大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
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ちょっと一息?

2009年09月09日 | ノンジャンル
 土曜日からブログの更新が止まっています。いつの間にかアクセスが1万回を越えました。ご愛読ありがとうございます。

 ホントに久しぶりの日曜日は午前中はのんびりして、午後は翌日の講演準備に使おうと思って昼の「新婚さんいらっしゃい」を何気なく見ていました。二組目の有名国立大学出のカップルの話に注目しました。理科学系の仕事だったと記憶しています。下ネタで笑いをとる番組という印象が強いのですが、例によって三枝が出会いから結ばれるまでの経過を聞いていきます。
 答えるのはほとんど男性の方で、奥さんはニコニコ笑って聞いているだけの感じ。男性は超まじめな印象の方です。恋人同士が手をつないだり、キスをしたり、結ばれたりするのはある意味「あうんの呼吸」といいますか、2人の感情交流とコミュニケーションの働きがものを言いますよね。彼はキスの話だったと思いますが、「私の大脳の…」と説明しだし、最後には「脳が○○しなさいと命令し」などと「科学的に」大まじめに説明します。爆笑です。手を握るのに、握らざるを得なくなるような状況をつくりだすための花火大会見物作戦計画を練ります。2人が名実ともに結ばれるのは結婚後半年経ってからです。思いはあっても実行するのに時間がかかります。失敗談・成功談を雰囲気や気持ちからではなく、どちらかというとスキルの面から説明されていました。
 恐らく、コミュニケーションにかなり苦手な面があるのでしょう。不器用ながらも、一生懸命それを自分の知識でカバーしながら思いをゆっくり達成されて行く姿を見ながら、とてもほほえましく感じたのです。
 有名国立大学出の高学歴の2人が超まじめに下ネタの話を語る。それも、かなり「科学的に」「技術的に」説明される。不器用な程のコミュニケーション。「笑い」の面から見ると、申し分のないカップルなのでしょう。しかし、カップルはそれで笑いをとろうという魂胆も見られない超まじめ。ご両人の側からすればおかしくも何ともない微笑ましい、嬉しい苦労話。結果的には律儀なほどに「両性の合意」を尊重していらっしゃる。

 翌日、連れ合いがDVに関する新聞記事を読みながら、不器用でも何でもいい、こっちの方がよっぽど人権尊重だと思うわと語っていた。なるほど。
 
 テレビを見終わって、普段は気にならないご近所の子どもたちのままごとごっこや合唱が耳につき、講演準備に集中しようとしてぽぽろから持ち帰ったイヤマフをして音を遮断し乗りかけた矢先、携帯電話が鳴りました。結局、ぽぽろの事務所に出向いて相談を受けることになりました。相談が4時間にも及ぶと勉強するエネルギーはほとんど残っておりません。
 翌早朝に起きて少し勉強して未消化のまま岸和田の講演に臨むハメになりました。それでも、感想は具体例がたくさんあり分かりやすかったというものが多くて、少しホッとしているところです。具体例の中には「新婚さんいらっしゃい」の話も入れました。

 さて、今日の晩は堺会議もあります。松原市なのですが、堺市の北花田の駅から徒歩15分のところにある駐車場跡地にプレハブを建てるので、障害者福祉に有効に使って欲しいという話が持ち上がっています。勿論、家賃は必要ですが、儲けようという気はないそうです。結構広い土地のようです。さて、どうしましょう?土曜日にはヤングプロジェクト会議があり、内容的には卒後の青年期教育を取り入れた福祉の事業(自立訓練事業、2年の有期限)ができないかという話が出ました。自立・自律の力をつける楽しく学べる作業所です。この夢が実現できたらいいなぁ…。夕方、下見をすることになっています。また報告します。


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