占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)

占星術に関して思いついたことを書き留めるブログ。西洋占星術による地震予測、金融占星術の研究をしています。

2013年の秋分図について

2013-09-23 23:37:43 | 四季図
23日午前5時44分に成立した今年の秋分図を読む。本図の特徴は太陽に対して天王星が衝、冥王星に対して木星が衝となり、これらがカーディナルサインに入っていることだ。非常に大きな力による改変、革新のエネルギーを内にたぎらせているものの、膠着状態で身動きがとれない。表向きは大きな変化が無く見えるが、水面下では力をひたすら溜め込んでいる状況といえよう。

またエネルギーのはけ口はノード軸、つまりノースノードと合になった土星、金星、およびサウスノードと合となった月が受け持つ。これらは冥王星がタイトな調停角でコミットする。これは特に日本の場合は2-8室に入居し、すでに8月終盤から現れているように、竜巻などの突然の気象異変による災害となって実現している。同室におけるノード軸の入居は財産の喪失となりやすい。

政府を示す太陽は上昇宮と合だが、12室入居であり、政府は国民に正面を向いておらず、密室による決定を優先する。なおかつアセンダントと合であるから、パフォーマンスで目立つ位置に立つ。IOC総会や福島第一原発での安倍首相の行動は秋分図の太陽に後押しされている。

また政権与党を示す10室には木星入居で安泰の機運となるが、在野の4室冥王星が災害または復興問題、福島第一原発問題などに大きくコミットメントする動きとなる。これらの問題については与野党の温度差は大きく乖離する。

一方国民の関心は8室の月にあり、突然の災害で家財などを失う国民が増える兆候だ。秋分図の範疇にある9月から11月までは台風や地震による被害に特に注意が必要だろう。

国際関係では7室天王星により同盟国や対立国に対する関係が変化する機運。米国のケネディ新駐日大使就任は日本周辺の緊張関係を緩和させる方に動くだろうが、国会では11室火星入居により集団的自衛権を認める決議を進行させるだろう。

農業においては農作物の生育は全般的に良好だが、海王星-セレスの衝により収穫期における風水害の影響を受けやすく、結果的に減収となりそうだ。

◆9~11月の日経平均株価◆
日本の金融市場は2-8室が表すように、9月から11月は厳しい。日経平均株価は5月23日につけた年初来最高値の15942円に届くことは難しいだろう。政府系金融機関または年金などが買い支えるだろうが、突然の下落に見舞われやすく、要注意だ。

また水星が1室、金星が2室にあり、来年の消費税増税にむけて不動産購入の前倒し需要もありそうだ。

◆9~11月の日本における地震◆
天底4室に冥王星が入居しており、地震エネルギーは高まっている。しかしながら冥王星に対する木星の衝、また特殊調波による分析では冥王星に対する木星の緩衝効果が強く効いている。この期間で大きな被害地震が発生することは少ないと予想する。しかし9/28、また10/7頃は木星の緩衝が突破される可能性があるので注意したい。

また地震については冬至図では強い発震の予兆が見られるので、9~11月は防災準備期間として対策を進めていただきたい。

◆米国秋分図◆
米国政府の最重要課題は財政金融政策となる。10月半ばに上限を迎えるとされる政府の債務、いわゆる財政の崖問題が再発すること、またFRBの量的緩和政策の縮小(テーパリング)の開始時期についてなど、深刻な問題を切り抜けていかなければならない。これについては3-9室のノード軸が非常に紛糾することを暗示している。この星位でFRBが9~11月の段階でテーパリングを開始するのは難しいと予想する。

また企業の論理を優先して隠密交渉を重ねているというTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)についても、日本より先に米国議会から異論が噴出しそうだ。1室海王星は、国民の目は政府に対して懐疑的で、米国政府は一時的に主張を軟化すると予想。TPPが年内に何らかの妥結に至るのは難しいだろう。

米国の景気は株価は高止まりで安定傾向、6室木星入居で雇用状況は改善することが期待できよう。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月中旬から半年間「地震重要警戒期間」として対応を

2013-09-09 02:14:16 | 予測
先日の9月4日(水)9時19分頃、鳥島近海(北緯29.8度、東経139.0度)の深さ約400kmの地点でマグニチュード6.9の地震が発生し、関東地方で震度4を観測するなど、東日本一帯で広範囲に揺れが拡がった。

これに先立つ2日午後、埼玉、千葉両県で竜巻が発生し、越谷市では被害を受けた建物が全壊13棟を含む901棟に及んだ。4日にも栃木県矢板市などで竜巻が発生し被害が出ている。

