占星術思いつきメモ(天体位相研究カルデア)

占星術に関して思いついたことを書き留めるブログ。西洋占星術による地震予測、金融占星術の研究をしています。

金融調波占星術 9/11~9/15予想

2017-09-11 04:14:53 | 金融占星術
◆先週の振り返りと今週の予想◆

先週は9月3日日曜日に北朝鮮の核実験が強行され、見通しの大幅な変更を余儀なくされた。ドル円は4月より続いたレンジ下限の109円を割り込み、107円台後半まで落ち込んだ。

筆者はツイッターで9月4日の地震の可能性を上げていたが、核実験による人工的な地震(M6.3)だったことで、天体位相が社会現象に複合的な影響を与えていると判断した。このようなことが起きるのは、やはり8月22日の日蝕の影響が出たものと見る。

メリマン氏は9月6日の満月に注意を呼びかけていたが、その通りとなった。

筆者はこのたびの事案で、社会(マンデン)占星学全般において、新月成立の影響は満月成立をもって示現されるものであると確信した。

NYダウ平均株価及び日経平均株価は今のところレンジ下限を這っているが、今後下値を切り下げていく可能性がある。9月15〜20日頃には強い円高株安のおそれがあり、警戒したい。

週間予想「Harmonic Financial Astrology」については、相場が不安定な時期なのと、システムの改良をしたいので、しばらくお休みとさせていただきたい。

占星学による金融市場の波動分析
ドル円とユーロドルのトレンドを分析しています。

※提供する情報は如何なる銘柄も推奨するものではなく、読者ご自身の判断でご利用下さい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月22日日蝕〜9月8日にメキシコ沖でM8.1地震

2017-09-11 01:41:51 | 地震占星術
日本時間9月8日13時49分ごろ、メキシコ南部の沿岸でマグニチュード8.1の地震が発生した。被害は南部のオアハカ州やチアパス州を中心に広範囲にわたっており、執筆時点で90人が死亡、未だ全容が把握されず救助が続いている。この地震で小規模な津波も観測された。1985年のメキシコ大地震を上回る規模というが、メキシコ市など大都市への影響は限定的とみられる。

一方日本では、同日8日14時20分ごろ、熊本で震度4(M4.1)、22時23分ごろ秋田内陸で震度5強(M5.3)を観測した。

◆8/22日蝕による「満月トリガー」◆

筆者はツイッターによる地震予想で9月4日を上げていたが、3日の12時30分に北朝鮮の核実験によるマグニチュード6.3地震が発生してしまったので、予想システムの見直しを検討していたところだった。予想は間に合わなかったが、今回の地震は9月6日の満月の影響を受けた地震と考えられる。

天体位相によるタイミングは、日蝕の太陽(しし28.88度)に順行を開始したばかりの水星(28.96度)が完全に合を成立させるタイミングだった。



日蝕はほかの新月に比べ次元の違う強い印象を地球に刷り込むと考えられ、これに関与する地震も大型のものとなりやすい。地震の引き金の一つである満月トリガーの影響に加えて、最も悪影響の強い、逆行から順行に転換したばかりの水星が日蝕の太陽と合となる位相が成立したことが重なった。

一見、日蝕図成立時が最も強い影響を与えるように見えるが、実際は日蝕成立から2〜3日はその影響が限定的に出るものの、満月が成立するまでは前の新月図の影響下にある。新しい新月図の影響が開放されるのは、満月成立を経てからである。これは先月の中国内陸部地震の記事で触れたが、今回の地震を含む世界の社会的事象を観察するに、この考えにさらに確信を持つに至った。

◆X9.3メガフレア発生による太陽風の影響も◆

9月6日の午後9時ごろ、太陽表面でX9.3の大規模フレアが発生し、強い電荷を持ったプロトン粒子が9月8日午前8時ごろに地球に到達し、強い磁気嵐が観測された。人工衛星の故障やGPSの位置が狂うおそれのある現象だが、現在のところそのようなニュースは上がっていない。

この太陽風による磁気嵐が発生すると、大型地震のトリガーとなりやすいと言われている。このフレア爆発がもし新月にかかる時期に発生していたら、月が地球の盾となって太陽風の直撃を緩和したかもしれないが、盾が地球の後ろに回る満月の時期だったので、太陽風をまともに受ける形となった。



8日の午前8時に磁気嵐のピークが来て、14時前にメキシコ沖地震の発生を考えると、タイムラグは5時間程度しかなく、これがトリガーの一つに加えられるかはどうかは判断し難い。しかし忘れてはならない重要な天体イベントの組み合わせであることは間違いない。

◆日蝕成立図のサブソーラーに震源が一致◆

今回のメキシコ沖地震が8月22日日蝕と強い繋がりがあることを示すものの一つに、「サブソーラー」と震源の位置が一致していたということが挙げられる。サブソーラーとは、地球の球面において太陽との距離が最も近い位置を示すものだ。以下のNASAによる8月22日日蝕図と、USGSによるメキシコ沖地震の震源を比較すると、驚くべき一致が見出されるのである。




日蝕のサブソーラー地点は、蝕影の通る地域よりも地震の震源になりやすいことは、ほとんど知られていない。この点についてはもっと知られてもよいのではないかと思う。

◆日本でもM4〜5級地震、今後も注意を◆

メキシコ沖地震が発生して30分ほどで熊本で地震、8時間半ほどで秋田で地震が発生した。日蝕成立図でサブソーラーから90度の位置、すなわち日の出と日の入りのを結ぶ大円の付近では、やはり地震や火山活動が発生しやすい。西太平洋やカムチャツカ半島、アイスランドや西ヨーロッパでは、今後一年ほどは日蝕の影響に注意したい地域である。

日本でも日蝕図天頂に天王星が位置し、揺れやすい配置。水星火星が合となる9月17日前後は似たような地震に警戒したい。


占星術による地震研究を公開しています。

占星学による地震予測と分析



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする