地悪な継母と継姉達からひどい虐めを受けていました。



恋「(えーと←台本)…シンデレラ!洗濯が終わったら次は掃除よ!!それからご飯の仕度もお願いね。」
白「ほう恋次…私に指図する気か。
恋「いいえ滅相もございませ…!じゃなくて!台本に書いてあるんスから仕方ないでしょうが!!」
白「しかし貴族の名にかけてこの私が洗濯などと…!というか恋次、私の作った食事を口に出来るのか?
恋「…。(何かを思い出したらしい)」


市「ええからさっさとしたらどうやの。何なら食事からしてくれはる?もう夕飯の時間やし。」
恋「もう市丸隊長一人で継母と継姉やって下さいよ…。
市「何やだらしない。あかんよ阿散井君。キミがくじでそんなん引いたんが悪いんや。」
恋「なっ…だからって俺が朽木隊長に逆らったら後でルキアに何て言われるか…!」
市「どっちでもええから早うせえ。それとも何や。可愛え可愛えイヅルに雑用やらす気なん?
イ「あ、あのお姉様(照)もうそのくらいで…。」
市「あかんイヅル!こんまま引き下がったらお前が全部やらなあかんようになるやろ。」
イ「いえ、もうそれでもいいですから…。(朽木隊長が怖い)」
市「ボクはあかんの。イヅルが作ったもんはボクしか食べたらあかんねんから。
恋「すっげえ私情じゃねえかよ…。」



 そんなこんなで、似合わない継母&継姉(例外一名)を尻に敷きつつ、結局シンデレラはご飯から作ることにしました。


…。

……。


恋「ギャアアアアアア!!!!!
市「いやー予想はしとったんやけどね…。」
イ「…。(吐)」
市「イッイヅル!あかん!早う寝室に運ばんと…。(嬉)
恋「ちょっと待てコラ。



 えーとシンデレラってどういう話だったっけか。うーんえーとそうそう舞踏会舞踏会!(色々すっ飛ばし)



恋「…てなわけで、今度この国の王子の嫁を決める舞踏会が開かれるそうです。二人とも王子に見初められるように出来るだけ着飾って市丸隊長ストップストップ!!!刀しまって刀!!!
市「何やて?イヅルが王子の嫁やて?
恋「勝手に話を決めてんじゃねえよ…。もしかしたらってだけの話っス。」
市「あかん…。絶対王子はイヅルんこと気に入ってまう…!いっそ朽木はんを替え玉にしたらどうやろ?
恋「それじゃ話が変わるッスよ。
イ「そんならボクが王子に呪いかけるとか…。
恋「アンタじゃシャレにならねえよ。



 何だかんだで、話の都合上やや強引に連れて行かれることになった継姉二人と、家で大人しくスズメと戯れていることになった(つうかそれしかすることがない)シンデレラ。



市「あかん…!イヅルのドレス姿がこないに可愛えとは思わんかったわ…!!むしろ犯罪やないの!?やっぱ替え玉使うた方がええんちゃうの?
恋「いい加減うるさいっスよ。つうかアンタのドレス姿も充分(ある意味)犯罪に近えよ。」
市「…阿散井クンにだけは言われたないわあ。」
恋「俺の方がマシっスよ絶対。」
市「せやかてそないに筋肉付いとってからに見苦しいわあレン子ちゃん。(オカマ調)
恋「アンタこそギスギスじゃないのギン子ちゃん。(オカマ調)
イ「…そろそろ行きましょう…。(脱力)」


白「私は何をしていればいいのだ…?」
恋「アンタはここで黙って魔法使いを待ってればいいんです。


~お城では~


日「嫁なんてまだいらねえのにな…。」
藍「そうは申されましても王子。」
日「それにしても藍染、お前このシリーズだととことん目立たねえ役だな。
藍「ハハハしばき倒すよ日番谷君。
日「ハァ…。」
藍「何だい、誰か恋い慕う相手でもいるのかい?」
日「バッ…ああ…実は…この前夜中急に目の前が明るくなったと思ったらいきなり胸のでかい魔法使いが…。
藍「ああそれはきっと夢だ。いい精神科医を紹介するよ☆


日「嫁にするならそいつがいいんだけどな…。(一目惚れ)」
藍「寝言は寝て言いたまえ。



 果たして継姉は妹との愛(?)を貫けるのか、王子は魔法使いとどうなるのか、ていうか結局シンデレラはどうすればいいのか。様々な疑問をそのままに後編に続く!(永遠に解明されない予感もするYO☆)