大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

泊まりの意義

2010年05月25日 | ヤンボラ・ヤンクラ
ヤンボラ合宿が終わりました。
 何があってもこれだけはやります、言わされます。反省会の発言から。
 (一人は当日欠席。一人は予定通りでしたが昼前に病院受信のために帰阪。従って、6人の感想から。)

○ 「参加できたのが何よりよかった。初めての参加です。」(自分の理解してほしいこと・しんどさも皆の前で伝えることもできたね。司会の役割ご苦労様でした。)

○ 「今年はリラックスして参加できた。夜中に寝床の中で皆の話も聞けてよかった。」(悩まず参加、親子で安心して別れられました。介護され上手になりました。)

○ 「楽しく参加できた。特に、Oくんのことが少し理解できてよかった。」(Oくんとのボケとツッコミの絶妙の漫才が受けていました。去年よりもうんとリラックスしていたよね。)

○ 「小学生の時にできなかったことを経験させてもらうことができた。」(あなたのギターでナツメロもたくさん歌わせてもらいました。)

○ 「集合時間に遅れて、○○ちゃんを待たせて迷惑をかけましたm(__)mほんの少し自分のことが分かった。」(困っているのは周りではなく、あなた自身であり、その事を踏まえて私たちが対応していたら朝の遅刻事件は起きなかったかもしれない。反省しました。これからそのことを考慮に入れて援助します。あなたも、自分の周りとのズレやしんどさを自覚できるようにしてください。N氏から)

○ 「一人離れないでみんなと一緒に楽しめた。バーベキュー係の役割も果たせたし、コンロが二つあったおかげでSyaくんと飲みながらしみじみ語り合えたのがよかった。」(今回は周辺参加もなく、ずっと輪の中で時間を共有できました。)

○ 「初めての参加でしたが、(同じ青年同士として)交流もでき、親しくなれてよかったです。」(スタッフとしての参加でしたが、傍目からはそれ以上の同世代を生きる青年同士の付き合いが見られ、そのことの大切さを感じました。ヤンボラたち!とてもいいスタッフを得ることが出来ましたね。)



 宿を提供していただいたHuさん、どうもありがとうございました。
 「琵琶湖・Hi邸に続きベースキャンプが2つできました。」

 担当スタッフのナガチャンとオダッチには毎回感謝です。予想以上の収穫があったようで、よかったですね。私は例によってバタンキュウーでしたが、夜の語り合いは皆さんの真骨頂発揮の場だったようですね。午前2時までご苦労様でした。「困っている子・青年たち」との泊行事になると胸の中の「虫がうずく」とか。これからも活躍の場を大いに提供しますので宜しくお願いいたします。
 ホントにお世話になりました。
 お疲れさ~ん。

 次は8月22日、23日の琵琶湖合宿。
 その前に7月3日(土)「つるみ村七夕まつり」の出演。
 あっ、それからヤンクラのギター師匠でもあり、今回宿を提供してくれたHuさんのギターライブが6月13日にあるそうです。


もう一年、今の場所でお世話になります

2010年05月23日 | ノンジャンル
 いくつかのお知らせです。

 現在使わせていただいています「おおさかパルコープ鶴見集会所」の建て替え計画が延期になり、幸いなことにこのままもう一年コープの建物をお借りすることになりました。よろしくお願いたします。

 ということで、もう一年大事に物を使わなければなりません。というか、もたせなければなりません。
 いろんなものを修理しなければなりません。
 先ずはすべり台。報告しました。しかし、修理したのにもう穴があいています。


 先日は、前から開いていたものも含めた廊下の壁穴をふさぎました。穴が好きな子どもたち、ごめんね。
 それと昨日は壁紙がビリビリ破られ、壁の上にかけてあった破った紙を発見。いくら探しても、どこの壁紙か分かりましぇん…。hihekomizzz

 壊れないようになんていう考えはとっくに捨てました。あきらめましたというか…。どんなに注意しようが、「しつけ」しようが壊れるもの!無理、無駄。これを前提に考えないと子どもたちとは付き合うことはできません。それにしても、仮に新築の建物に入ることになっても、この考えは維持できるか…。ウ~ン、ムムムム…。そういう意味でも、今のこの建物には感謝!!


