以前レビューというかちょっとマグニファイヤについて書いた>マグニファイヤー
でまあKPSのマグニファイヤを改めて40Dに付けてみた。
使わなくなった理由はただでさえ周辺の見え味悪い40Dのファインダーで中央だけ
ピントが見やすくなっても意味がないって理由でした。5Dも付けたほうが周辺でのピント合わせ難しくなる。
で18-35だ。18-35は開放で撮っても別に周辺が流れるわけではないけど、でもなぜか
ファインダー上ではピント位置によって強い流れが見えるから周辺でピント合わせられないと書いた。
なのでまあどのみち周辺のピントアテにならないのなら中央のピントだけは見えるようにしようと
思ったって話。
やってみると中央はピントがそこそこ合うようになった。ただし、なんていうかDOFギリギリってのが多い。
中央の被写体がピリッと見える所でピントを止めると手前側にピントが合ってる範囲が広い。
以前説明したがそういう状態だと周辺はまだボケてる。
被写体距離5mあたりで中央のピントがそこそこいいときに2.5m手前あたりが左右までガリッっと
ピントが来ていることがシバシバ。
これは慣れないといけないってことだ。中央のピント合う、そっからさらにピントを送る。拡大してるので
ピントが外れない辺りである程度送ったら軽く前後の状況を見てみる。
こんな感じでピント合わせればまあなんとかなりそうな予感。しばらくはこれでやってみる。
ちなみに拡大すると周辺の流れはさらに強調されて正直なんじゃこりゃって感じで見えてる。
今日試して500枚くらい撮ったが後半にいくに従ってピントをより奥において左右周辺もそれないにピントが
合う状態にできるようにはなってる。(F2.8で)
慣れればこういう流れが出ているときは周辺はピントが合ってるか合ってないかの判断はできそう。
とにかく中央だけDOFに入った状態では画像上は周辺はボケてる事が多いので
中央であわせつつ周辺のどこらへんまであってるか確認するしかない。少なくとも中央ですらピント合ってると
思ったら外れていた(絞っていても)という状況からは大きく前進した。
とりあえず40Dをシグマに発送できる状況になるまでのつなぎにはなりそう。
このあたりは18mm側の話で35mm側は格段にピントが良くなった、ただしピントの送りすぎ注意かも。
中央部と周辺部の像面のズレが少なくなるのもあるんだろうけどもこっちはそこまで中央だけピント合ってる
なんてこたない。 いやいやそれにしても18mm側はマジでピント合わせ難しいわ。
また例によってピントリングの回転角に対してのピントの動きが鋭すぎるので大変なんだけど
ある程度ピントが見えるとなんとかできそうな気がする。気がするだけかよ。
実際ピント合わせなおしに3秒くらいかかってるときもある。たぶんいったりきたりしてる。
で6Dで85mmのピント合わせは、こっちはこっちでやや難しいな。
まあこの前と違ってまだ見えてる感あったが。とにかく滑らかに見える時はやはりファインダー倍率が
もう少し高めな方がいいかと思う。 5Dや6Dは0.71倍で1DXや1Ds3は0.75倍なので以前1Ds3に
グラついたわけだが。でも結果的に6Dでよかった。書きこみ速度は俺にはたぶん重要だ。
今日は例のトランセンドの32Gメモリを使って撮っていたが64G版を使ってるときよりバッファの開放が
遅い気がした。PC通りの挙動なら転送速度が2/3程度になってるだろうし納得だ。
最近はテンパのマグニファイヤが評判悪くないがたぶん6Dだとみづらいんだろうなあ。
1.15倍程度で周辺の見え具合が落ちにくいようなマグニあれば試すんだが大抵倍率よくばってる
せいか見やすいポイントが狭いの多い気がする。
にしても5D系はファインダースクリーン交換不能になったりだしキヤノンはファインダーには力入れないの
はっきりしてるしつらいな。SONYのα900みたいに消えてなくなるよりはましだけどさ。