日本編に続き09年のアメリカの傾向を春分図で読んでみたい。まず太陽の入居する12室はオーバーロードで火星、水星、天王星、太陽が入居する。この年米国では隠された秘密や問題が暴かれて大きな混乱を目の当たりにすると見られる。これは金融危機の問題の根深さ、財政問題の深刻さや企業決算の著しい悪化などが当てはまるだろう。1月に就任するオバマ新大統領はおそらくこれらの問題を国民に詳らかにすると思われる。
MCはやぎで9室冥王星と緩い合となり、大統領が強力な権力を発動し事に当たることが示される。10室入居の月は政策は国民の支持を得やすい。しかし11室で示される米国の国際関係や連邦議会との関係は混乱が予想される。このハウスにはノースノード、木星、ジュノー、キロン、海王星が入居し、これまでのブッシュ覇権主義とオバマ氏の中道政策が噛み合わないという軸足の不明瞭な状態となる可能性が高い。閣僚の足並みの乱れや、大統領の政策を共和党が支持したり民主党が不支持となるような場面があるかもしれない。7室てんびんは支配星金星で、英国やイスラエルといった同盟国とはこれまで通りの関係を維持する傾向にある。
気になる経済状況だが、2室おうしにヴェスタ入居で国民の負債の増加、6室おとめに土星入居でリストラや工場の閉鎖など暗い面が目立つ。8室さそりは支配星火星で金融市場は意外にも堅調と見られる。FRBのゼロ金利政策や量的緩和が功を奏すのかもしれないが、しかし日本編で述べたように痛み止めで問題を和らげているにすぎないので注意が必要だ。
最後に米国の春分図で最も鍵となる天体は金星であり、このおひつじ金星(Ari11)はワシントンASCと完全な合を形成している。これが何を指すのか筆者の想像には手に余る問題だ。入居するサインおひつじの支配星は火星であり、火星と金星の合が非常に強力なパワーを発揮することから、米国発の劇的な決定が世界を揺るがす可能性も考えられる。あるいは春分図金星に火星がコンジャンクションやスクエアを形成する時期に銃乱射事件など重大な事件が発生する可能性もある。気になるのはオバマ大統領の太陽がしし11度であり、大統領が襲われ負傷する事態の懸念もある。危険日は直近で5月6~7日と9月12~13日。ただしこの金星とMCはスクエアを形成しないので、大統領職を失うまでには至らないだろう。オバマ氏自身の出生図でも死期との符号は見られない。
気象はICかに、ASCおひつじで活動宮の水、火の象意。前年につづき大型ハリケーンや竜巻に注意すべきだと思われる。
MCはやぎで9室冥王星と緩い合となり、大統領が強力な権力を発動し事に当たることが示される。10室入居の月は政策は国民の支持を得やすい。しかし11室で示される米国の国際関係や連邦議会との関係は混乱が予想される。このハウスにはノースノード、木星、ジュノー、キロン、海王星が入居し、これまでのブッシュ覇権主義とオバマ氏の中道政策が噛み合わないという軸足の不明瞭な状態となる可能性が高い。閣僚の足並みの乱れや、大統領の政策を共和党が支持したり民主党が不支持となるような場面があるかもしれない。7室てんびんは支配星金星で、英国やイスラエルといった同盟国とはこれまで通りの関係を維持する傾向にある。
気になる経済状況だが、2室おうしにヴェスタ入居で国民の負債の増加、6室おとめに土星入居でリストラや工場の閉鎖など暗い面が目立つ。8室さそりは支配星火星で金融市場は意外にも堅調と見られる。FRBのゼロ金利政策や量的緩和が功を奏すのかもしれないが、しかし日本編で述べたように痛み止めで問題を和らげているにすぎないので注意が必要だ。
最後に米国の春分図で最も鍵となる天体は金星であり、このおひつじ金星(Ari11)はワシントンASCと完全な合を形成している。これが何を指すのか筆者の想像には手に余る問題だ。入居するサインおひつじの支配星は火星であり、火星と金星の合が非常に強力なパワーを発揮することから、米国発の劇的な決定が世界を揺るがす可能性も考えられる。あるいは春分図金星に火星がコンジャンクションやスクエアを形成する時期に銃乱射事件など重大な事件が発生する可能性もある。気になるのはオバマ大統領の太陽がしし11度であり、大統領が襲われ負傷する事態の懸念もある。危険日は直近で5月6~7日と9月12~13日。ただしこの金星とMCはスクエアを形成しないので、大統領職を失うまでには至らないだろう。オバマ氏自身の出生図でも死期との符号は見られない。
気象はICかに、ASCおひつじで活動宮の水、火の象意。前年につづき大型ハリケーンや竜巻に注意すべきだと思われる。