22日ノルウェー首都オスロの政府庁舎で爆弾テロが発生し7人が死亡、その数時間後与党労働党の青年部集会で銃乱射事件が発生し85人が死亡する事件が起きた。32歳のノルウェー人の男が逮捕されたが、極右の原理主義者だという。警察は共犯者がいないか捜査している。欧州で起きたテロとしては2004年3月に発生したマドリード列車同時爆破テロで190人が死亡した事件以来最悪の惨事となった。
◆テロは911と同じ天体位相で発生◆
筆者は7/3投稿の記事で7/1新月図は地震より社会不安の要素が強いと述べていたが、7月中はサウスノードと火星がサインふたごで同居しており、社会に不満を持つセクトなどがテロを起こす心配があった。6/23に発生したバクダッド爆弾テロは、火星ふたごイングレス直後であった。
そしてノルウェーの爆弾および銃乱射テロ事件は、サウスノードと火星がまさに1度差で合を形成した日に起こったのである。この「サウスノードと火星が合」というのは911、つまり米国同時多発テロがあった日に成立していた天体位相であった。またもや起きてほしくない大惨事が起こってしまった。
とはいえノードと火星の合は年1回ほどのペースで成立し、珍しいとはいえない。また平和的イメージの強いノルウェーでのテロは全く予想していなかった。そこで今回は筆者が事故や戦争、テロの予測に使用している第7調波を中心としたチャートで説明したい。
第1円は事件発生図第7調波図、第2円はネイタル図、第3円は7/1新月図。イレギュラーな使用法なのでネイタル図は小数点以下で不正確だが状況を観測する分には問題ない。
まず7/1オスロ新月図ではMC近傍に火星が位置し、火星にまつわる問題が1月以内に起こりうることが示される。問題の7/22事件発生日ではネイタルで火星とサウスノードが合となったのに加えて、ネイタルノースノードに第7調波土星が合となっていた。これは事件発生のトリガーとなりうる組合せだ。さらにその近くにHN7木星、木星もノードの凶意が強いときは事象の拡大に貢献してしまい、被害者を著しく増大させる。また新月図金星とサウスノード、またHN7金星と新月図火星は影響を与え合う。これは航空機事故や殺人事件を導きやすい。
このようにネイタルで火星とノードが合であっても、新月図と調波を分析に加えることで、危険度の大小が予測出来る。しかし実際に起こった事象から見て事前にこのような事件がイメージ出来たかというと、やはりそこまで言い当てるのは難しいのである。犠牲になった方々への哀悼を祈るとともに、真相の究明と再発防止に期待したい。
◆23日には中国高速鉄道で大事故◆
火星とサウスノードの合は、ノルウェーでのテロにとどまらず、中国での大事故も引き起こした。浙江省温州市で23日夜に起きた高速鉄道列車の追突・脱線事故で、死者35人、負傷者は210人に上った。
この占星学的な要因はノルウェーテロと同じものだ。事故のあった地域では7/1新月図天頂にジュノーが合であったが、ジュノーは7月のあいだノード軸に対してTスクエアを形成していた。22日の火星アスペクトでジュノーと火星はスクエアとなり、不運にもこの地域で開通したばかりの高速鉄道で大事故が発生してしまった。
補足だが7調波に加え19調波で火星金星太陽が1サインに同居した場合、特に航空機事故や高速鉄道の事故が発生しやすい。今回はN金星にHN19火星太陽がサインかにで同居していた。
それにしても航空機事故や鉄道事故の発生は、そうなる以前に必ず重大な問題を抱えていることから来るものだ。残念ながら中国に高速鉄道はまだ早いことが露呈した。亡くなられた方々への弔意とともに、中国関係者にはテクノロジーと安全に対し真摯な態度で臨んでいただきたいと思う。
◆テロは911と同じ天体位相で発生◆
筆者は7/3投稿の記事で7/1新月図は地震より社会不安の要素が強いと述べていたが、7月中はサウスノードと火星がサインふたごで同居しており、社会に不満を持つセクトなどがテロを起こす心配があった。6/23に発生したバクダッド爆弾テロは、火星ふたごイングレス直後であった。
そしてノルウェーの爆弾および銃乱射テロ事件は、サウスノードと火星がまさに1度差で合を形成した日に起こったのである。この「サウスノードと火星が合」というのは911、つまり米国同時多発テロがあった日に成立していた天体位相であった。またもや起きてほしくない大惨事が起こってしまった。
とはいえノードと火星の合は年1回ほどのペースで成立し、珍しいとはいえない。また平和的イメージの強いノルウェーでのテロは全く予想していなかった。そこで今回は筆者が事故や戦争、テロの予測に使用している第7調波を中心としたチャートで説明したい。
第1円は事件発生図第7調波図、第2円はネイタル図、第3円は7/1新月図。イレギュラーな使用法なのでネイタル図は小数点以下で不正確だが状況を観測する分には問題ない。
まず7/1オスロ新月図ではMC近傍に火星が位置し、火星にまつわる問題が1月以内に起こりうることが示される。問題の7/22事件発生日ではネイタルで火星とサウスノードが合となったのに加えて、ネイタルノースノードに第7調波土星が合となっていた。これは事件発生のトリガーとなりうる組合せだ。さらにその近くにHN7木星、木星もノードの凶意が強いときは事象の拡大に貢献してしまい、被害者を著しく増大させる。また新月図金星とサウスノード、またHN7金星と新月図火星は影響を与え合う。これは航空機事故や殺人事件を導きやすい。
このようにネイタルで火星とノードが合であっても、新月図と調波を分析に加えることで、危険度の大小が予測出来る。しかし実際に起こった事象から見て事前にこのような事件がイメージ出来たかというと、やはりそこまで言い当てるのは難しいのである。犠牲になった方々への哀悼を祈るとともに、真相の究明と再発防止に期待したい。
◆23日には中国高速鉄道で大事故◆
火星とサウスノードの合は、ノルウェーでのテロにとどまらず、中国での大事故も引き起こした。浙江省温州市で23日夜に起きた高速鉄道列車の追突・脱線事故で、死者35人、負傷者は210人に上った。
この占星学的な要因はノルウェーテロと同じものだ。事故のあった地域では7/1新月図天頂にジュノーが合であったが、ジュノーは7月のあいだノード軸に対してTスクエアを形成していた。22日の火星アスペクトでジュノーと火星はスクエアとなり、不運にもこの地域で開通したばかりの高速鉄道で大事故が発生してしまった。
補足だが7調波に加え19調波で火星金星太陽が1サインに同居した場合、特に航空機事故や高速鉄道の事故が発生しやすい。今回はN金星にHN19火星太陽がサインかにで同居していた。
それにしても航空機事故や鉄道事故の発生は、そうなる以前に必ず重大な問題を抱えていることから来るものだ。残念ながら中国に高速鉄道はまだ早いことが露呈した。亡くなられた方々への弔意とともに、中国関係者にはテクノロジーと安全に対し真摯な態度で臨んでいただきたいと思う。