
週末に働いた関係で、今日はお休み。
「まるびぃ」に日帰りで行こうかと思ったけど、微妙に寝坊して断念。
今年のうちに行きたいなあ。
まず渋谷にて、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中のベラルド・コレクション「流行するポップ・アート」展。このギャラリーは、東急百貨店(写真)内に入っていて、平日昼間でも混雑していることが多いけど、今回は空いていた。観客は若い人がほとんど。
最も印象に残ったのは、チラシにも使われているウォーホル≪ジュディ・ガーランド≫。『オズの魔法使い』で一世を風靡した大女優のシルクスクリーンに着色した作品で、唇の鮮やかな赤色に目が釘付け!ほかにも、ジェームズ・ローゼンクイスト≪F-111≫や、ジェフ・クーンズ≪プードル≫&≪ボブ・テイル≫が私のお気に入り。
あと、強烈だったのは、ジョン・デ・アンドレア≪アーデン・アンダーソンとノーマ・マーフィ≫。リアルな裸の男女が抱き合う立体作品で、ほとんどの観客は足早に通り過ぎていった(苦笑)けど、よく観ると美しいような。
12月26日まで、会期中無休、金・土は21時まで。
その後、大丸ミュージアム梅田、群馬県立近代美術館、高知県立美術館、広島市現代美術館、北海道立近代美術館、名古屋市美術館に巡回。
中目黒に移動して、ミヅマアートギャラリーにて開催中の山口晃展「売らん哉」。
山口晃といえば、日本橋三越100周年ポスターを手がけたり、作品集を東京大学出版会から出したりと、飛ぶ鳥を落とす勢い。今回の出展作品も当然完売。さすが。
作品は、油彩とドローイングが数点ずつ。特別気に入った作品は、油彩の≪歌謡ショウ圖≫と≪胎内めぐり圖≫。
≪歌謡ショウ圖≫は、オペラハウス風劇場での歌謡ショウを描いたもの。右半分だけ描かれていて、左半分は鏡で映してあった。面白いなあと思っていたら、「(描いている)途中です。」と作家のお詫びが貼ってあった。ステージ上も華やかだが、オーケストラに和洋の楽器が混在しているのも面白い。また、観客一人一人もバリエーション豊富で観ていて飽きない。
≪胎内めぐり圖≫は、京都清水寺の胎内めぐりを描いたもの。地上部は実物に沿っていたが、地下の胎内めぐりがかなりの誇張。とにかく広いうえに、心の臓とか胃腸や膵臓が祀ってある。本当にこんな胎内めぐりがあったら、是非体験してみたい!
ドローイングも、作家のコメントが付いていて面白かった。でも、残念だったのは、そのうち1点が盗難にあっていたこと。作家のコメントからも無念な思いが伝わってくる。
1月15日まで、日・月・祝及び12月26日~1月6日休廊。
「まるびぃ」に日帰りで行こうかと思ったけど、微妙に寝坊して断念。
今年のうちに行きたいなあ。
まず渋谷にて、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中のベラルド・コレクション「流行するポップ・アート」展。このギャラリーは、東急百貨店(写真)内に入っていて、平日昼間でも混雑していることが多いけど、今回は空いていた。観客は若い人がほとんど。
最も印象に残ったのは、チラシにも使われているウォーホル≪ジュディ・ガーランド≫。『オズの魔法使い』で一世を風靡した大女優のシルクスクリーンに着色した作品で、唇の鮮やかな赤色に目が釘付け!ほかにも、ジェームズ・ローゼンクイスト≪F-111≫や、ジェフ・クーンズ≪プードル≫&≪ボブ・テイル≫が私のお気に入り。
あと、強烈だったのは、ジョン・デ・アンドレア≪アーデン・アンダーソンとノーマ・マーフィ≫。リアルな裸の男女が抱き合う立体作品で、ほとんどの観客は足早に通り過ぎていった(苦笑)けど、よく観ると美しいような。
12月26日まで、会期中無休、金・土は21時まで。
その後、大丸ミュージアム梅田、群馬県立近代美術館、高知県立美術館、広島市現代美術館、北海道立近代美術館、名古屋市美術館に巡回。
中目黒に移動して、ミヅマアートギャラリーにて開催中の山口晃展「売らん哉」。
山口晃といえば、日本橋三越100周年ポスターを手がけたり、作品集を東京大学出版会から出したりと、飛ぶ鳥を落とす勢い。今回の出展作品も当然完売。さすが。
作品は、油彩とドローイングが数点ずつ。特別気に入った作品は、油彩の≪歌謡ショウ圖≫と≪胎内めぐり圖≫。
≪歌謡ショウ圖≫は、オペラハウス風劇場での歌謡ショウを描いたもの。右半分だけ描かれていて、左半分は鏡で映してあった。面白いなあと思っていたら、「(描いている)途中です。」と作家のお詫びが貼ってあった。ステージ上も華やかだが、オーケストラに和洋の楽器が混在しているのも面白い。また、観客一人一人もバリエーション豊富で観ていて飽きない。
≪胎内めぐり圖≫は、京都清水寺の胎内めぐりを描いたもの。地上部は実物に沿っていたが、地下の胎内めぐりがかなりの誇張。とにかく広いうえに、心の臓とか胃腸や膵臓が祀ってある。本当にこんな胎内めぐりがあったら、是非体験してみたい!
ドローイングも、作家のコメントが付いていて面白かった。でも、残念だったのは、そのうち1点が盗難にあっていたこと。作家のコメントからも無念な思いが伝わってくる。
1月15日まで、日・月・祝及び12月26日~1月6日休廊。
山口さんの作品盗難にあったんですか!?
それは「売らん哉」の会期中にということでしょうか・・・。
近いうちに行くつもりなので自分の目で確かめてこようと思っていますが、腐った輩もいるものですね・・・。
留め具だけ残っていたので、たぶん会期中だと思います。
本当に残念です。