今年の展覧会始めは横浜美術館(写真)。
久々に行ったら、みなとみらい線の出口からまっすぐ行けるようになってた。
マルセル・デュシャンと20世紀美術 -芸術が裸になった、その後で-
この展覧会は大阪でも観たけど、良かったので再訪。事前にmifoさんの「カジカジアート」で割引情報を得ていたため、団体割引料金の1000円で入場できた。mifoさんに感謝!
連休中の午後だったけど、大阪展よりも断然空いていた。大阪ではあちこちに「便器のポスター」が貼られていたから、認知度が全然違うのかも。
会場に入ると、代表作《泉》(噴水)がお出迎え。しかも、シェリー・レヴィーンの金ピカの便器《泉(ブッダ)(デュシャンによる)》と並んでいて壮観!
横浜展では大阪展と違い、「デュシャン作品」と「デュシャンから影響を受けた作品」を混在させた構成になっている。純粋にデュシャン作品だけを観たい方には邪魔かもしれないけど、「デュシャンから影響を受けた作品」の方に興味のある私には分かりやすかった!
今回の構成では、久保田成子の《デュシャンピアナ》シリーズが特に活き活きとしていた。引用元の作品と比較しながら観るのは格別面白い!また、ハンス・ハーケの折れたシャベル《折れたR.M.…》の後ろの看板も、デュシャンの別作品の引用だったりと新たな発見もあり、大阪展とはまた違った楽しみ方ができた。
今回の展示は、観客が似た作品を評価するというチェックシート・プログラムも行われていたけど、作品ペアが16組に限定されているのがちょっと物足りなかった。もちろん、16組以外のオリジナルのペアを記入してもいいんだけど、枠をはめられているような感じ。しかも、お気に入り(笑)の吉村益信《大ガラス》も既定のペアに入ってなかったし……。でも、観客が主体的に作品に接することができるこのような試みは、是非続けて欲しいと思う。あと、出口付近にあったサポートシートの解説が充実していた。これだけでも一読の価値あり!
最後に、大阪展で買いそびれた図録(2500円)とデュシャンシール(500円)を買って帰宅。このシールは、《泉》のリチャード・マットのサインをシールにしたもので、身近なものを簡単にレディ・メイド作品にできる優れもの!
3月21日まで、木曜休館。
久々に行ったら、みなとみらい線の出口からまっすぐ行けるようになってた。
マルセル・デュシャンと20世紀美術 -芸術が裸になった、その後で-
この展覧会は大阪でも観たけど、良かったので再訪。事前にmifoさんの「カジカジアート」で割引情報を得ていたため、団体割引料金の1000円で入場できた。mifoさんに感謝!
連休中の午後だったけど、大阪展よりも断然空いていた。大阪ではあちこちに「便器のポスター」が貼られていたから、認知度が全然違うのかも。
会場に入ると、代表作《泉》(噴水)がお出迎え。しかも、シェリー・レヴィーンの金ピカの便器《泉(ブッダ)(デュシャンによる)》と並んでいて壮観!
横浜展では大阪展と違い、「デュシャン作品」と「デュシャンから影響を受けた作品」を混在させた構成になっている。純粋にデュシャン作品だけを観たい方には邪魔かもしれないけど、「デュシャンから影響を受けた作品」の方に興味のある私には分かりやすかった!
今回の構成では、久保田成子の《デュシャンピアナ》シリーズが特に活き活きとしていた。引用元の作品と比較しながら観るのは格別面白い!また、ハンス・ハーケの折れたシャベル《折れたR.M.…》の後ろの看板も、デュシャンの別作品の引用だったりと新たな発見もあり、大阪展とはまた違った楽しみ方ができた。
今回の展示は、観客が似た作品を評価するというチェックシート・プログラムも行われていたけど、作品ペアが16組に限定されているのがちょっと物足りなかった。もちろん、16組以外のオリジナルのペアを記入してもいいんだけど、枠をはめられているような感じ。しかも、お気に入り(笑)の吉村益信《大ガラス》も既定のペアに入ってなかったし……。でも、観客が主体的に作品に接することができるこのような試みは、是非続けて欲しいと思う。あと、出口付近にあったサポートシートの解説が充実していた。これだけでも一読の価値あり!
最後に、大阪展で買いそびれた図録(2500円)とデュシャンシール(500円)を買って帰宅。このシールは、《泉》のリチャード・マットのサインをシールにしたもので、身近なものを簡単にレディ・メイド作品にできる優れもの!
3月21日まで、木曜休館。