占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)

占星術に関して思いついたことを書き留めるブログ。西洋占星術による地震予測、金融占星術の研究をしています。

金融調波占星術 10/31〜11/4予想

2016-10-30 18:43:19 | 金融占星術
【10/31(月)】
月末(10月末での最後の営業日)
欧)消費者物価指数【速報値】

【11/1(火)】
月初め(11月初めでの最初の営業日)
日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見
英)製造業PMI
米)ISM製造業景況指数

【11/2(水)】
豪)住宅建設許可件数
米)ADP全国雇用者数
米)週間原油在庫
米)FOMC政策金利&声明発表

【11/3(木・祝)】
豪)貿易収支
英)サービス業PMI
英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表
英)カーニーBOE総裁の発言
米)新規失業保険申請件数
米)ISM非製造業景況指数

【11/4(金)】
米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給

Harmonic Financial Astrology 20161031.pdf

※提供する情報は如何なる銘柄も推奨するものではなく、読者ご自身の判断でご利用下さい。



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金融調波占星術 10/24〜28予想

2016-10-24 02:58:38 | 金融占星術
筆者が研究している、調波(ハーモニクス)による金融占星術の予想を、当ブログにて公開していくことにしました。
FXと株価の一週間の予想をsell(売り)とbuy(買い)で表示します。ドル円なら日本の国旗、日の丸で示し、buyはドル円のロング(円安)の意味となります。株価は主にNYダウを扱います。
的中率は五分五分となれば良い方だと考えています。
約束事項として、ここで提供する情報は如何なる銘柄も推奨するものではなく、読者ご自身の判断でご利用下さい。

Harmonic Financial Astrology 20161024.pdf




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阿蘇山で爆発的噴火(3)─阿蘇山噴火の解説

2016-10-10 13:40:27 | 火山
8日に噴火した阿蘇山は、今回のような爆発的噴火は1980年1月以来36年ぶりで、噴煙は高さ1万1000メートルまで上がったとのこと。気象庁は今後も同程度の噴火の可能性に警戒を呼びかけている。

前記事の御嶽山噴火で行ったチャート分析と全く同じ手法で、阿蘇山噴火の解説を行うことができる。火山原図となったのは、2010年2月14日の新月図である。



この新月図の特徴は、御嶽山の原図となった新月図と同じく、太陽にヴェスタがオポジションをとっていることが一番に挙げられる。火山の象意であるヴェスタが強く関与する新月図であることが分かる。

新月図を起動させるメインベルト天体は、TパラスがN太陽に接近しており、かろうじて有効と判断する。ジュノー、ヴェスタが来ていればもっと大きな被害が出ていたかもしれない。またNジュノーにT天王星が合の位置にあり、強い変化を後押ししている。

トリガーとなったのは他でもない、Tジュノーであった。これはPパラスと合であり、このタイミングでの噴火であった。

もう一つのタイムスケールは、天頂付近の水星のプログレスにある。P水星がMCに合となったタイミングとなっており、これにより当該原図が阿蘇山地域に結びつけられているのが分かる。

イベント発生地は上記Pパラスと、直近の10月1日新月図パラスがMCまたはICに来る地域が可能性が高い。アストロマップで見ると、東シナ海にパラスICが位置している。新月の月のアスペクトのセプタイル(51.43度)からセクスタイル(60度)までのエリアに九州が入っている。阿蘇山も新月図パラスの影響範囲にかろうじて入っている。



◆インドネシア、南大西洋でも火山噴火◆

阿蘇山のほかにも、9月27日にはインドネシア中部の観光地であるロンボク島にあるバルジャリ火山が噴火、400人の観光客が避難する事態となった。また9月29日は、南大西洋のサウスサンドウィッチ諸島で、3つの火山が同時に噴火しているのをNASAが人工衛星によって確認した。

これらの火山は阿蘇山と同じく、新月図パラスの子午線エリアに入り、前者は月のアスペクトがセクスタイル、後者はトレデサイル(108度)のエリアで成立している。トリガーはいずれも火山原図のNジュノーにPパラスが合のタイミングであった。

◆熊本地震も表示した火山原図◆

今回取り上げた阿蘇山噴火の原図となった2010年2月14日の新月図を選定するにあたって、現在から7〜8年前までの90枚近い新月図を調べ上げ、10枚程の候補を拾って1つに絞ったのだが、選定作業は難航した。いくつかの選定ポイントの中で、唯一この原図が持っていたのが、4月の熊本地震との関連が表示されていたことであった。これが選定の決め手となった。



熊本地震発生時の太陽がNジュノーと合となっており、この一枚で、地震による地下の地形変化が噴火に影響を与えたことが説明できるのである。

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〈引用〉
阿蘇山で爆発的噴火=36年ぶり、警戒レベル3に―気象庁
インドネシアで火山噴火、観光客ら約400人に避難勧告
NASA EARTH OBSERVATORY 記事より

〈補足〉
トレデサイル(Tredecile)というアスペクトは非常に珍しいアスペクトで、普通は滅多に使われない。しかし筆者のマンデンによる調査では、月のアスペクトでは108度に強い感受点が成立すると考えられる。108度とは、円を10分割した36度(デサイル(Decile))の3倍数であり、2倍数はクインタイル(72度)である。



