今年6月、天王星と冥王星のハードアスペクトがおよそ40年ぶりに形成される。これはリーマンショック以降形成されてきたカーディナルクライマックスという天体位相の第2形態といえるものだ。
カーディナルクライマックスをおさらいすると、土星、天王星、冥王星が風雲急を告げるカーディナル・サイン(てんびん、おひつじ、やぎ座)に入居してハードアスペクトを形成することを指し、これにより社会経済に非常に大きな変転をもたらすとされているものだ。前回は20世紀初頭の世界大恐慌の時代がそれに当たり、比較の対象とされている。
上記カーディナルクライマックスは、土星と天王星については2008年から2011年まで成立してきた。(09年記事:【木星順行】金融市場は今年最後の山場へ)。この間サブプライム問題からギリシャに代表されるソブリン債問題が噴出し、米欧など主要国による金融量的緩和の執行と問題解決のための多国間スキームが構築されるに至った。今日現在そのプログラムがうまく実行に移せるかという段階に差し掛かっていると言うことができよう。
今日のお題は「大鎌を持った死神」である。天王星-冥王星のスクエアが示すカーディナルクライマックスの第2段階は、問題を強制的に取り除く外科手術とも言えるだろう。この死神の大鎌は、2012年から2015年まで計7回振り回されるのである。
(天王星-冥王星のスクエア)
2012年6月24日 おひつじ8.39度
2012年9月19日 〃 6.95度
2013年5月21日 〃 11.24度
2013年11月1日 〃 9.43度
2014年4月22日 〃 13.57度
2014年12月15日 〃 12.59度
2015年3月17日 〃 15.30度
さて直近の政治情勢としては、フランス大統領選挙で緊縮財政を推進する現職のサルコジ氏が、雇用拡大と投資促進を掲げる社会党のオランド氏に敗北。またギリシャ総選挙では、連立与党が反緊縮派の追い上げを受けて議会の過半数に届かず、このまま政権が発足しなければ再選挙というところにまで来ている。
本年の春分図は木星金星の合に、冥王星、火星のグランドトラインが成立しており、財源の裏付けなくとも気が大きくなりやすい位相である。もっとも選挙というものは緊縮財政策が支持を受けるのは難しいものではあるが、3月までのNYダウ13000ドル突破などはこの影響をもろに受けている。
しかし、第1の大鎌は6月24日までに迫っている。もし喫緊の問題に対しモラトリアムな状態が続くなら、カーディナルクライマックス第2弾の衝撃は大きいものになるだろう。ユーロからギリシャが脱退するということがあってはならない。一度それを許すと、大鎌が7回行き来するうちに、他の問題を抱えた国々も次々と脱落する恐れがある。果たして欧州財政問題は解決の方向に進むことが出来るのだろうか。
また金融市場もこの大鎌を避けられない。実体経済の裏付けなく13000ドルまで上がってしまったNY株価は、早生栽培で今やすっかり稲穂が垂れて、いつでも収穫可能というところまで来ているのである。カーディナルスクエアが成立する6/24前後に、NYダウが年初来最安値をつけることも可能性として見ておかなければならないだろう。
金融占星術のR.メリマン氏は、木星がふたご座に入る(6/12)と株価が吹き上がる可能性を述べているがどうか。サイクルは繰り返す場合とそうでない場合があるので注意が必要だ。
天王星-冥王星スクエアのアタックが実際どのようなものになるか、それは刈り入れの鎌のように分かり易いものかもしれないし、大木を打つ斧のようなものかもしれない。後者であれば、その結果は2015年の7回目に突然訪れるだろう。それならばヘブライ聖書にある、エリコの壁の崩壊の逸話に喩えられるものなのかもしれない。
いずれにせよ、上に示したリストのカーディナルスクエア成立の前後一ヶ月は、世界経済の動きに注視していく必要があるということをお伝えしておく。
◆5月下旬の地震予想◆
21、24、26~28、30日。特に26~28日はM7前後の大型地震に注意してください。
太陽グラス(amazon.co.jp)
