多面体F

集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

国立競技場から600m 千駄ヶ谷・鶴の湯

2007年10月07日 | 居酒屋・銭湯紹介
代々木から千駄ヶ谷に抜ける千駄ヶ谷グリーンモールのなかほどにある銭湯
近所には鳩森神社国立能楽堂もある落ち着いた環境のなか、1949年建造の純和風・破風造りの建物がどっしり腰を据えている。
設備としては、気泡ブロだけでなく岩盤タイルによる岩盤泉もある。

1949年に建造された堂々たる建物。いまでは珍しい石塀が一部残っている。

写真をみて、屋号は鶴の湯だがのれんは「鶴乃湯」であることにはじめて気が付いた。

暗くてわかりにくいが破風の部分に温泉のマークが描いてある。

天井からレトロな扇風機が。もちろん大型の業務用エアコンも稼動している。

太い柱には、1949年新築した時に工務店から贈られた、えびす、大黒。この上にはやはり工務店から贈られた大きな柱時計がある。

ガラス戸を明けて廊下に出ると、石の並ぶ日本庭園には池と筧(かけひ)まである。

60代の男性客が、番台のお母さんと、小学生時代のクラスメートの話をしているような、ほのぼのした銭湯である。この建物ができる前の戦前から営業していたそうだ。周囲はほとんど4-5階建てのオフィスビルやマンションだが、商店街には、この建物と吊りあう米屋、はきもの屋も現存するし、かつては髪結いなどもあったという。「3丁目の夕日」よりさらに古い時代の光景だったのだろう。

わたくしは明治公園の角からスタートし、国立競技場と絵画館の回りを各2周走っている。夜も少年チームがフットサルをし、夏は神宮球場の歓声が聞こえ、 春は桜を見られるコース。ただ国立競技場のサッカーの客と一緒になると混雑して、とても走ることができなくなるので要注意。
神宮外苑では、かつて瀬古利彦が練習していたと聞く。

住所  東京都渋谷区千駄ケ谷4-16-4
電話  03-3402-5808
営業時間 15:30~23:30
定休日  月曜


☆グリーンモールにはちょっと洒落たビストロやすし屋やもある。少し歩くと、草思社、幻冬舎、河出書房新社といった出版社もある。
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