前舛添知事の辞任による東京都知事選挙が7月31日に行われる。今回の選挙は、自民、公明などの推薦を受けた増田寛也氏、自民党から単独立候補した小池百合子氏、そして民進などの野党統一候補として鳥越俊太郎氏が立候補した。これらの候補のホロスコープを通して、選挙の予想を試みる。
◆ネイタルチャートからの見通し◆
増田寛也氏は1951年12月20日生まれ。総務大臣、岩手県知事を歴任。ホロスコープで見る氏の行政手腕は非常に手堅い印象だが、太陽ー天王星、また木星ー土星の衝から、敢えて対立する概念をも取り込んで政策に生かす能力がある。プログレスの太陽が水星、パラスと合。同時にネイタルのノースノードと合という強力なタイミング位相を持っており、都知事選当選の可能性が高い候補者だ。
小池百合子氏は1952年7月15日生まれ。環境大臣、防衛大臣を歴任。時局を読みつつ強力に論説を展開できる能力をもち、ジャーナリスト時代から仕事のスタンスは変わらない。今回の立候補は、所属する自民党の推薦を得られず単独立候補となった。プログレスの太陽は、ネイタルのヴェスタと合となる。このタイミング位相はチャンスではない。ライバルが弱小でない限り当選は難しく、政治生命に少なからぬ痛手を受ける可能性がある。
ちなみに前舛添知事の当選時タイミング位相が、ネイタル太陽にプログレスのヴェスタが近接していた。当選はしたものの任期を全うできず、2年で失脚する結果となっている。
鳥越俊太郎氏は1940年3月13日生まれ。サンデー毎日編集長、テレビ朝日「ザ・スクープ」司会、「オーマイニュース」日本語版編集長などを務める。今回都知事選野党統一候補として、初めて政治の舞台に挑戦する。野党統一候補は、タレントの石田純一氏が名乗りを挙げたものの撤回、また共産党の支持を受けた前回2位の宇都宮健児氏が、野党連携の煽りを受けて立候補を取り下げるという波乱の末に生まれている。
鳥越氏のホロスコープは太陽ー海王星の衝、水星ー冥王星のトラインが示す、混迷の中に自ら飛び込み、真実を暴いていく能力をもつ。今回の都知事選立候補に関しては、実はホロスコープにタイミング位相が存在していない。出生時が不明なので全く無いとは言い切れないが、キー天体が無い以上、ここでは当選の可能性が見いだされないとしか言えない。
◆投票日から見た見通し◆
7月31日投票日から、各候補者のホロスコープを検討する。投票日をネイタルとし、候補者の出生図を経過図として配置するので、プログレスは過去に逆行する。現在から過去を投影する手法は、投票日の候補者の強さを示すのに有効と見る。
増田氏は当日の太陽にP月が衝。P月はP太陽にトライン。当日のノースノードにP木星が合、Tヴェスタ、T月が合。日柄は良好で、幅広く得票できるタイミングだ。ただしネガティブな噂や対立候補の躍進などで、票差は僅差となる可能性がある。
小池氏は当日の金星にP月が衝、P月にP土星がセクスタイル。当日のノースノードにP木星が合。こちらも日柄は良く、幅広く得票できる見込みだ。しかし増田氏には一歩及ばない印象がある。
鳥越氏は、当日のノースノードにP木星-P月がタイトな合を形成する。無党派層を幅広く巻き込み大量の得票が期待出来る位相だ。当日木星にT太陽が衝であり、当選圏に肉薄する可能性は高い。
◆当選は増田氏か。鳥越氏の躍進は未知数◆
総括すると、ホロスコープの完全性という点では、増田氏が最も当選の可能性が高いと見られる。鳥越氏については、躍進めざましいものがあるが、如何せんネイタルから見た進行図にタイミングが無く、何となく流れで立候補した感が否めない。当記事執筆時点で未だ政策も固まっていないようで、テレビ討論番組もお流れとなっている。おそらく前回の選挙での細川ー小泉陣営のような、善戦すれども当選に至らずという結果になる気がしている。

