占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)

占星術に関して思いついたことを書き留めるブログ。西洋占星術による地震予測、金融占星術の研究をしています。

米国南部でオーロラ、そしてNYで降雪

2011-10-30 23:48:58 | 気象
24日夜、アーカンソーやジョージア、ケンタッキー、アラバマなど南部諸州でオーロラが観測され、米メディアが珍しい出来事として大きく報じた。(47News)
その5日後の29日、ニューヨークにこの時期としては異例という雪が降った。(AFPBB News)

オーロラと降雪、これらの発生にはおそらく相関があると筆者は考える。先般のオーロラ発生は、20日頃に太陽で発生した中規模のMクラスCME(コロナ質量放出)による太陽風が、24日頃地球に到達した影響であろう。このとき太陽風による地磁気擾乱が発生し、それが米国中南部上空で磁気収束し電離層に一時的に穴が開いたのではと推測する。加速化イオン化した高エネルギー電子が大気分子と衝突して光るのがオーロラだ。

それでは電離層に穴が開くと雪が降るのか? その可能性はあると考える。「宇宙線が雲を作るメカニズム」の一部が解明されたという欧州原子核研究機構 CERN の記事を、In Deepさんのブログが紹介しておられる。http://oka-jp.seesaa.net/article/222447948.html

電離層に穴が開いた場合、そこから有害なガンマ線などの宇宙放射線が地上に到達するが、それらの放射線の影響が雲を作り出しているということなら、米国中南部でオーロラ観測後にニューヨークなどで異例の雪が降ったということも辻褄が合ってくる。

さて筆者の本論はここから。ツイッターでも先日述べたが、10/27新月図においては、月のノード(月軌道と黄道が交わる点)がタイとペルーでの子午線と重なると紹介した。占星術ではノードがMC-IC軸と交わる地域は何らかの気象および地殻変動が起きやすい。28日に発生したペルーでのM6.9地震もその影響と見る。この月のノード、北半球においてはワシントンなど米国東部のMCにも合となるのである。ニューヨークの突然の雪も占星学的な範疇から外れていないのである。

もともと月のノードは「ドラゴン」に例えられ、何もかも吸い込む大穴のごとく捉えられてきた。そして現代の占星術では科学的な知識を借りるなら、ドラゴンの大穴はすなわち「電離層の穴」ということだ。新月に月のノードが天頂-天底を貫いた地域は、大ざっぱに言えば電離層に穴が開きやすいということとも考えられるのである。

そう考えるとタイで続く未曾有の大洪水も、インドシナ半島内陸上空で電離層にほつれか穴が開いているのではと疑うこともできる。そしてこの穴を通して天体からの影響が地上に到達するとき、災害が発生する可能性が高くなると筆者は占星学的に捉えている。

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参考:オーロラと磁気嵐との関係 


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トルコ東部で直下型M7.2地震

2011-10-24 02:48:12 | 地震占星術
23日午後1時40分頃(現地時間)、トルコ東部の都市ヴァン近郊を震源とするM7.2の地震が発生した。当局によると死傷者が多数発生し千人規模の死者が出ている模様。今後被害が拡大する可能性も高い。

この地震は筆者がかねてより予想してきた、9/27新月による警戒地震が発震したものと判断する。本ブログ9/12付記事で中京地域を中心とした日本国内でのM7級地震予想を告知してきたが、予想は失敗に終わった。発震予想日は9/30記事で示していた警戒日の最終日である23日に符合した。

トルコ地震の原図である首都アンカラの9/27新月図によると、冥王星とASCがやぎ04度の完全な合。同新月の太陽-月はてんびん04度、おひつじ02度の天王星とTスクエア。8室カスプにVtが合となっている。同新月図の強烈な力を持つTスクエアと、地域を限定するアングルが重なる地域に被害が出た。特にASCが基点となった地震はピンポイントで激甚なものになりやすい。被害を示す8室に入居天体は無いが、8室サインのししに火星があり、これも狭い地域に被害が集中することを示す。

発震予想日は第4調波から拾ったものだが、地震エネルギーが大きいほど後日の発生となりやすい。23日はHN4太陽、ジュノー、パラスがかに28度で合、HN4火星がN土星と合となる日だった。

予想の経過を述べると、9/12に中京地方の地震の可能性を述べてからすぐに、非常に強い台風15号による河川氾濫で名古屋市が100万人の避難勧告をする等の影響が出たことから、同地方での地震の可能性はある程度減ったのではという心証があった。しかし9/27新月図が持つ力は台風だけでは除却出来ないと判断、警戒を解くことが出来なかった。その後タイで国土の1/3を占めるという50年ぶりの河川氾濫が発生、また月齢の後半である22日にケルマディク諸島でM7.4が発震したことから、新月図のエネルギーはほぼ沈静化したと考えた矢先に発生したのがトルコ東部地震だった。

正直なところ9/27新月の予想では、日本国内の可能性のみに関心が集中し、他の地域の考察をしていなかった。振り返れば台風15号が去った時点で別の可能性を検討すべきだった。自分に何も出来ることは無かったにせよ、結果的に被災地となった地域の人々に関心を払うことが出来なかったことを悔やむ。

