23日午前5時44分に成立した今年の秋分図を読む。本図の特徴は太陽に対して天王星が衝、冥王星に対して木星が衝となり、これらがカーディナルサインに入っていることだ。非常に大きな力による改変、革新のエネルギーを内にたぎらせているものの、膠着状態で身動きがとれない。表向きは大きな変化が無く見えるが、水面下では力をひたすら溜め込んでいる状況といえよう。
またエネルギーのはけ口はノード軸、つまりノースノードと合になった土星、金星、およびサウスノードと合となった月が受け持つ。これらは冥王星がタイトな調停角でコミットする。これは特に日本の場合は2-8室に入居し、すでに8月終盤から現れているように、竜巻などの突然の気象異変による災害となって実現している。同室におけるノード軸の入居は財産の喪失となりやすい。
政府を示す太陽は上昇宮と合だが、12室入居であり、政府は国民に正面を向いておらず、密室による決定を優先する。なおかつアセンダントと合であるから、パフォーマンスで目立つ位置に立つ。IOC総会や福島第一原発での安倍首相の行動は秋分図の太陽に後押しされている。
また政権与党を示す10室には木星入居で安泰の機運となるが、在野の4室冥王星が災害または復興問題、福島第一原発問題などに大きくコミットメントする動きとなる。これらの問題については与野党の温度差は大きく乖離する。
一方国民の関心は8室の月にあり、突然の災害で家財などを失う国民が増える兆候だ。秋分図の範疇にある9月から11月までは台風や地震による被害に特に注意が必要だろう。
国際関係では7室天王星により同盟国や対立国に対する関係が変化する機運。米国のケネディ新駐日大使就任は日本周辺の緊張関係を緩和させる方に動くだろうが、国会では11室火星入居により集団的自衛権を認める決議を進行させるだろう。
農業においては農作物の生育は全般的に良好だが、海王星-セレスの衝により収穫期における風水害の影響を受けやすく、結果的に減収となりそうだ。
◆9~11月の日経平均株価◆
日本の金融市場は2-8室が表すように、9月から11月は厳しい。日経平均株価は5月23日につけた年初来最高値の15942円に届くことは難しいだろう。政府系金融機関または年金などが買い支えるだろうが、突然の下落に見舞われやすく、要注意だ。
また水星が1室、金星が2室にあり、来年の消費税増税にむけて不動産購入の前倒し需要もありそうだ。
◆9~11月の日本における地震◆
天底4室に冥王星が入居しており、地震エネルギーは高まっている。しかしながら冥王星に対する木星の衝、また特殊調波による分析では冥王星に対する木星の緩衝効果が強く効いている。この期間で大きな被害地震が発生することは少ないと予想する。しかし9/28、また10/7頃は木星の緩衝が突破される可能性があるので注意したい。
また地震については冬至図では強い発震の予兆が見られるので、9~11月は防災準備期間として対策を進めていただきたい。
◆米国秋分図◆
米国政府の最重要課題は財政金融政策となる。10月半ばに上限を迎えるとされる政府の債務、いわゆる財政の崖問題が再発すること、またFRBの量的緩和政策の縮小(テーパリング)の開始時期についてなど、深刻な問題を切り抜けていかなければならない。これについては3-9室のノード軸が非常に紛糾することを暗示している。この星位でFRBが9~11月の段階でテーパリングを開始するのは難しいと予想する。
また企業の論理を優先して隠密交渉を重ねているというTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)についても、日本より先に米国議会から異論が噴出しそうだ。1室海王星は、国民の目は政府に対して懐疑的で、米国政府は一時的に主張を軟化すると予想。TPPが年内に何らかの妥結に至るのは難しいだろう。
米国の景気は株価は高止まりで安定傾向、6室木星入居で雇用状況は改善することが期待できよう。
またエネルギーのはけ口はノード軸、つまりノースノードと合になった土星、金星、およびサウスノードと合となった月が受け持つ。これらは冥王星がタイトな調停角でコミットする。これは特に日本の場合は2-8室に入居し、すでに8月終盤から現れているように、竜巻などの突然の気象異変による災害となって実現している。同室におけるノード軸の入居は財産の喪失となりやすい。
政府を示す太陽は上昇宮と合だが、12室入居であり、政府は国民に正面を向いておらず、密室による決定を優先する。なおかつアセンダントと合であるから、パフォーマンスで目立つ位置に立つ。IOC総会や福島第一原発での安倍首相の行動は秋分図の太陽に後押しされている。
また政権与党を示す10室には木星入居で安泰の機運となるが、在野の4室冥王星が災害または復興問題、福島第一原発問題などに大きくコミットメントする動きとなる。これらの問題については与野党の温度差は大きく乖離する。
一方国民の関心は8室の月にあり、突然の災害で家財などを失う国民が増える兆候だ。秋分図の範疇にある9月から11月までは台風や地震による被害に特に注意が必要だろう。
国際関係では7室天王星により同盟国や対立国に対する関係が変化する機運。米国のケネディ新駐日大使就任は日本周辺の緊張関係を緩和させる方に動くだろうが、国会では11室火星入居により集団的自衛権を認める決議を進行させるだろう。
農業においては農作物の生育は全般的に良好だが、海王星-セレスの衝により収穫期における風水害の影響を受けやすく、結果的に減収となりそうだ。
◆9~11月の日経平均株価◆
日本の金融市場は2-8室が表すように、9月から11月は厳しい。日経平均株価は5月23日につけた年初来最高値の15942円に届くことは難しいだろう。政府系金融機関または年金などが買い支えるだろうが、突然の下落に見舞われやすく、要注意だ。
また水星が1室、金星が2室にあり、来年の消費税増税にむけて不動産購入の前倒し需要もありそうだ。
◆9~11月の日本における地震◆
天底4室に冥王星が入居しており、地震エネルギーは高まっている。しかしながら冥王星に対する木星の衝、また特殊調波による分析では冥王星に対する木星の緩衝効果が強く効いている。この期間で大きな被害地震が発生することは少ないと予想する。しかし9/28、また10/7頃は木星の緩衝が突破される可能性があるので注意したい。
また地震については冬至図では強い発震の予兆が見られるので、9~11月は防災準備期間として対策を進めていただきたい。
◆米国秋分図◆
米国政府の最重要課題は財政金融政策となる。10月半ばに上限を迎えるとされる政府の債務、いわゆる財政の崖問題が再発すること、またFRBの量的緩和政策の縮小(テーパリング)の開始時期についてなど、深刻な問題を切り抜けていかなければならない。これについては3-9室のノード軸が非常に紛糾することを暗示している。この星位でFRBが9~11月の段階でテーパリングを開始するのは難しいと予想する。
また企業の論理を優先して隠密交渉を重ねているというTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)についても、日本より先に米国議会から異論が噴出しそうだ。1室海王星は、国民の目は政府に対して懐疑的で、米国政府は一時的に主張を軟化すると予想。TPPが年内に何らかの妥結に至るのは難しいだろう。
米国の景気は株価は高止まりで安定傾向、6室木星入居で雇用状況は改善することが期待できよう。