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阿蘇山で爆発的噴火(2)─御嶽山噴火の解説

2016-10-10 01:05:11 | 火山
阿蘇山の解説の前に、2014年9月27日に発生した御嶽山の噴火について、ホロスコープの解説をしたい。この噴火は250人以上の観光客が登山中に発生し、58人が死亡、5人が行方不明となる、日本における戦後最悪の火山災害となったものである。

筆者は発生当時の2年前は、火山活動の原因となる新月図を選定する技術が無く、イベント発生図と直近の新月図のみ取り上げて記事を書かざるを得なかった。(過去記事)
現在は本年の熊本地震、夏のイタリア中部地震を経て、統合的な地震データベースの構築の基礎が完成しており、この方法論から火山活動の原図を選定することが可能となった。御嶽山噴火の原図となったのは、2008年10月29日の新月図である。



まず2008/10/29新月図では、新月の太陽が火山活動を示すヴェスタとオポジションをとり、この図は火山活動の原図となる可能性が示される。プログレスのタイミングでは、御嶽山MC付近に土星が位置し、P-MCが6年後の噴火当時にP土星と合を形成し、イベント発生時期を強く暗示している。

新月図が力を発動させる要因として、新月の太陽にメインベルト天体か天王星が±30度の範囲で合か衝となる必要があるが、当該新月図はそれを満たしている。

タイミングのトリガーとなったのはTパラスとT-Nノードの合が成立した時期で、これはN水星が合を拾っている。またP火星もT土星と合と重なる。さらに精緻なタイミングとしてT月が新月の太陽と重なり、そのままPヴェスタとオポジションを成立させている。月の関与でイベント発生時期が±1日にまで絞られるのである。

もう一つのタイムスケールは、天頂付近の土星にプログレスのMCが合を成立させたタイミングであったことだ。これにより当該原図が御嶽山の地域に結びつけられているのが分かる。

次に直近の新月図により、発生地のターゲットが絞られる。火山原図の鍵となるP天体と、直近の新月図MCまたはICの天体が共通である地域に発生する可能性が高い。選定としてはP天体よりT天体が足の速い合であるものがよい。

P火星-T土星は合だがT天体が遅いのでトリガーには向かない。そこでPヴェスタとP月はオポジションだが、ヴェスタを地域ターゲットに取り上げる。すると直近の新月図ではヴェスタMCが本州を通ることが分かる。



直近の新月図である9月24日アストロマップで月のアスペクトを見ると、セクスタイル(60度)からクインタイル(72度)の間に本州が入る。このエリアとヴェスタMCが重なる地域、概ね半径±400 kmの中に、御嶽山が入るのである。

◆パラス-ノースノードの合で、人の多い場所での災害に◆

御嶽山噴火の特徴は、一般登山客の多い土曜日という休日に発生したため、人的被害が大きかったことが挙げられる。パラスは都市や人口の多い地域を示すので、この組合せは小さな事象でも大きな災害となることを強く認識しておかなければならない。

続いて阿蘇山噴火のチャートを解説していく。

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(補足)
筆者の御嶽山に関する記事を検索すると、2007年2月19日に御嶽山について触れている記事を投稿していたことが分かった。「おとめ座16度のサウスノード」
御嶽山の噴火は突然で予期せぬ出来事だと言われていたが、後で振り返ると前兆があったのである。
そしてブログを始めて間もない筆者がそれに触れていたことも驚きであった。




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阿蘇山で爆発的噴火(1)─御嶽山噴火との関係

2016-10-09 20:55:43 | 火山
10月8日午前1時46分頃、阿蘇山中岳第一火口で爆発的噴火が発生し、熊本県、大分県、愛媛県、香川県で降灰が観測された。火口から北東約6kmにある阿蘇警察署で約3cm積もるなど、阿蘇山の北東側で多量の降灰となっている。気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げて警戒を呼びかけている。

◆内地では御嶽山噴火以来の爆発的噴火◆

今回の噴火は、火山の地下水がマグマの熱によって温められ、沸騰して爆発する「水蒸気爆発」とみられる(「京都大学火山研究センター(熊本県)」の大倉敬宏教授による)。水蒸気爆発による火山の爆発的噴火は、犠牲者63人を出した2014年9月の御嶽山噴火が記憶に新しい。今回は人的被害は無かったが、火口に近い風下の地域では、火山灰が農作物に降り積もるなど、広範囲に被害が出ている模様だ。

◆御嶽山噴火と阿蘇山噴火のホロスコープ◆

同じ水蒸気爆発であった御嶽山と阿蘇山の噴火を比較するため、ホロスコープを重ね合わせてみたところ、予想以上に重なる部分が見られた。



内円に御嶽山、外円に阿蘇山を配したところ、P太陽がT木星と合、PジュノーとTヴェスタが合、P土星とTジュノーが合、そしてT太陽がN天王星とオポジションとなっていた。TヴェスタとTジュノーは緩いトラインを形成。全体的にこの2つのチャートには強い結びつきが認められる。

正直ここまで強い符号が見られるのも、さすがに困惑するのだが、占星術では“一度癖がついたら何度でも繰り返す”と言われることもあり、今回もそのような事象が示されたということなのではと思われる。

次に新しいチャートを元にした御嶽山の解説、その後に阿蘇山の解説と続ける。


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