☆さんの課題は「足」でした。
足という言葉を聞いて、頭に浮かぶものを粘土を使って形にします。
粘土を手にした☆さん。
足を作っている途中で次々想像が膨らみ、気づくと足以外のものが造られていきます。
しばらくして、はっとする☆さん。
「あ、今日は〈足〉だった。」
〈足〉を作る課題に戻りました。
粘土で作った足を動かしては「これは、怪獣の足かな」「タコの足にも見えてきた」……
考えながら手を動かして集中しています。
いくつかの足を作っては崩す☆さん。
スタッフから見ると、どれも素敵な造形なのですが、
「やっぱ、ちゃうねん。」とのこと。
撮影許可が下りたのは
この1枚でした。
「足と言えば、こうでしょ!」とのこと。
イメージ造形の次の課題の「ひも粘土」(粘土で文字を作る)は、粘土で字を作る代わりに「文字チップ」並べをしました。
※記事掲載には、☆さんの了承を得ています。
<ぽぽろキッズ学習室について>
- 読み書き障がいのお子さんが対象です。
- 基本月2回、約1時間、個別でプログラムを通して向かい合います。
- プログラムは、NPO法人SKCキッズカレッジ(前滋賀大キッズカレッジ:読み書き障がいに関する研究や実践を行っているところ)と同じものです。
- スタッフはSKCキッズカレッジの研修を受けています。
- 漢字を覚える学習ではなく、プログラムを通して読み書きの困難さと向き合いながら自分の力で自分なりの方略(やり方)を見つけ出すことを目指しています。
「大阪発達支援センターぽぽろ」は、大阪市鶴見区今津北にあります。
障害児の放課後や長期休業中の居場所づくりを目的とする放課後等デイサービス事業、療育支援を目的とする児童発達支援事業、の2事業を実施しています。
ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育部門です。
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