カーディナルクライマックスをおさらいすると、土星、天王星、冥王星が風雲急を告げるカーディナル・サイン(てんびん、おひつじ、やぎ座)に入居してハードアスペクトを形成することを指し、これにより社会経済に非常に大きな変転をもたらすとされているものだ。前回は20世紀初頭の世界大恐慌の時代がそれに当たり、比較の対象とされている。
上記カーディナルクライマックスは、土星と天王星については2008年から2011年まで成立してきた。(09年記事:【木星順行】金融市場は今年最後の山場へ)。この間サブプライム問題からギリシャに代表されるソブリン債問題が噴出し、米欧など主要国による金融量的緩和の執行と問題解決のための多国間スキームが構築されるに至った。今日現在そのプログラムがうまく実行に移せるかという段階に差し掛かっていると言うことができよう。
今日のお題は「大鎌を持った死神」である。天王星-冥王星のスクエアが示すカーディナルクライマックスの第2段階は、問題を強制的に取り除く外科手術とも言えるだろう。この死神の大鎌は、2012年から2015年まで計7回振り回されるのである。
(天王星-冥王星のスクエア)
2012年6月24日 おひつじ8.39度
2012年9月19日 〃 6.95度
2013年5月21日 〃 11.24度
2013年11月1日 〃 9.43度
2014年4月22日 〃 13.57度
2014年12月15日 〃 12.59度
2015年3月17日 〃 15.30度
さて直近の政治情勢としては、フランス大統領選挙で緊縮財政を推進する現職のサルコジ氏が、雇用拡大と投資促進を掲げる社会党のオランド氏に敗北。またギリシャ総選挙では、連立与党が反緊縮派の追い上げを受けて議会の過半数に届かず、このまま政権が発足しなければ再選挙というところにまで来ている。
本年の春分図は木星金星の合に、冥王星、火星のグランドトラインが成立しており、財源の裏付けなくとも気が大きくなりやすい位相である。もっとも選挙というものは緊縮財政策が支持を受けるのは難しいものではあるが、3月までのNYダウ13000ドル突破などはこの影響をもろに受けている。
しかし、第1の大鎌は6月24日までに迫っている。もし喫緊の問題に対しモラトリアムな状態が続くなら、カーディナルクライマックス第2弾の衝撃は大きいものになるだろう。ユーロからギリシャが脱退するということがあってはならない。一度それを許すと、大鎌が7回行き来するうちに、他の問題を抱えた国々も次々と脱落する恐れがある。果たして欧州財政問題は解決の方向に進むことが出来るのだろうか。
また金融市場もこの大鎌を避けられない。実体経済の裏付けなく13000ドルまで上がってしまったNY株価は、早生栽培で今やすっかり稲穂が垂れて、いつでも収穫可能というところまで来ているのである。カーディナルスクエアが成立する6/24前後に、NYダウが年初来最安値をつけることも可能性として見ておかなければならないだろう。
金融占星術のR.メリマン氏は、木星がふたご座に入る(6/12)と株価が吹き上がる可能性を述べているがどうか。サイクルは繰り返す場合とそうでない場合があるので注意が必要だ。
天王星-冥王星スクエアのアタックが実際どのようなものになるか、それは刈り入れの鎌のように分かり易いものかもしれないし、大木を打つ斧のようなものかもしれない。後者であれば、その結果は2015年の7回目に突然訪れるだろう。それならばヘブライ聖書にある、エリコの壁の崩壊の逸話に喩えられるものなのかもしれない。
いずれにせよ、上に示したリストのカーディナルスクエア成立の前後一ヶ月は、世界経済の動きに注視していく必要があるということをお伝えしておく。
◆5月下旬の地震予想◆
21、24、26~28、30日。特に26~28日はM7前後の大型地震に注意してください。
太陽グラス(amazon.co.jp)
今朝の市場の流れが急すぎて心配になったものですから。
ユーロ安円高が進みましたが。いつまで4月以降の急なリスク回避市場が続くんでしょうか。
(ツイッターでは今日の午前中にユーロ安円高のピークになると書かれておりましたが)
さて来週以降はどうなるんでしょうか。
6月下旬まで不安定な相場が続くんですね。
我慢ですね。
別の占いのサイトではなんか7月に1930年の世界恐慌の時と同じ星の動きと書かれていたので気になります。
又いろいろ言ってすいません。
(ところでツイッターのFX予想を楽しみにしています)