しかし落ち込んでばかりもいられない。次の新月である10/27も地震のピークに当たる。今日のところは地域指定は出来ないが、不断の注意をもって過ごしていただきたい。


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10/21 ドル円史上最高値更新

2011-10-23 23:13:25 | 金融占星術
21日22時過ぎのドル円最高値更新は、同日21時35分に成立した、水星分割調波の水星おひつじ0度イングレスが大きい。

水星分割調波水星はネイタル天王星とタイトな合を成し、さらにおひつじイングレスの瞬間、3重円の全ての東京MCがおひつじ0度に集結。この直後日本円は総崩れとなった。

また同調波内パラスが1日前に同サウスノードと合、同おひつじ水星とトライン。21日にはネイタルパラスがやぎ29度で、太陽と合となったジュノーとスクエア。

地震に関連するメインベルト小惑星と日本円にはつながりがありそう。日本が地震国だからか? 占星学的に地震と為替に関係があるような気がしていたのだが、今日なんとなく分かったような気がする。

それから水星分割調波で遡ると、一つ前に同水星がおひつじイングレスしたのは3月10日のことであった。このときもネイタル天王星と合。水星分割調波内では、今日が東日本大震災の一周忌だったのだ。

突然の為替急変も地震も、備えが必要という点では共通する。今日のドル円急落に津波の記憶が重なった。亡くなられた被災者を偲んで、あらためて研究を深めていきたいと思う。

ところで報道ではドル円最高値更新に特段の理由無しというが、21日付の「復興債発行で国の借金が1000兆円突破の見込み」というニュースが引き金になったのではないのだろうか?

それを言わないのは大人の理由なのだろうが、震災の経済的被害の大きさが金額的に明らかになったタイミングでのドル円最高値更新の事実は、以上のホロスコープ分析に符合するものであると考えられよう。
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以上は10月21日にツイートしたものを掲載しました。

気になる今後の為替動向だが、ドル円は多少の戻りはあるかもしれないが、ここは水準が切り下がったと腹をくくるべきと思われる。水星分割調波のサイクルが一巡しての円高なので、それまでの経緯は無効、新たなサイクルに入ったとみるべきだろう。75円台を中心に76円から74円を試す動きに注意したいものである。

どうやら金(gold)高円高はやぎ座冥王星時代の鉄則になってきた感がある。2008年12月に冥王星がやぎ座に入ってからこの流れは止まらない。地下資源を示すサインやぎに強力なインパクトを与える冥王星、ドルの表示天体でもあるこの星は、ドル価値の希薄化の裏付けとして反比例するように金の価値を上昇させている。対して日本円を示すふたご座水星はやぎ座と150度のインコンジャクトの関係で、折り合いが非常に悪い。膨張するドル資産をむりやり突っ込まれているような感がある。冥王星がやぎを抜ける2023年までには、ドル円50円や30円とか夢ではないのかもしれない。

金高トレンドが明瞭に終息することなしに円高は止まらないのだろうと考えている。


コメント (2)
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ドル円、77円台に上昇

2011-10-12 23:12:46 | 金融占星術
12日為替市場は欧州時間に入った頃からドル円が大きく動き、半月ぶりに77円台に急上昇した。この日は日本時間午前11時過ぎに満月が成立し、満月トリガーが反応した形となった。

特に、すべてのユーロ加盟国の承認が必要なEFSF(欧州金融安定ファシリティー)の機能拡充について、最後に残ったスロバキアの国会承認が14日に成立する見通しが立ったと伝えられたことから、円売り外貨買いが進んでいるという。

14日といえば、太陽が土星と完全な合となる日であり、今年度の最も重要な政策転換の節目となることは間違いないと思われる。金融トレンドもここから新しい変化が始まると考えられる。

ドル円急上昇のタイミングとなった17時過ぎに、HAARPが動いていた。地磁気の動きと市場心理に相関があるのか、それとも誰かが壮大な“釣り”を仕掛けたのか、興味深い動きを示した。





参考:2010年8月25日の記事




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瀬戸内海で異常潮位

2011-10-01 00:57:58 | 気象
大潮となった30日、瀬戸内海で海水面の異常潮位が観測され、厳島神社など沿岸が冠水する被害が発生している。

「異常潮位」で道路など冠水 玉野、瀬戸内市の沿岸部(山陽新聞)

瀬戸内海の異常潮位、徳島では橋の下の通路が完全に水没(gigazine)

気象庁によると、この時期の大潮は特に潮位が高いこと、南太平洋の水温が高く海面が押し上げられ、さらに黒潮が沿岸沿いに流れており、瀬戸内海に流れやすいという。また先の台風15号による気圧低下により海水が集まったことも影響しているとのことだ。

しかしこの異常潮位については、地震と関連があるかもしれないとの見方もある。新宏観報告掲示板に以下の記事の投稿があった。

南海地震直前に潮位上昇 前兆現象を解明、気象庁(47news)

また筆者は09年6月13日記事で、台風と地震の関係について、台風がスロー地震の引き金となるというナショナル・ジオグラフィックのニュースを紹介した。

台風が“スロー地震”の引き金となる

広範囲な異常潮位の発生は、地震の予兆と無関係とは言い切れないように思われる。東日本のみならず西日本地域も今後起こりうる地震には警戒をしていただきたい。


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