現代アート道楽の日々。

首都圏の展覧会の感想など。しばしば遠征。【不定期更新】

リアクティヴィティ~反応=再生する可能性

2004-09-30 | アート感想@関東
今日の展覧会巡りは、初台にあるNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]の『リアクティヴィティ~反応=再生する可能性』。同じ建物にある東京オペラシティ アートギャラリーの『ヴォルフガング・ティルマンス展|Freischwimmer』とあわせて観ようと思っていたけど、会期が2日しか重ならないことに気づき予定変更。

面白かったのは、portable[k]ommunityの『s3ga mark III』。これは3Dマウスを空中で動かしたり、クリックしたりすると、映像と音がそれに反応するというもの。映像も音もハデハデで、しばし熱中して踊りまくって(笑)しまった。ただ、光過敏症の人はやめたほうがいいかも。

また、アミット・ピタルの『ソニック・ワイヤー・スカルプター』も面白かった。タブレットで3Dの線画を描くと、線の位置に対応した音程が出るという作品。これは絵を描くのが好きな人も、楽器が好きな人も楽しめると思う。作家が作ったサンプルも観る(聴く?)ことができるが、これが実に良くできていた。さすが!

会場の風景は、こちらから見ることができる。ちなみにこれも作品。会期は10月17日まで。