◆ネイタルチャートからの見通し◆
増田寛也氏は1951年12月20日生まれ。総務大臣、岩手県知事を歴任。ホロスコープで見る氏の行政手腕は非常に手堅い印象だが、太陽ー天王星、また木星ー土星の衝から、敢えて対立する概念をも取り込んで政策に生かす能力がある。プログレスの太陽が水星、パラスと合。同時にネイタルのノースノードと合という強力なタイミング位相を持っており、都知事選当選の可能性が高い候補者だ。
小池百合子氏は1952年7月15日生まれ。環境大臣、防衛大臣を歴任。時局を読みつつ強力に論説を展開できる能力をもち、ジャーナリスト時代から仕事のスタンスは変わらない。今回の立候補は、所属する自民党の推薦を得られず単独立候補となった。プログレスの太陽は、ネイタルのヴェスタと合となる。このタイミング位相はチャンスではない。ライバルが弱小でない限り当選は難しく、政治生命に少なからぬ痛手を受ける可能性がある。
ちなみに前舛添知事の当選時タイミング位相が、ネイタル太陽にプログレスのヴェスタが近接していた。当選はしたものの任期を全うできず、2年で失脚する結果となっている。
鳥越俊太郎氏は1940年3月13日生まれ。サンデー毎日編集長、テレビ朝日「ザ・スクープ」司会、「オーマイニュース」日本語版編集長などを務める。今回都知事選野党統一候補として、初めて政治の舞台に挑戦する。野党統一候補は、タレントの石田純一氏が名乗りを挙げたものの撤回、また共産党の支持を受けた前回2位の宇都宮健児氏が、野党連携の煽りを受けて立候補を取り下げるという波乱の末に生まれている。
鳥越氏のホロスコープは太陽ー海王星の衝、水星ー冥王星のトラインが示す、混迷の中に自ら飛び込み、真実を暴いていく能力をもつ。今回の都知事選立候補に関しては、実はホロスコープにタイミング位相が存在していない。出生時が不明なので全く無いとは言い切れないが、キー天体が無い以上、ここでは当選の可能性が見いだされないとしか言えない。
◆投票日から見た見通し◆
7月31日投票日から、各候補者のホロスコープを検討する。投票日をネイタルとし、候補者の出生図を経過図として配置するので、プログレスは過去に逆行する。現在から過去を投影する手法は、投票日の候補者の強さを示すのに有効と見る。
増田氏は当日の太陽にP月が衝。P月はP太陽にトライン。当日のノースノードにP木星が合、Tヴェスタ、T月が合。日柄は良好で、幅広く得票できるタイミングだ。ただしネガティブな噂や対立候補の躍進などで、票差は僅差となる可能性がある。
小池氏は当日の金星にP月が衝、P月にP土星がセクスタイル。当日のノースノードにP木星が合。こちらも日柄は良く、幅広く得票できる見込みだ。しかし増田氏には一歩及ばない印象がある。
鳥越氏は、当日のノースノードにP木星-P月がタイトな合を形成する。無党派層を幅広く巻き込み大量の得票が期待出来る位相だ。当日木星にT太陽が衝であり、当選圏に肉薄する可能性は高い。
◆当選は増田氏か。鳥越氏の躍進は未知数◆
総括すると、ホロスコープの完全性という点では、増田氏が最も当選の可能性が高いと見られる。鳥越氏については、躍進めざましいものがあるが、如何せんネイタルから見た進行図にタイミングが無く、何となく流れで立候補した感が否めない。当記事執筆時点で未だ政策も固まっていないようで、テレビ討論番組もお流れとなっている。おそらく前回の選挙での細川ー小泉陣営のような、善戦すれども当選に至らずという結果になる気がしている。

もし他の候補者もお時間がありましたら見てみたいです。
個人的には上杉隆さんや、中川暢三さん、マック赤坂さん、高橋しょうごさんなどが気になります。