日本でも稀にみる大規模な竜巻被害が発生したが、さらに被害地域に地震の揺れとタイミングが合ったのも珍しい現象だ。

4日付近は火星がジュノーとオポジション、またノースノードに接近しつつある土星と火星もスクエアの配置であり、特に火星とジュノーのハードアスペクトは集中豪雨や竜巻などの気象異変として現れやすい。このたびの竜巻はこれらの天体位相が導いたものであろう。

ただ同時に、震源こそ離れてはいるものの、竜巻被害地域に震度4の地震が襲ったことは特段に配慮する必要がある。フィリピン海プレートから北米プレートにかけて何らかの変動が地磁気に変容をもたらしたのかもしれない。

何にせよこれから半年間は、特に日本地域においてM7以上の大型地震に警戒する必要があると筆者は考える。地震の大型トリガーである「土星-ノースノードの合」の成立日である9月17日が迫っているのだ。

この日ダイレクトに本震が襲うとは考えていないが、前回の記事で説明したように、この日から約半年間は、これまで地球が度重なる新月により蓄積してきた磁気的波動にこの天体合が強い影響を与え続けるのである。

また前回記事で取り上げた串田情報(PHP新書「地震予報」フォローページ)は、現在の予想では10月5日前後が警戒日となっているが、また延長する可能性もある。ただし警戒日の間隔が短くなっており、これもタイムリミットが近いと考えられる。

◆8月の緊急地震速報についてのツイート◆
8月に発生した大規模な緊急地震速報の誤報も、時空的波動の観点から筆者は地震予兆と捉えている。以下にツイッターの記事を掲載する。

8/9投稿-----------------------------------
8/8 16:54頃 近畿地方震度6の緊急地震速報が出たが誤報であった。筆者が地震予想していた日に、緊急地震速報の誤報が出たのはこれが初めてではない。2009年8月25日の房総沖の誤報は、後の解析で3.11の予兆だったと結論した。http://bit.ly/kpy8Qa

8/8 16:54 の緊急地震速報の誤報では、水星がかに座29.69度、2009年8月25日の誤報時は水星がおとめ座29度。2009年当時の天空は火星-水星-冥王星のTスクエア成立、現在の天空は木星-天王星-冥王星のTスクエアが成立している。酷似する状況から、これは(続く)

(続)西日本地域での巨大地震発生の予兆と疑わざるを得ない。地震はTスクエアか水星に接続するアスペクトに感受点が来るタイミングで発生する。早ければ水星がTスクエアにクロスする9/16から、遅くともノースノードがさそり0度を越える来年2月19日頃に警戒したい。
------------------------------------------------

このツイートでは西日本を中心に警戒としていたが、先日の東日本地域での竜巻や地震の揺れを予兆とすると、地域にかかわらず日本全体で警戒していく必要がある。

また参考ではあるが、東日本大震災の3ヶ月前、2010年12月22日には父島近海でマグニチュード7.8の地震が発生している。これは3.11に先立つ前哨地震と見て良いと思う。

◆9月中旬からの警戒期間と、9月警戒日◆
筆者は前述のツイートにあるように、今年度は特に9月16日から2月19日にかけて大型地震に警戒が必要と見ている。大まかに区切って9月10日頃から来年3月までを警戒期間としたい。

今年の日本春分図では地震の兆候があるにもかかわらず、今日までの時点でそれらしい発震がない。地震が穏やかなうちに、地震に対する備えを積み重ねていってほしい。

それではツイッターですでに告知している9月の地震予想。
------------------------------------------------
[9月の地震予想] 8/31、9/2◎、4~5、7~8◎、9~10◎、11、16◎◎~18◎◎、19、20、22◎◎~23、24、25◎、26、27、28~29◎、30。(◎は大型警戒)。9月はこれまでにない厳しい星回りです。特に中旬からの大型警戒日にご注意ください。
※非常袋を身近に備えましょう。また外出先で一晩過ごせるグッズを携帯しましょう。

筆者が出しております月間地震予想は、地震のみならず台風や竜巻、集中豪雨など気象異変として出てくる場合があります。9月は特に突然の気象異変にもご注意ください。
------------------------------------------------

◆地震対策のまとめサイト◆
地震防災対策のまとめサイト集(当ブログ)
防災用品・非常食スレ まとめ
津波災害への備え(総務省)
放射線防護の仕方(緊急時編)

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする