クールビズ

2017-05-10 16:04:21 | 日記
地球温暖化防止の一環として、夏のオフィスの冷房設定温度を省エネ温度の28度にし、それに応じた軽装化する夏のビジネススタイルのこと。「ビズ」はビジネスの意味で、ここでは涼しく効率的に働くことができるノーネクタイ・ノー上着といった新しいビジネススタイルの意味が盛り込まれている。2005年に環境省によって提唱され、05年10月末には、約100万世帯の1か月分の排出量に相当する約46万トン(二酸化炭素換算)分の二酸化炭素が削減できたとされる。

サンゴ礁

2017-05-10 16:03:09 | 日記
主として造礁サンゴや海藻類・海綿類・有孔虫などの造礁生物の死骸が堆積し、海底から海面近くまで突出する石灰岩でできた地形(礁)のこと。
赤道を挟む北緯30度から南緯30度の間にある熱帯・亜熱帯の暖海域に分布する。とくに暖流の卓越する西太平洋、カリブ海、アフリカ東岸、インド洋など各大洋の西部に集中している。地形的な特徴から3つのタイプに分けられる。(1)海岸に直接接して発達する裾礁(fringing reef)、(2)海岸から一定の距離を置いて沖合に発達する保礁(barrier reef)、(3)大洋のただ中に環状に発達する環礁(atoll)。
サンゴ礁上には造礁サンゴや海草・海藻類が生育し、多くの魚類や貝類など海洋生物のすみかとなるため、水産資源上重要であると共に、多様性に富んだその景観は、ダイビングやスノーケリングなどの観光資源としても利用される。

慢性閉塞性肺疾患

2017-05-10 16:00:49 | 日記

 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、気管支の炎症や肺胞の弾力性の低下によって、肺への空気の流れが悪くなり、呼吸困難を引き起こす病気の総称。慢性気管支炎、慢性肺気腫、気管支ぜんそくなどがこれにあたる。
 原因の8~9割を喫煙が占めるため、別名「タバコ病」とも呼ばれるが、受動喫煙、環境汚染、職業上の環境の塵埃(建築現場、鉱山、化学工場など)が原因の場合もある。
 『気管支炎』や『肺気腫』のうち、「一秒率」70%以下で、数カ月以上にわたって可逆性に乏しい気道閉塞が認められる状態をCOPDとしている。
 初期症状として咳や痰が出るため風邪や喘息と間違われることが多く、遅れて息切れなどの症状が出るが、ゆっくりと慢性的に進行するため重度の呼吸困難に陥るまで気づかないことがある。
 なお「一秒率」は肺活量の測定器で測定しながら呼出し、全肺活量に対して始めの1秒間に呼出される割合のことで、肺機能の重要な指標のひとつ。

光触媒

2017-05-10 15:58:11 | 日記
太陽や蛍光灯などの光の下で、それ自身は変化することなく化学反応を促進させる物質。
光触媒はあるエネルギー以上の光(紫外線)が当たることにより、表面で強力な酸化力を生み出し、それにより接触してくる有害物質を分解することができる。
光触媒の一般的機能としては、脱臭、防汚、抗菌なども挙げられる。これらの機能を利用して、空気清浄機、キッチン関連の防汚・抗菌などに応用されている。また、自動車排出ガスにより窒素酸化物の濃度が極めて高い幹線道路沿いでは、遮音壁、構造物の側壁、歩道の敷石などに光触媒の一種である二酸化チタンを塗布し、大気中の窒素酸化物を分解する方法について研究開発が進められている。