なぜ朝鮮半島から200万人もの人が渡航してきたのか、日本の敗戦で130万人は帰国したが残りの人はなぜ日本に残ったのか。こうした在日の歴史を、資料や写真で理解できる博物館を訪ねた。展示は体系的で、生活実態を示す多くの資料が陳列されていた。 . . . 本文を読む
2007年に開館した大宮の鉄道博物館を訪れた。136年もの歴史をもつ日本の鉄道は、戦前も戦後も交通の大動脈として活躍している。30両以上の蒸気機関車や客車の実物が展示してあり壮観だった。しかし、それを支えた鉄道マンの影は薄かった。 . . . 本文を読む
一番近い隣国でありながら、日本の「侵略」による被植民地としての暗い歴史をもつ国、韓国・北朝鮮。日本とコリアの2000年にわたる交流の歴史の展示をテーマとする博物館が大久保にある。稲作や仏教伝来などから説き起こす視野の広い博物館で、この日開催していた企画展は「文禄・慶長の役と日・朝の陶磁」だった。 . . . 本文を読む
六本木の国立新美術館で第82回国展を見た。工芸部の白磁の陶器、漆器、織物、とりわけ上品な首里花織を興味深くみた。首里花織は琉球王朝時代に貴族が着用したもので、戦後復興した。また写真部の作品はどれも驚くほどレベルが高かった。 . . . 本文を読む
シュルレアリスムは絵画や詩が有名だが、「シュルレアリスムと写真:痙攣する美」を東京都写真美術館でみた。シュルレアリスムは絵画や詩が有名だが、この展覧会は写真に焦点を当てた国内初の大規模展だ。この日シンポジウムが開催された。わたくしは理論はまったく知らないので興味深かった。 . . . 本文を読む
今年1月文部科学省は新庁舎に移転した。これを機に昭和初期に建築された旧庁舎内に文部科学行政の広報機能をもつ「情報ひろば」がオープンした。人間国宝の作品、土佐礼子のシューズなど一般の人の関心をひく展示物も多い。ただし本質は、中庭の「さざれ石」に象徴されるように国家イデオロギーの広報塔である。 . . . 本文を読む
池袋から徒歩5分、大芝生の前庭が広がる重要文化財・明日館がある。設計したのは旧・帝国ホテルで有名なフランク・ロイド・ライトだ。1921年5月5日、のちに村山知義と結婚する岡内籌子が高松から上京し、高等科1回生としてこの学校に入学した。 . . . 本文を読む
平成も早くもすでに20年、来年は「天皇陛下御即位20年奉祝」の大行事が行われるようだ。遠くなった昭和の「くらし」、それも衣・食・住をまるごと実感できる博物館が大田区にある。築50年を越える民家をそのまま使った博物館を訪れた。 . . . 本文を読む
各県に立派な美術館が建っている。阪神・淡路大震災後HAT神戸に建設されたこの美術館もそのひとつだ。地元出身、椎原治の写真「流氓ユダヤ」シリーズ、荒木高子の聖書の陶芸など充実したコレクションがあった。また明石出身の伊藤隆康の作品展「絵画から環境へ」は60年代から80年代という時代の流れを感じ取れ、興味深かった。 . . . 本文を読む
従軍慰安婦問題は、南京大虐殺、沖縄戦住民虐殺と並び安倍・前首相をはじめとする日本会議側の勢力が「歴史」から消し去りたい問題である。昨年話題を呼んだ7月の米下院本会議での決議採択だけでなく、11月にオランダ下院、カナダ下院、12月13日欧州議会でも同様に採択された。欧州議会は慰安婦問題を「20世紀最大の人身売買の一つ」と規定、日本に公的謝罪・賠償のほか歴史教育の見直しなどを求めている。 . . . 本文を読む
江東区北砂の東京大空襲・戦災資料センターを訪れた。1945年3月10日未明の空襲で隅田川以東は火の海になった。罹災者は100万人をこえ、死者は10万人(推定)に上る。このセンターには、焦げた防空頭巾、溶けた瓦、焼夷弾などが展示されていた。
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