24日夜、アーカンソーやジョージア、ケンタッキー、アラバマなど南部諸州でオーロラが観測され、米メディアが珍しい出来事として大きく報じた。(47News)
その5日後の29日、ニューヨークにこの時期としては異例という雪が降った。(AFPBB News)
オーロラと降雪、これらの発生にはおそらく相関があると筆者は考える。先般のオーロラ発生は、20日頃に太陽で発生した中規模のMクラスCME(コロナ質量放出)による太陽風が、24日頃地球に到達した影響であろう。このとき太陽風による地磁気擾乱が発生し、それが米国中南部上空で磁気収束し電離層に一時的に穴が開いたのではと推測する。加速化イオン化した高エネルギー電子が大気分子と衝突して光るのがオーロラだ。
それでは電離層に穴が開くと雪が降るのか? その可能性はあると考える。「宇宙線が雲を作るメカニズム」の一部が解明されたという欧州原子核研究機構 CERN の記事を、In Deepさんのブログが紹介しておられる。http://oka-jp.seesaa.net/article/222447948.html
電離層に穴が開いた場合、そこから有害なガンマ線などの宇宙放射線が地上に到達するが、それらの放射線の影響が雲を作り出しているということなら、米国中南部でオーロラ観測後にニューヨークなどで異例の雪が降ったということも辻褄が合ってくる。
さて筆者の本論はここから。ツイッターでも先日述べたが、10/27新月図においては、月のノード(月軌道と黄道が交わる点)がタイとペルーでの子午線と重なると紹介した。占星術ではノードがMC-IC軸と交わる地域は何らかの気象および地殻変動が起きやすい。28日に発生したペルーでのM6.9地震もその影響と見る。この月のノード、北半球においてはワシントンなど米国東部のMCにも合となるのである。ニューヨークの突然の雪も占星学的な範疇から外れていないのである。
もともと月のノードは「ドラゴン」に例えられ、何もかも吸い込む大穴のごとく捉えられてきた。そして現代の占星術では科学的な知識を借りるなら、ドラゴンの大穴はすなわち「電離層の穴」ということだ。新月に月のノードが天頂-天底を貫いた地域は、大ざっぱに言えば電離層に穴が開きやすいということとも考えられるのである。
そう考えるとタイで続く未曾有の大洪水も、インドシナ半島内陸上空で電離層にほつれか穴が開いているのではと疑うこともできる。そしてこの穴を通して天体からの影響が地上に到達するとき、災害が発生する可能性が高くなると筆者は占星学的に捉えている。
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参考:オーロラと磁気嵐との関係
その5日後の29日、ニューヨークにこの時期としては異例という雪が降った。(AFPBB News)
オーロラと降雪、これらの発生にはおそらく相関があると筆者は考える。先般のオーロラ発生は、20日頃に太陽で発生した中規模のMクラスCME(コロナ質量放出)による太陽風が、24日頃地球に到達した影響であろう。このとき太陽風による地磁気擾乱が発生し、それが米国中南部上空で磁気収束し電離層に一時的に穴が開いたのではと推測する。加速化イオン化した高エネルギー電子が大気分子と衝突して光るのがオーロラだ。
それでは電離層に穴が開くと雪が降るのか? その可能性はあると考える。「宇宙線が雲を作るメカニズム」の一部が解明されたという欧州原子核研究機構 CERN の記事を、In Deepさんのブログが紹介しておられる。http://oka-jp.seesaa.net/article/222447948.html
電離層に穴が開いた場合、そこから有害なガンマ線などの宇宙放射線が地上に到達するが、それらの放射線の影響が雲を作り出しているということなら、米国中南部でオーロラ観測後にニューヨークなどで異例の雪が降ったということも辻褄が合ってくる。
さて筆者の本論はここから。ツイッターでも先日述べたが、10/27新月図においては、月のノード(月軌道と黄道が交わる点)がタイとペルーでの子午線と重なると紹介した。占星術ではノードがMC-IC軸と交わる地域は何らかの気象および地殻変動が起きやすい。28日に発生したペルーでのM6.9地震もその影響と見る。この月のノード、北半球においてはワシントンなど米国東部のMCにも合となるのである。ニューヨークの突然の雪も占星学的な範疇から外れていないのである。
もともと月のノードは「ドラゴン」に例えられ、何もかも吸い込む大穴のごとく捉えられてきた。そして現代の占星術では科学的な知識を借りるなら、ドラゴンの大穴はすなわち「電離層の穴」ということだ。新月に月のノードが天頂-天底を貫いた地域は、大ざっぱに言えば電離層に穴が開きやすいということとも考えられるのである。
そう考えるとタイで続く未曾有の大洪水も、インドシナ半島内陸上空で電離層にほつれか穴が開いているのではと疑うこともできる。そしてこの穴を通して天体からの影響が地上に到達するとき、災害が発生する可能性が高くなると筆者は占星学的に捉えている。
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参考:オーロラと磁気嵐との関係