現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

清澄ギャラリー

2005-11-12 | アート感想@関東
地下鉄で神保町駅から清澄白河駅に移動し、11日にオープンしたばかりの清澄ギャラリーに行ってきた。

清洲橋のたもとにある巨大倉庫(写真)の5~7階がギャラリー。セメント工場側の道路に面した、清澄公園寄りの1階にギャラリー受付があって、ここでスタッフが案内してくれる。ギャラリーへは倉庫ならではの巨大エレベータで移動(降りたあとの「閉」ボタンを忘れずに!)。

各フロアのギャラリーは以下のとおり。フロア間の移動は、窓から清澄公園を一望できる階段がオススメ。

5階
タカ・イシイギャラリー
MIYAKE FINE ART
シュウゴアーツ

6階
HIROMI YOSHII/ HIROMI YOSHII EDITION
KIDO Press
小山登美夫ギャラリー
MAGIC ROOM?
ZENSHI

7階
小山登美夫ギャラリー

今回、特に印象に残った展覧会は下記のとおり。

ギャラリーアーティストによるオープニング展@小山登美夫ギャラリー

小規模な美術館に匹敵する広さの展示スペースに、桑久保徹蜷川実花など若手作家の作品が並ぶ。なかでも、一室まるまる使用した三宅信太郎のテディベアのインスタレーションが良かった。ふわふわの絨毯が敷かれた部屋に、手足が異様に長いテディベアが大量に折り重なっているのがカワイイ。

12月3日まで(日月祝休)。

丸山直文「朝と夜の間」@シュウゴアーツ

綿布を水に浸し、アクリル絵の具を染み込ませながら描くステイニングという技法による絵画。ぼんやりした輪郭と透明感のある色彩は観ていて心地よいけど、同時に儚さも感じられる。全体的に明るい色彩だけど、暗闇を描いた部分に強い存在感があった。

12月17日まで(日月祝休)。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
kinoさんへ (pizz)
2005-11-18 23:25:29
オープニングレセプション行かれたんですね。

羨ましい……。

私は仕事で行けませんでした(涙)。



三宅さん、可愛らしい作品と、ワイルドな容貌のギャップがいいですよね。写真でしか拝見したことがないので、いつかパフォーマンスを見てみたいです。



丸山さんの技法の説明は、ギャラリーのホームページの要約なんですよ。ウケウリでごめんなさい。でも、絵から漂うあの雰囲気っていいですよね。

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Unknown (kino)
2005-11-17 21:54:22
たびたびすみません。

上記のタイトルのアドレスに展覧会の感想を書いています。良かったら見てくださいね。
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http://blogs.yahoo.co.jp/kino1210/folder/921934.html (kino)
2005-11-17 21:53:00
オープニングレセプションに行きました!すごい熱気でしたよ。

三宅さんの部屋いいですよね。レセでは三宅さんのパフォーマンスが見れて、写真も正面から撮らせてくれるし、たくさんの人に背中を触られても動じない、とても素敵な人でした。

丸山さんの個展は私の中で特に印象深いです。ステイニング、っていう技法なんですね。ホント透明感があって、画面の広がりを感じる作品でした。暗い色を使っている作品は確かにインパクトあります。
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