大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

14日の卒後の学ぶ場・専攻科を考える集い実行委員会にご参加を!

2011年04月12日 | 専攻科・学ぶ作業所
 行ってきました!!4月9日(土)『鉄人28号』が復興の象徴として立つ新長田駅へ。
 Daちゃんもお母さんのブログに載せてもらっていました。あれです。
 同行の「つくる会」事務局長のHiさんに撮ってもらいました。

 商店街の方も胸を張っておっしゃったように、再建された長田の街とその象徴である「鉄人28号」に目を見張りながら、あのときの様子を思い浮かべこの日のめざす会場に向かいました。


 阪神・淡路大震災の時には救援活動で元町の神戸市立盲学校に震災3日目からお世話になりました。出勤する途上の六甲から燃えている神戸の街を見た教頭先生がその時のことを泣きながら夜通し話されたのを思い出します。

 私たちは近畿の障害児学校の教職員組合で運動場をお借りしてテントを張り、私が籍を置いていた学校から不要になったプロパン用の給食用大なべ2台を持ち込み、トン汁などを学校周辺の皆さんにお配りしたり、周囲のお年寄りの家を訪問しました。近畿の養護学校(今は特別支援学校)の先生方が続々と駆けつけ長田区の避難所は真っ先に回りました。

 避難所には障害のある子どもたちはほとんど見当たらなくて、軒並み訪問したらご近所の方々や民生委員さんから「あの唐黷ゥけた家の中で避難生活を送っておられます」「あのワゴン車の中で家族と避難されています」「大阪の親戚をたよって行かれました」というような話を聞きました。救援物資を届けながら、困っておられることや要求を行政に届ける活動をしました。
 確か最初の土日には200人の教職員が駆けつけ、一気に避難所を回りました。地元の教職員は家族と自らの学校・子どもたちと地域住民を守るために奔走しており、彼らに頼ることなどできません。そこでの救援活動のまとめ役をしていた私は団塊の世代に随分助けられました。
 
 今回、何年ぶりでしょう?会場で当時、神戸市立盲学校教員で兵庫の障害児学校の教職員組合の委員長をしていたwa先生に出会い、当時のことを語り合いました。
 彼は今年3月に退職。
 そして、Ka先生は先輩教員と一緒に立ち上げた株式会社(WAPコーャ戟[ション)で「エコールKOBE」という福祉事業型「専攻科」(障害者自立訓練(生活訓練)事業)を4月1日からスタートさせ「学園長」に。彼も今年3月退職。私は現役を続けていたら来年が退職でした。ほぼ同世代です。
 みんな元気やなぁ!!この団塊の世代と私たち少し下の世代のパワーはあの時同様に健在というか、むしろパワーアップして感じられました。大阪の退職組(特に男性)も頑張らねば…。そう言えば、お一人男性でSi氏が加わって下さったことはまことに心強い!超有名バイオリニストと同姓同名のSeさんも退職組に加わりました。よろしくね。


 さて、事業・「エコールKOBE」を利用される卒業生の皆さんは「学生」として紹介されていました。
 一人ひとりのこれからの学生生活への決意も、東日本大震災で被災された方々へのメッセージも歌も本当に素晴らしかった。装飾も学生たちの手作りです。学生が主人公の開所式で、みなさん生き生きとされていたのがとても印象に残りました。


 さて、ぽぽろスクエアの方は震災の影響で資材の値上がりと資材の調達困難に直面していますが、建設業者は私たちの期待にこたえるために頑張っているので少し時間が欲しいということになっています。結論は今月末まで。また、予定していた街頭募金運動などもとりやめることにしました。しかし、どんなことになろうとも来年度までに立ち上げることは不動の方針です。和歌山から兵庫へ、そして大阪のスタートは点から線へ、線から面への広がりを示すものです。
 あさって14日は卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどい実行委員会です。案内はこちら。明光ワークスの見学会も決まりました。(申し込み受付中です)
 同じくあさっての晩は堺(松原)に学ぶ作業所をつくる会事務局会議です。
 パンフもほぼ出来
上がり、先ずは特別支援学校訪問、事業の案内活動が始まります。
 頑張りましょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。