現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

「奇想の庭」展ほか@神楽坂

2005-12-15 | アート感想@関東
会社帰りに神楽坂のミナト第3ビルへ。

ここのエレベータ、手動でドアを開閉するのが気に入ってたんだけど、ドアを開けっ放しにする人が多かったせいか、荷物以外は使用禁止になってた。残念!

仕方がないので、とぼとぼと4階まで階段を上る……。


-奇想の庭 Chimerical Garden-
小谷元彦、西尾康之、ヘルマン・ニッチ


小谷元彦の作品は、森美術館で観た映像作品《ジャッカル》に関する写真2点。映像では気が付かなかったけど、写真だと細部の造形が丁寧に作りこまれているのが分かる。

西尾康之は、手ごろなサイズの新作油彩画十数点を出展。そのうち10点が、巨大化した女性が街を破壊している様子を描いた《嬢巨大化為正義》シリーズ。同じギャラリーで観た《ジャイアンティス》シリーズは全て外国人女性だったけど、今回は日本人女性の絵もあり。

このほか、ウ○○○○ンもどきが街を破壊している様子を描いた《勇巨大化為正義》や、西尾の陰刻鋳造のようにゴテゴテに装飾された部屋を描いた《奇想の庭》(2点)も観ごたえがあった。

ヘルマン・ニッチの作品は、「儀式」の写真など。ちょっとグロ系で私は苦手……。

山本現代(神楽坂)にて、
2月10日まで(日・月・祝及び12/23~1/9休廊)。


東 明個展「skin」

ギャラリー中央には、ブルーシートで作られた巨大な立体作品《skin》。送風機代わりの掃除機のスイッチを入れると、ムクムクと起き上がってくるのが面白い。

《sttufing series》(5点)は、パラシュート状のヌイグルミで、落下させると本来の姿になる作品。実際に投げて遊ぶことができるんだけど、屋内、しかも作品の近くでは思いっきり投げることができなくて、上手く開かなかった。

また、屋上にもブルーシートを使った作品《swell》が展示されていた。お見逃しなく!

児玉画廊|東京(神楽坂)にて、
12月24日まで(日・月休廊)。


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