 次に修理したのはブランコです。Huくんをアシスタントに修理。板の足置きにくぎ打ちをしてくれました。ずっと集中してやりました。



 しかし、せっかくの足置き台を修理したのにわざと外して乗る子がいます。足置き台をはめるパイプがグニャリと曲がってしまいました。

 こないだ、ラジオを聴いていたら子どもに包丁の安全な使い方を教えるのには、研ぎすました包丁を使って、掌にのせた豆腐を切らせるのが一番ですと料理教室の先生がおっしゃっていました。その通りだと思いました。もちろん、子どもによりますが、前のブログでカッターナイフを使って段ボールを切るHuくんの様子を紹介しましたが、ちゃんとできるんですよね。
 この頃、「安全」をめぐって様々な議論があります。要は安全に配慮しながら、子どもの力に応じて自分でコントロールする力をつけていくこと。取り返しのつく失敗を大いにさせながら、自ら学んでいけるように援助したいものです。


 昨夜はKeくん家からいただいた頑丈な机を修理しました。発達検査に最適ですが、ジェットコースターの坂を作るのにも使っています。この頑丈な机がとうとう壊れてしまいました。バッチリ修理しました。退職したら、こんな仕事をさせてほしいな。


れっつごー!春合宿・淡路島

2010年05月22日 | ヤンボラ・ヤンクラ
 ぽぽろのヤンボラ達は明日から一泊二日の淡路島の合宿です。宿泊場所は洲本市平安浦というところのスタッフHu邸。
 明日の天気はrainだとか…。

 ヤンボラが8人とスタッフが5人(親で運転手だけボランティアをしていただく方2人は別)の総勢13人の参加者です。
 私も運転手兼「付添」で参加します。みんなからは去年の琵琶湖と同じで「飲んで寝るだけやろ!?」と言われていますが、否定しません。

 目標は「楽しもう」「行って 泊まって 帰ってくること」「自然を満喫しよう」(「どこかで自分を出してみれるかな?」)という、まったくぽぽろらしいユニークなもの。

 それでは行ってきま~す。bye 


キャッチボール

2010年05月22日 | 児童デイサービス
 木曜学童。
 この二人、継続は力なりとなるか。来るなりあそび虫がうずうずしているのか、事務所に入ってきてムニャムニャ遊ぼうとは言わないけど、遊べと挑発しているのは明らか。
 よっしゃー!公園へ行こう!!と勇んで玄関を出ると雨、あめ、アメ…asezzz
 玄関は花盛り。(少し前の写真)


 梅雨明けには枝を切り落とす○○の木の下で雨宿りをしながらシャボン玉遊び。
 でも、ジリジリと枝の外へ出て行きます。
 そのうちに霧雨になり、さらに駐車場狭しとシャボン玉を飛ばして追いかけ、パチンと叩きはじめます。ついに、バットを持ち出して(私が)シャボン玉打ちが始まりました。



それならと、とうとうYuくんがカラーボールを取りに行き、野球の始まり始まり…。
(写真がなくてごめんね。私の携帯でKさんが撮りまくってくれたけど1枚も保存されていなかった!これは私が撮った最初の頃の写真)
 YuちゃんがYuくんの陰に隠れています…。初めはこの4人で始まった。


 その頃、Daくんはずっと駐車場の周囲をスケーターでグルグル回っていました。それで、坂を作ってジェットコースターだぁー!!途中、お尻が汚れてしまい気にしてやめちゃうかなと思いきや、自分で着替えてきて再挑戦。ウンウンいいぞ。

 Daちゃんはお隣のカツオ問屋の倉庫のフォークリフトも気になります。「入っていいかな?コラーッて怒られるかなぁ?」「乗ってもいいかな?」と何度も入るふりをしていました。

 でもでも、このアトがよかった!幻の写真のシーンです。
 グルグル回りながら、Daちゃんはずっと野球を気にしていたように思います。「ちょっと苦手やなぁ…。ウ~ンYuくんは楽しそうだなぁ。おれもやりたいなぁ~。難しそうだなぁ…。」てな感じで思っていたに違いない…。
 「Daちゃん、やろうか?」とバットを差し出して誘うと不安顔半分でやってきました。最初がよかった!ボールに振ったバットがカッコンと当たったのです。しかも、生協の看板に当たってオオヨロコビ。始めよければすべてよし。7,8回に一回くらい当たれば楽しいもんです。「走れ~!レレレレ…???」ビュ~ンと隣の卸問屋を超えて突っ走ります。
 そうだよね。ごめん。ベースも線も何もないもんね。どこへどう走ったらいいか分からんよね。ただでさえ苦手さを抱えているのに、何もないところでやれっていうのが無理だよね。
 しかし、そんなことはお構いなしです。何が嬉しいかって?この「やりとりあそび」ですよ。しかも、繰り返しやって、だんだん盛り上がってくるのがいい。ついにピッチャーもやりだしました。それがまた、どんなにYuくんがジャンプ(無理か?)しても届かない山なりボールです。文句を言うYuくんのバットが当たりだしたのは少ししてからです。これがまたちゃんとやりとりになっていくんですよね。いやぁ~、いい汗をかきました。